The locus of the moon

The locus of the moon

詩 「月夜の散歩」



月が綺麗な夜私は決まって散歩する
近くの自動販売機まで行く短い散歩

夜の町はしんとしていて近所の犬も夢の中のようだ
私はそんな静かな中散歩をする
お供に連れ出された私の犬は元気に前を歩いて行く

新聞屋さんの前
決まって私の犬は配達前の新聞屋さんを嬉しそうに見ている
なんだか微笑ましく思い私は犬と一緒にその様子を見る。
そして新聞屋さんの前の自動販売機で温かいコーヒーを買う

ガコン

出てくる音で驚く犬に私が微笑む
いつも歩いている道なのに何だか不思議
童話にでも出てきそうな感じ

私と犬は月を見ながらゆっくりと家に帰る
大事な人の待つ温かい家へと


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