
野分過ぐ
雨雲が張りでしていたので、早めに散歩をした。野川の水はすっかり引いていていつもの平穏さを取り戻していた。小鷺が浅瀬に立ち、鶺鴒が忙しなく尾っぽで石を叩いていた。サイクリング道路には雀が昨日吹き飛ばされてきた草の穂を啄んでいた。数えてざっと50羽。小鷺も鶺鴒も雀も昨日の台風の時をどこで避難していたのであろうか。それぞれ生きる知恵を持っているのは目出度いことである。午後三時過ぎというのに辺りは暗く、小鷺は昨日の疲れを癒しているのか塒としている木に止まっていた。
野分過ぐ小鷺は疲れ癒しをり
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俳句・秋・天文、台風過ぐ、野川
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