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スペイン映画といえば ペドロ・アルモドヴァル監督作品
や「 オープン・ユア・アイズ
」(トム・クルーズのバニラスカイのリメイク元作品)を連想するが、今作品はそれらとは違い叙情性や哀愁に満ちた映画である。
1936年、スペイン内戦前夜の田舎の村を舞台に主人公の少年モンチョと大好きな老教師グレゴリオ先生の心の交流を主軸に描かれたヒューマンドラマである。
この映画を観て感じたのはノスタルジィ。好きな子のリコーダーをこっそり舐めちゃった的懐かしさが随所に思い起こされる。国は違えど幼少期の感傷は共通ということであろうか。
あらすじについてはネタばれ防止のため今回も多くは触れないが、私は一度見た際にモンチョの最後に取った行動(心情)が理解できなかった。が、DVDの特典映像のメイキングを観て理解したうえでもう一度観てみて涙が出た。
ちなみにモンチョの顔が誰かに似てるな~っと思っていたら ウィリアム・H・メイシー
にクリソツ!!おっさんになったらあの顔になるであろうことは容易に想像できる。
というわけでウィリアム・H・メイシー好きとヨーロッパの田舎の風景が好きな方には特にオススメである。
メイキングを観ないと時代背景等やや難解かと思われる。DVDで観られることを前提で70点。
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