つきさのブログ

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我が家の生き物たち

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2017.02.16

　　昨日まで　進化と便利さを並べ立ててきたが　ふと　こんなことを思い出した。

　子供さんは車で５分ほどの近くに住んで見えるが　ながねん住み慣れた自分の家に一人だけになられたAさん。　体調も思わしくない・・・ということで　施設へ入居されたのが　昨年のことであった。　

　近くであっても　自分のうちは離れたくないという気持ちが強く　子供さんとの同居を断って　施設への入居を決められた。

　その子供さんと　いろいろ話していたら　こんなことを話してくれた。
　「仕事に行く前　そして昼のご飯時　夕方家に帰る前　少なくとも３回は必ず家に立ち寄って　世話をしてきたが　四六時中ついているわけにいかんし、夜なんかは特に心配だったので　家の中に監視カメラを取り付けて　携帯さえ覗けば　どうしているかわかったので　本当に体が休まるようになった。
　初めの頃は　体重が１５〜６キログラム痩せたよ！　と。

　子供にとっては　安心できることやから　つきささんも是非つけた方がいいと思うよ・・・　子供さんのために・・・」

　自分の仕事を持ち　外で働く子供さんにとっては　本当に大きな重荷であったことは　見ていてもよくわかった。

　でも　しかし・・・である。　今現在　監視カメラを取り付け　２４時間　どこで覗かれるか分からないという状態になったら　なんか不思議な気持ちになり　「下手な生活ができなくなり」と思う一方　「そうやなぁ　今にそれが必要になるだろうが　まだ１〜２年は大丈夫な気もするが・・・」と　複雑な気持ちになったことを思い出した。

　便利な機械が　どんどん進化していくことは　嬉しいことだが　
複雑な気持ちを持たなくてもいい機械が発明されることを願いたい。

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