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過去10年のデータ分析／天皇賞・秋

【UMAJIN】メールマガジン 10/24号の記事より抜粋

３連続Ｇ１勝利に向けて

○人気と配当

馬連が3ケタで決まったのは過去10年で08年の1回だけ。名立たる強豪が集う伝

統の天皇賞だけに、一筋縄では収まらない。ただ、万馬券も2回しか出ておらず、

ともに1万円台の配当。極端な人気薄が突っ込んで大荒れになる可能性も高く

ない。1番人気の成績を見てみると【5.2.1.2】。およそ上位に食い込んでおり、

ヒモに低人気の馬が来る傾向が強い。

○ステップ-1

毎日王冠組が圧倒的多数を占めていると言っていい。【3.2.3.52】と出走頭数

の多さを考えると必ずしも好成績とは言い難いが、過去5年連続で連対馬を輩

出している点は要チェックだ。その他で注目すべきは9月～10月に1走もしない

で挑んできた組。連対馬20頭中8頭がこれに該当し、うち6頭は前走がGIだった。

久々は減点材料とはならず、仕上がり次第では積極的に狙うべき。

○ステップ-2

上半期の総決算である宝塚記念。芝2200mという距離で行われるため連動性も

高く、同じ年の宝塚記念2着馬は【2.2.0.4】と50%の連対率を誇る。生きのい

い3歳が混じってくる秋の古馬戦線でも、春の実績馬は侮れない。ただし、こ

れが勝ち馬となると5頭出走して3、14、5、6、6着と、01年メイショウドトウ

の3着が最高と心配なデータ。一方、近年好調なのは札幌記念勝ち馬。過去6年

で天皇賞に直行してきた馬は4頭中3頭が馬券対象。新しいステップとして頭に

入れておきたい。

○これが危険

06年スウィフトカレントの大駆けこそあったが、不振を極めているのがオール

カマーからの直行組。【0.1.0.19】で、特に3着以内に入った15頭は全滅。巷

にも浸透しているようで本番でもさほど人気を集めないが、09、10年シンゲン

はそれぞれ2番人気、3番人気。しかし、ジンクスには勝てなかった。オールカ

マー圧勝と文句なしの滑り出しを切った アーネストリー も、危険だろう。

◎データから導き出す推奨馬

ダークシャドウ、トーセンジョーダン、ブエナビスタ、ペルーサ

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