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190115 牛久大仏
牛久駅に10時すぎに到着。大仏直行バスもあるのですが、11時30分まで来ないので、途中の「鹿ヶ作」行きのバスに乗りました。
お客さんは我々含めてたったの3人でした。大丈夫なんでしょうか。
終点の1つ手前のバス停「団地中央」で下車しました。ここまで、運賃は330円です。
それにしても、どこが団地なんでしょうか?。想像と全く違います。
バス停で「華麗なるパン」を食べて腹ごなしをしました。
大仏までは2キロくらいの距離なので、歩きます。巡礼ですからね(^_^.)。
他の人のブログなどを見ても、だいたい大仏さんを面白おかしく写真に撮ったりするのがほとんどです。なので、逆にまじめに参拝してみようじゃないかなんてこの時は思っていました。
ところが、ほんの5、6分歩いたところで、ウラルさんの一言、
「やばいなあ、見えちゃいそうだよ」
言うや否や↓↓
見えちゃった。
頭がちらっとですが・・・。
「ぬっ」と現れました。
先ほど考えていた、
「他の人のブログなどを見ても、だいたい大仏さんを面白おかしく写真に撮ったりするのがほとんどです。なので、逆にまじめに参拝してみようじゃないか」
という考えは全くなくなりました(^_^.)。
うれしくなって2人とも写真を撮りまくりです。
この辺りは畑やたんぼが多いので、かなりよく見えます。しかも、歩きなので好きなだけ見ることが出きます。
ちゃんと参道もあります(ウソ)。
見えるといっても、大仏さんは、まだまだここから2キロ近く遠くにいます。ちょっとした林とかが茂っていると、お隠になってしまいます。
なので、再び登場した時にゃ、テンション上がって大騒ぎです(^_^.)。
↓↓
鬼瓦風の大仏様。
結局、こんな写真を撮り出してしまいました。大仏さんごめんなさい。
川を越えてゆくと・・・。
ざわわチックなところに出ました。ここは道なのでしょうか?。
こんな道です。プチ山道です。舗装されていません(^_^.)。
そんな道を5分ほど歩くと、再び↓↓
でで~ん(失礼)。
うれしくなって写真撮りまくりです(^_^.)。
途中の鹿嶋神社に隠れていた大仏様でしたが、
神社を過ぎると再び登場です↑。
ついに全貌が現れました~。テンション↑↑。
ただし、これだけ大きく見えても、まだまだ到着しないのであった。それだけでかいのです。
せて、全貌を現したところで、牛久浄苑に到着です。広大な公園墓地です。
ダム?。
いや、古墳でしょうか?。
天皇陵ではないですよね。
説明板に写る大仏様です(^_^.)。
正解は親鸞聖人をはじめ東本願寺御歴代住職の御真骨が奉安された本廟です。
大仏の境内?に入るためにさらに歩きます。
真正面にきましたが入れません。普通まっすぐに参道作りますが・・・。ここからは入れません。
やっとこ入り口に到着しました。
団地中央バス停から1時間歩きました。でも、すごく楽しかったです。道もわかりにくくお勧めはしませんが(^_^.)。
バスでここまで直行すると660円、団地中央で降りて歩くと330円。結果、330円安く来れました(^_^.)。
ちなみに拝観料は、冬が700円、それ以外が800円です。
仲見世なめ。
こんなところで、車上荒らしとは・・・。大仏様は見ていますよ~。
境内はこんなんなってます。
ちらっ。
10分の1スケールの頭が別にあります。
定番の顔ハメ牛久大仏です。
顔の穴の向こうに本物がチラリと。
門をくぐり、振り返ると、釈迦二尊とともに大仏さんも写っていました。
本当にデカイですね。これ以外の言葉がありません。世界一です。青銅で出来ています。
大仏の胸部に当たる地上85mまでは、エレベーターで上がることができます。ちょうど縦に3本線がありますが、そこから外が見られます。
周りには大きな花壇がありますが、この季節花はありません。そのため拝観料100円安いんでしょうね。
池もあって沢山の鯉がいました(かなり生臭いにおいがしました)。
高さは120m、足から頭までが100mあります。
「ここから見上げると大迫力です↑」などという看板が・・・。大迫力を売りにしているんでしょうか?。
でも、確かに大迫力でした。
牛久大仏は胎内に入ることもできます。もちろん入ります。
入り口です。拝観券を差し出し、靴をビニール袋に入れ、胎内巡りを開始します。
部屋に通されると入り口のドアが閉まり、内部が真っ暗となります。真っ暗の中、ありがたい説教が流れます。お説教が終わると反対側のドアが開きます。
その先はなんだか宇宙空間でした。どびっくり。
お盆の時期の「万燈会」で使われた灯籠が展示してあります。2階までは階段を登ります。
ここから一気に最上階までエレベーターで登ります。
ここが、最上階です。大仏様の胸の部分です。仏舎利が安置されています。ほとんど人はいませんでした。
大仏様の胸のところに開いている3本のスキマです。ここから外が見えますが、見える窓が小さく、そんなにスゴイモノが見えるわけではありません。
さて、3階にエレベーターで降りました。そこには仏様が沢山並んでいました。
これらは永代経です。お金を払い、この仏様を買うと永代供養してくれるそうです。まだまだ沢山空きがありました。
2階に降りると、77席の写経スペースがありました。
書初め大会でもあったのでしょうか。
一石百鳥(^_^.)。
夜露死苦。
セレブ婚
スリランカ。
こんなのも貼ってくれるなんて、大仏様も心が広いですね(^_^.)。
出口には傘が・・・。急に雨が降ってきたら貸してくれるのでしょうか?。2人で1本ですが・・・。
胎内は、地味すぎであまり面白くはありませんでした。ただ、ちょっとした疑惑が・・・。その妄想は後ほど。
大仏を出るとその正面に、ふれあい動物公園があります。猿回しをしていました。なんだか「トリック」ぽかったです。
ぱちぱちぱち。
ウサギやリスなどが放し飼いされています。
寒くて丸くなるウサギ。とってもかわゆい。
ひなたぼっこをするリス。こちらもかわゆい。
ヤギ。
ブタ。
動物はとってもかわゆかったです。でも、なんだかとっても昭和っぽく、ひなびた潰れる寸前の遊園地みたいでした。
境内にあるお食事やさんののれんごしの大仏様。
私たちが食事するのを見守ってくださいます。
梅の木ごしです。
大仏の下でお花畑を手入れする方々。農薬のにおいがきつかったです。
重機なめ。
琴を弾く大仏様。
攻撃を受けた!!。
改造?。
パワーアップ。
失礼しました。お顔はとても端整ですね。
バスの中からも撮ってみました。
駅までバスで660円もしました。
牛久駅から「団地中央」までバスで行き(330円コミュニティバスなら100円)、そこから1時間、大仏様を見ながら歩くといった我々の行動は意外に正解だったのではないかと思います。
牛久大仏をみたついでに、シャトーカミヤにも寄りました。
神谷傳兵衛は17歳の時に、横浜でフランス人の経営する混成酒醸造会社に雇われ、ここで様々な洋酒製造法を習得しました。
24歳の時(1880年)に、東京浅草に酒の一杯売り家「みかはや」(後の神谷バー)」を開きました。ここで、輸入ぶどう酒を再製し、日本人の舌にあう甘いぶどう酒を製造しました。「蜂印葡萄酒」などです。海外でも高い評価を受けました。
成功によって得た資金を元に、傳兵衛は念願だった葡萄酒づくりを実現させようとしました。婿養子の伝蔵を技術習得のために渡仏させ、帰国すると、傳兵衛はぶどう園の最適地を探し、選ばれたのが、茨城県稲敷郡岡田村の原野、女化野(現牛久市)でした。おなばけですよ。
女化野を開墾し、苗木6000本を移植し、「神谷葡萄園」と名づけられました。このぶどう園の成功で本格的に牛久へ進出し、明治36年(1903年)、日本で最初の本格的ワイン醸造場として神谷シャトーを作りました。
風格と歴史の重みを感じさせる煉瓦づくりのシャトーは今も健在です。
レトロな建物と庭園を眺めながら、ワインを飲んだりバーベキューをしたりできる場所になっています。しかも入場は無料です。
現在の本館です。
こちらが昔の本館です。100年前のたたずまいがそのままに残っています。
かつての醸造場は、現在は神谷傳兵衛記念館というワイン資料館になっています。
資料館への入場は無料です。やっぱり良心的です。
1階部分はワイン貯蔵庫です。
2階は資料コーナーになっています。ワインの歴史とか製造法などがわかります。
地下の貯蔵庫は真っ暗暗です。
狛犬を発見しました。
神谷傳兵衛は故郷の三河鉄道の創立に取締役として参加、社長に就任しています。この狛犬にも三河鉄道の名が刻まれていました。
狛犬がいるということは、この築山は神社か何かかと思い、登ってみました。
が、何もありませんでした。
全く予備知識なくふらりとシャトーカミヤに立ち寄った2人でしたが、こんなにも素晴らしいものが見れて感激でした。
当時の建物が残っているのが特に良いですね。そのままレストランや喫茶店、資料館になっています。デートにも最適でしょう(おそらく)。チャペルがあって結婚式も挙げられるようです。
おみやげ屋で、牛久ワインと電気ブランを購入、帰途に着きました。
おまけ、駅前の不二家です。どうなることやら。
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