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始まりは偏頭痛だった

-始まりは強烈な偏頭痛でした-

キョーレツな偏頭痛がある日突然私を襲いました。
2003年6月10日のことです。
熱はなく、食欲はまぁ普通でしたが、右目が開けてられないほど痛い。

仕事がものすごい忙しい週だったので、ものすごく辛かったけれど、休まず仕事をこなしていました。

強度の肩こり症ではありましたが、頭痛持ちではなかったのです。
未経験の痛さでした。
前日、だーりんによく揉んで貰っても全然改善されず、のた打ち回りたい痛さでした。

薬飲めば?と皆に言われましたが、私はどーしても結婚してから軽々しく薬を飲めないでいました。
1999年8月に流産してから一向に妊娠せず、不妊治療をしていた私は、とにかくいつ妊娠しても良い様に薬には気をつけていました。

そうこうしているうちに、日増しに頭痛が酷くなっていきました。
断続的だったのが、常時接続って感じになってきたのです。

もう耐えられない痛さの域に入っていたので、病院に行ってCTを撮りました。
けれど検査結果は異常なし。

父親に別の大きな病院でMRIも撮れと言われ、別の病院にも行きました。

「昨日CTを別の病院で撮って異常なかったのだが、念のためMRIを撮ってもらえと家族に言われたため、参りました」
と症状の説明と共に経緯を先生に伝えた。

すると、診察の結果、CTに異常がなければ、MRIを撮る必要はないとのこと。
鎮痛剤が全く効かないのは、心因性の強いストレスによる極度の筋肉の緊張から来る症状だからだそうだ。

「あなたの場合は、鎮痛剤ではなく精神安定剤ですね。 歯を食いしばって生きているとこういうことが起こるんですよ。 体以上に心をケアしないとね。」

と言われた。
驚いた。

そうなの?そういうことなの?

何でもないのに、急に悲しくなって涙がぼろぼろこぼれることがここ数日、一日の間に何度もある。
そういうことなのかな?

何かを考えることもめんどくさい。
人の声がわずらわしい。
音も全ての物事がわずらわしい。

この頃鏡を見ると、化粧の上からもはっきりと目の下が真っ黒な女が映っていた。



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