競馬・韓国ドラマの好きなサラリーマン太郎のブログ

◎　ブエナビスタ （6枠11番　安藤騎手）1番人気　１．７倍

ふだんはオットリとしたタイプだが、レースが近付くと、目つきがキリキリと尖ってくる。追い切りを重ねるごとに、桜花賞やオークス優勝時の雰囲気に近付いてきた。走破タイム自体は特筆すべきものではないにしろ、キャリア６戦のすべてで、メンバー中最速の上がり３ハロンタイムを駆使。桜花賞の上がり３ハロンは33秒３（推定）。オークスでは、とても届かないと思われた位置から、同33秒６（推定）の末脚を発揮してごぼう抜きを演じた、"女版ディープインパクト"にも例えられる瞬発力の持ち主だ。

二冠馬ブエナビスタ （牝３・松田博資）が、今秋フランスで行われる凱旋門賞（国際G1）遠征を目標に、札幌記念から始動する。前走のオークス制覇後は、北海道の牧場にて調整。８月２日に札幌競馬場に入厩したときの計量では、馬体重は前走時よりも30キロ近く増え、ひと回り成長した姿を披露。調教を重ねるごとに、持ち前の闘争心も前面に現れ始めた。強豪牡馬を相手のGII だけに、楽な競馬とはいかないだろうが、 52キロの斤量 で出走できるのは有利と言える。日本馬の悲願でもある凱旋門賞制覇に向け、好結果を残して、フランスへと旅立ちたい。

▲　マツリダゴッホ（7枠14番　横山騎手） ２番人気　７．７倍

GI の 有馬記念勝ちを 筆頭に、GII を４勝。実績面においては、古馬では群を抜く存在。札幌コースも、レコード決着となった昨年の札幌記念２着をはじめ、〔２・１・０・２〕と相性はいい。休養明けも〔３・２・０・２〕という実績を残しているが、夏場は馬体がガレ気味で、本調子とはいかないときもある。金鯱賞を回避、放牧明けの一戦となるだけに、当日のパドックで馬体重と気配に注目したい。

△　サクラオリオン（2枠 4番　秋山騎手）６番人気　２１．１倍

札幌コースは〔２・１・１・０〕というコース巧者。中団の内でピタリと折り合い、馬群を割って一気に伸びてきた前走の函館記念のレース振りに、札幌の洋芝への適性がうかがえる。負担重量がハンデキャップから定量に替わり、１キロ増の57キロの斤量克服がカギになるが、 札幌・芝2000ｍは２戦２勝 と得意の舞台だけに、このメンバーに入っても、好勝負の期待十分。

〇　ミヤビランベリ （7枠13番　福永騎手）　４番人気　９.９倍

昨年の七夕賞を勝った頃は、ハンデキャップ競走向きの気のいい逃げ馬という印象が強かったが、天皇賞（春）組も多数参戦した前々走の目黒記念では、２着馬を０秒８差ちぎる圧勝。前走の七夕賞は、57キロの斤量を背負い、自ら勝ちに打って出て後続を振り切り重賞連勝。６歳夏を迎え、本格化著しい、 最も勢いを感じさせる馬だ。 パワーを要する芝に良績を残してきた馬だけに、札幌の洋芝も苦にしないだろう。

ヤマニンキングリー （2枠　3番　柴山騎手）　５番人気　１８．４倍

１分58秒５のレースレコードの高速決着となった年明けの中山金杯で、クビ差の２着に好走。続く小倉大賞典と中京記念でも、コースや馬場を問うことなく、僅差の２着。しかも前２戦はともに57キロのハンデを背負ってのもの。デビュー時は450キロ台だった馬体が、前走の中京記念では492キロと、馬体重の推移からも本格化がうかがい知れる。

シェーンヴァルト （1枠　1番　池添騎手）３番人気　９．１倍

本年の皐月賞は、歴代でも３本の指に入るハイレベルの高速決着。４着に敗れはしたが、団子状態で各馬が入り乱れる４コーナー手前で、果敢に上位をうかがい、見せ場を作っての４着。日本ダービーでも、一転して不良馬場のなか懸命に６着へと押し上げてきた実力の持ち主。マイルをベースに、馬場やコースを問わず、活躍が望める素質馬のように思われる。ただ牧場で乗り込んできたとはいえ、攻め馬の本数が若干足りないだけに、最終追い切りの動きは要チェック

最後に1頭　前年の覇者

△　タスカータソルテ（5枠9番　岩田騎手）７番人気　２４．８倍

オッズを見てから、▲、△　の馬を決めたい。！