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「博士の愛した数式」感想Upしました
小川洋子さん初読みでしたがとても良かったです
本屋大賞第一回大賞受賞作でもあったんですね
映画も観てみたくなりました

「現在図書館で予約中:
「i」
「秋山善吉工務店」
「鎌倉香房メモリーズ5」
「弥榮の烏」
「書店ガール6」
できるだけ本に触れて買いたいので近所の本屋を利用しますが
なかなかない場合は楽天ブックスさんに電子版も紙版もお世話になってます

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2017.03.23
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カテゴリ: 読書
図書館から「玉依姫」を借りてきたときに書架に2冊戻ってきていたのでつい
一緒に借りてきてしまった一冊(読みかけの本があるというのに)
御子柴シリーズの3作目
御子柴さん、中山作品のなかでも1,2で好きな人物かも

【内容紹介】
韓国船が沈没し、251名が亡くなった。
その事故で女性から救命胴衣を奪った日本人男性が暴行罪で裁判となったが、
刑法の「緊急避難」が適用され無罪となった。
一方、医療少年院時代の恩師・稲見が殺人容疑で逮捕されたため、

稲見は本当に殺人を犯したのか?





「贖罪の奏鳴曲」「追憶の夜奏曲」に続く第3弾
今回は恩師、稲見を助けるために挑むのですが
冒頭にあの韓国船の沈没事故を思わせる事故の記述があり、(引きあげられようとしているのでなんというタイミングかと思いました)
そこでの事件と裁判がどこで関わってくるのかとすぐに引きこまれて
先が気になりテンポよく読めました

恩師の稲見を助けるため、またしても強引な手で弁護人の座を手に入れた御子柴弁護士
だが当の稲見は殺意すら認め、厳罰を自ら望み、御子柴の意思に反する行動をする
ある意味この裁判の最大の敵は被告人であり守られるべき稲見自身であるともいえる

稲見の協力が得られないまま
なんとか無実を勝ち取ろうとあらゆる手段を駆使して見つけた事件の真相とはー


初めに全く唐突にでてくる事件がここまで関わるのかというところがすごいなと感じました
被害者が殺されるにいたった背景に
そしてそれがあったとしても殺人という犯罪にたいする刑罰を量らなければならない裁判官と裁判員
最後に贖罪とは何か・・・

たくさん考えさせらた本でした




御子柴がなんだか人間味が多くなって見えてしまって
この本から読ンだ方は御子柴弁護士が悪辣弁護士って言われてもピンとこないかもしれないですね





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最終更新日  2017.03.23 19:01:17
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