つむぎるうむ

つむぎるうむ

綿入れ2006



和裁教室で綿入れが行われました。


まずは、縫ってある本体を裏返しにして、裏身頃を上にして綺麗に整えておきます。脇できちんと折って、前身頃側は中にしまって置きます。

その上に綿を広げて置きます。上の部分は、袖丈分 余計に置きます。1枚づつ2枚置きます。

綿入れ02綿入れ03



綿入れ04


裾の綿は、裾から3寸程度に長さを整え、裾よりやや長い程度で折り返し、輪にして整えます。横の綿を、袖付けに向かってちぎり、脇の中(裏身頃と表身頃の間)に入れ、袖の綿は袖の中(裏袖と表袖の間)に入れて整えます。袖口の綿と入れた綿とを上手になじませます。(袖口の綿を2枚に分け、間に挟みこむように)

上の方の綿は、衿肩開きのところを三角に、その上を真っ直ぐのY字に切ります。

綿入れ09綿入れ10


肩山より上の綿も裏身頃と表身頃の間に入れます。

綿入れ11

その後、化繊の風呂敷を全体にかけ、肩山の方を手前にひざに載せ、表身頃と綿の間に手をいれ、そこから裾の方をつかみ、一気にひっくり返すと後身頃側の綿が中に入り、表身頃側が現れます。

脇縫いのところを整えて綿が動かないように白毛で綴じを入れます。

前身頃にも綿を整えて入れます。袖は手前の綿を袖ぎりぎりでちぎり、下から出ている綿をかぶせます。前身頃は、脇の綿にうまく足すように綿を置きます。全体に、厚みが均一になるように整えます。

その後、化繊の風呂敷を置き、袖口側からグルグルときつめに背縫いに向かって巻いていき、衿が出てきたらそこから返すようにすると、うまく綿が中に入り込みます。


綿入れ06綿入れ07


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