痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2003年12月06日
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朝、いつも永田町から有楽町線に乗る

ここのところ一組の母娘と一緒になる
昨日も一緒だった

ホームで待ってる場所も同じ
降りる駅も同じ
駅から会社までの途中にある幼稚園に娘は通ってるみたい
(随分遠くの幼稚園に通ってるのね)
多分お母さんの職場の近くの幼稚園にしたんだろうう

母娘はいっつも隣り合って座り


子供は最初は大人しく座ってるけど
だんだん飽きてきてお母さんにおしゃべりしだし
そのうちにお母さんの膝で膝枕をしてもらって眠りだす
(うちの娘もあんなときがあったな、、)
今では考えられない話
モノを買って欲しいときだけは甘えてくるけど、、


この少女はとっても瞳が綺麗
その綺麗な瞳でいつもきょろきょろしてる

(誰かに似てるな、、、)


思い出した

数年前の正月、山から家に帰ってきたらFAXが来ていた


暮れも押し詰まって入院し、正月二日に亡くなったらしい
劇症肝炎
(そんなにあっけなく逝ってしまうものなのか、、、)

正月にクリスチャンだった彼の葬式が教会で行われた

式の後の会食で奥さんと話をしていた

「おかあさん、いい子にしてたから、何か買ってくれる?」

いたたまれなかった

泣きはらして目を真っ赤にしたお母さんが
「いいわよ、、」
やさしく微笑み返した

そのときの少女の無邪気な笑顔に似ているような気がする

車内のお母さんは左手の薬指に指輪をしてたんで
同じ状況ではないと思うけど
無邪気な娘の笑顔ってなんかこたえる

もう、うちの娘は無邪気じゃなくなったけど、、、

今日はなんかコンタクトの調子が悪いかな、、、





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最終更新日  2004年01月06日 10時12分21秒
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