Akky my love

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椎間板ヘルニア治療



大学生の時、椎間板ヘルニアになった。

原因は複合的なもの。
直前に重いものを持って腰を痛めた。
自宅の階段で転んだ。
前年にムチウチになった。

多分、腰や首の神経を少しずつじわりじわりと痛めていたのだと思う。

主治医と相談し、将来出産する可能性を考えたら
体にメスを入れずに 薬と注射で治療することに。

以来、毎年のように腰痛に悩まされ、
そのたびに「神経ブロック注射」と薬で治療。
腰から足にかけて7本注射。

(あきあきの 椎間板ヘルニア 部位)
L5 腰椎5番目
S1 仙骨1番目

あきあきの場合、正確には腰間板ヘルニア。
そしてそれに伴う坐骨神経痛。

★2002年3月 結婚:あきあき25歳

結婚式の2週間前も腰痛で神経ブロック注射。
薬服用。

〈その頃処方されていた薬〉
ジヒテルゴット …交感神経α受容体部分的作動薬
ブルフェン   …鎮痛消炎
テルネリン   …筋弛緩剤
ガナトン    …ドパミンD2受容体拮抗薬
デパス     …自律神経反射をおさえる薬

★2002年10月 妊娠前最後のヘルニア:あきあき26歳

妊娠の可能性は?と聞かれ。
「ないとは言い切れない」と返事。
「ならば注射はうてない」と主治医。

〔主治医からの説明〕
今服用している薬は胎児に影響が出る。
妊娠発覚後に薬服用を止めても遅い。
薬を服用してから受精まで2週間のブランク必要。

神経ブロック注射は打たず。

(この時処方された薬)
ジヒテルゴット
ロキソニン   
テルネリン
モーラステープ…経皮吸収型消炎鎮痛剤

しかし、この後、モーラステープ(湿布)以外は
自宅に保管してあった薬、全部破棄!
腰痛の痛みは苦しいものだ。
今まで薬はお守りみたいなものだった。

でも。
いつか生まれてくる赤ちゃんに影響があるなら
痛みに我慢する!と誓った。

それから よく「出産したらケロリと治ったりするよ」と言われる。
真偽のほどは不確かだけど、それに賭けてみてもいいかな?と思っていた。

それにしても、薬が胎児に影響があるとは意識せずに
結婚してからも薬を飲んでいた日々。
今思うと、あの時、妊娠前の秋にヘルニアになって
主治医と相談できたことは良かったと思う。

薬を飲まなくなってからは
腰痛は本当に辛かった。

仕事で外回り中に立っているのも辛くなり
薬局にかけこんだこともあった。
「モーラステープ下さい」冷や汗かきながら。

モーラステープは病院で処方されないと
一般販売は出来ないと言われた。

汗を流しながら、気合で仕事していた。

坐骨神経痛というのは 不思議なもので、
その名も神経痛だから
限界までは 気合が神経に働くのか
足も動く。
ふと気をぬいて 座り込むことはあっても
「気合だ~」(2004年の流行語ですね!)
なんとかなる。でも だからこそ怖い。
悪化してからだと歩けなくなって入院になる。

最初に入院した時、私は主治医に
「どうしたら治りますか?
 私にはやりたいことがある。寝ていられない。
 早く手術して!」と言った。
悔しくて泣きながら訴えた。

その時 主治医が言ってくれた言葉は…
「治らないよ。というか、治そうと思ってはダメ。
辛くなるから。腰痛とつきあうことを学ぼう。
君は、人生の“攻め”でなく“守り”を覚える時が来たんだよ。」

最初は「何それ~?」と思ったけど、
入院して、毎日主治医とそんな話をしていて
“守り”に入る、勇気と
“守り”という強さを ちょこっと 学べた。

それから 私は この言葉を胸に腰痛とつきあっている。

で、出産して ヘルニアがケロリと治ったかどうか?

それは また さきの話です!





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