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いくつになってもテレビっ子
パーラ
著者名:ラルフ・イーザウ
出版社:あすなろ書房
感想:
ネシャン・サーガのラルフ・イーザウ作品。雰囲気が「モモ」に似ているのは、とられている題材が「ことば」の喪失、という同じ文明批判になっているからかも。時間銀行ならぬことばの保管所が出てくるしね。もっとも、主人公が女の子で自由度が高いというのも似ているかな。なぜか作中でいきなり孤児だということが判明するし。まあ同じドイツ文学だしなあ。
ネシャンの時にはこのさきどうなるかという謎解きの冒険っていうイメージが気持ちよかったのだが、パーラはいささか居心地が悪い。なにしろ私はテレビっ子だ。いうところのパッパラ・オウムの奴隷同然(笑)。もろ批判の対象そのままである。文学の中では詩が苦手だし。
詩の連鎖など、仕掛けはおもしろいと思うが、あまりにも意味深すぎて深読みする気力が起こらない。でもおもしろいんだよ、そこがことばの魅力だね。
パーラの誕生詩、実の両親の謎、シレンチアという町の由来、「コトバガリ」がどうやら悪役らしい「ジット」を嫌っていること、未だに姿を現さないジットの正体、魔法のかかった城、ガスパーレの今後、などなど楽しみはまだたくさんあり、下巻で本当に終わるのか心配。これ、まさか何部作とかいうものなの?
さても、本の腰巻きで(帯ですかね)訳者のあとがきをのせちゃってますがいいのかな?上巻にはまだあとがきは載らないんだけど。
読んでいて気持ちいいかどうかはともかく、あっさりとシレンチアにトリップできる。これは読むのにはとても楽。ことばを失い、あるいは人の手に渡してしまった人たちが次々と動物の姿に見える、というのはかなり直接的な人の退化を表すと思うんだが、イメージとしてはけっこう怖いぞ。
やや衝動買いに近かったけど成功かな?
で、その1週間後に下巻を買って読みました。
うーん、印象は「陰陽師」ですね。
ことばが形になり、想像力が場を作り、謎を解くという形は、夢枕獏さんの「陰陽師」言うところの「呪」に近い。「呪」は「祝」でもあり、名付けることはそれも「呪」のひとつである、ってあれ。
いろいろな障害を乗り越えてジットもとにたどり着き、ことばのゲームで決闘をし、スター・ウォーズじゃないけど「私はおまえのおじいさん(?)だ」てことがわかり、本当の父と母のいきさつが分かり、「ソネットの花束」が完成して「究極のソネット」ができあがる(さすがにこの辺は予想がついた)。
シレンチアに「沈黙」の名が付けられたのもそもそも詩人の虚栄心によるものだったり、ガスパーレのことばの喪失が「究極のソネット」の詠唱によっておわったり、結局のところ一族の話で終わっちゃいそうなんだけど、まあこれはこれでよしと。さすがに「はてしない物語」のような重みはなかったな。まだ「ネシャン」の方が重い。でもおもしろかったけどね。
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