2008.05.20
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早く終わらないかなモードでした。
たまに横に目をやると、広がる山腹を見ては
(そこにはドライブすれば快適そうなコースが見える)、
こんなコースを自分たちは走っているんだと、
その壮大な景色とコースに半分うっとり、半分うんざりといったところでしょうか。

野辺山コース1

野辺山コース2

高低差をみて、そのきつさは想像してはいましたが、
足が動かないとか下りの衝撃がきついとかよりも、
僕にとっては、標高の高いところで蓄積していく疲労と、
70キロ過ぎの「馬越峠」の長い長い登りが応えました。

■前日
同行のラン友は、ライム・グリーンさん、あきやまひろみさん。
現地合流でTAKA38さん、ゐわすさん。
受付会場で合流後、清里でミニ観光にくり出しました。
これは車の運転で固まった足をほぐすということで清泉寮周辺をウォーキング。

野辺山1
清泉寮についたとたん、突然の雨でしたが、
ソフトクリームやらコーヒーで、高原の景色を満喫。

野辺山2
南アルプスから下りてくるような空気がおいしく、見渡す限りの新緑の山。
雰囲気は松田聖子の「風立ちぬ」的な澄んだ感じ。
(古いっすね。秋の歌ではあるけど、そんなイメージ)
夕食は、清里駅前にて「ほうとう」で最終カーボ。

■スタート前
3時起床。
会場到着は5O分前。駐車場はすでにいっぱいに近い状態でしたが、
TAKAさんの駆け足レーダーでなんとかいい場所を確保。
笑石人さん、クリさん、しゃおらいさん、ギータカさん、アート鈴木さんと遭遇。
のまダッシュさん、しろさん見つからず。
びっちさんから僕と同い年という同大会サブテンのアヒルさんもわからないまま。

野辺山3
初大会ということもあって、目標はおおまかにサブ11。
キロ6分前後で刻んで極端に落ちこまなければいいだろうという
ざっくりとした読みでいくことに。

■スタート~10km 1:00
野辺山4
スタート位置は、全体の半分くらいのところ(だろう)から出発。
すぐに見えてくる遠くの山肌に霧がかかっていて、
朝焼けがぼんやりと映し出され、幻想的です。
最初の5キロぐらいまでは、過去の反省か、
ゐわすさんは僕の横にぴたりとつき、ジョグ感覚で一緒に進みましたが、
林道に入った頃には、笑石人さんのあとにつくように、
ペースをあげて前にいってしまいました。

野辺山5
林道に突入。
ここで地元のウルトラの母、O沼さんを発見。怪我あけ半年ぶりの第一戦とのこと。

■10km~20km 1:09
野辺山7
ほぼ登り。
見渡せる八ヶ岳(どこの山かわからず)の姿に見とれるばかり。
トレイルといっても、土の上に石ころがあるような道なので、
ロードシューズでも問題はなさそうだけど、
マメが一番の不安要因なので、過去マメができたことのないTEVAを前半用にしていたので、
かなり快適に走れました。

■20km~30km 58:43
野辺山6
20km地点はちょうどコース最高標高地点。
スタート地点が1355mあるので、ここまでの標高差は550m。
高尾山を20kmかけて登るようなものなので、傾斜はたいしたことないけど、
空気の薄さからくる心拍の上昇は感じられます。

■30km~40km 1:03
野辺山8
35km地点(第一関門)の稲子湯エイドに到着。
おしるこがうまい。おなかが減ってくる頃なので、
欲を言えば白玉1個ではなく2個入っていてほしい。
この頃は頑張り度が少ないのか、まったく身体が温まりません。

ここからの長い下りは「頑張りすぎると、
次の山(馬越峠)で、苦労する」と聞いてたのでペースはやや抑えましたが、
どちらかというと抜き気味の展開。

■40km~50km 1:01
野辺山9
42km地点の脱ぎ捨てエイドで、シューズをライトレーサーに履き替え、
ちょうど日差しが出てきた頃で、いいタイミングでウインドジャケットもここで脱ぐことに。

手打ちそばのエイドは、良かった。あまりにおいしくて、3杯も食べてしまいました。
手際もよく「おそば屋さんなんですか?」と思わず聞いてしまうほど。

■50km~60km 1:04
北相木村のすれ違いポイントで先行していたのは、ギータカさん(いつもの調子)、
笑石人さん(この位置にいるはずはないので胃痛発生か?)、
ゐわすさん(元気のない微笑み)。
ほぼ同位置でクリさん。続いてひろみさん、TAKAさん、ライムグリーンさんとエール交換。
ゐわすさんは、その後すぐに追いつきましたが、
やけに顔色が悪くふらふら。今回は勝負でもないし心配だったのでリタイアも勧めました。
その少し後、実力からすればファンランとしか思えないM浦さんが
気づいてくれてエール交換。

野辺山10
エイドで撮影した写真の中央に、偶然クリさんが映ってました。
北丹沢での落石事件の時といい、不思議な縁。

■60km~70km 1:04
プロレスラーのマスクをかぶったランナーさんと長いこと同じ位置にいたので、
時折しゃべっていて、
「いよいよこれからが正念場ですね」と言われ、
そうかついに噂の馬越峠がやってくるのかと、実感。
さっきまでの知っている人とのエール交換で元気をちょうだいしたところだし、
ここで気持ちを引き締めねばと、71kmまでは坂を歩くことなく走り続けました。
71kmエイドで、タッキー氏発見。
配布していたグリコーゲンリキッドをいただき、来週の裏ハコネの話をちらりとご挨拶。

■70km~80km 1:22
さて、いよいよ馬越峠。
少し手前で地元長野のランナーさんと併走していた時に聞くと、
「あの山と山のちょっと割れたところ。あれが馬越峠です」
指を指す先は、はるかに遠く高いところにありました。
めげるよなぁ、あの高さ。
彼が少し遅れはじめたので、ここはなんとか刺激し合って登りたかったので、
「一緒に登りましょう」と伝えましたが、さっき食べ過ぎてダメとのことで、
お先に行かせてもらいました。

が・・・きつい!
しばらく踏ん張ってみたものの、もう限界。
前に見えるランナーもみんな歩いてるし、早足でも変わらないだろうと、
ついに早歩きモードに。
一人抜こうと振り向いたら、なんと昨年のカモシカマラソンで3位だったS木さん
(僕が2位の時で山ではずっと一緒でした)。
ほぼ一年ぶり。またまた山のきついところでの再会。
しばらく歩きながら、参戦予定のレースの話で盛り上がりっぱなし。
「素浪人さん、そろそろ走った方がいいのでは?」
(彼は昨年よりすでに40分遅れでもうあきらめているとのこと)と、
二度三度勧められ、そうかそろそろかと、再び走りモード。

が・・・やっぱりきつい。心臓も肺が飛びだしそうです。
後姿がまだ見られてそうなので、すぐに歩くのはちょびっとプライドが邪魔。
もう見えないだろうってところで、また歩きモードに変身~(笑)。

■80km~90km 53:44
野辺山11
そして、馬越峠の最高地点に到着。
いい眺めです。心地よい風は高原的でもまたもや「風立ちぬ」的清涼感の世界。

ここからは下り基調。MAXの下りがいいものかどうか?
初めてだし、やはり抑えておこうと8分程度に。
それでも他の多くのランナーを抜けましたが、
より速いランナー二人には抜かれてしまいました。
この頃からガス欠気味でしたが、下りなのでまだ惰性で走れて良かったときです。

■90km~100km 1:02
野辺山12
里まで一気に下りて千曲川のほとりを走っている時は、ほっとするひととき。
フラットの走りではまだパワーが残っていたので、どんどん抜きましたが、
90kmあたりから完全にガス欠。腹が減っては戦が・・・ではないけど、
ここから緩けどまた登り。もうダメ。また歩き始めました。
エイドは、80か82kmからなかったような? そんなわけないか。
93kmエイドでチョコレートやヨーグルトのタブレットを詰め込み、いよいよラスト7km。
あとはすべて走り通し、会場のアナウンスが聞こえ始めました。
聞こえたのはラスト3kmあたりから。それなのになかなかゴールが見えないもどかしさ。
最後の交差点を曲がったら、ゲートが見えました。
あぁ! やっとだ!

10:41:09 57位
*100キロの部で、1119人が出走

野辺山13

とりあえば、おおざっぱな目標は達成。
でも、来年出場したとしてもサブ10は無理だろうと、レース後に実感。
もう少し縮められそうな気はしますが、今のレベルからすると、
たとえば、奥武蔵のコースやトレイルで、
それなりの距離を時間を意識して走りきるとか、
そんなハード目なロング練習なくして、野辺山のサブテンは僕にはまず無理ではないかと。
日頃からお気楽な素浪人的練習スタイルでは、まず無理でしょう。

■ゴール後
野辺山14
71kmの部で入賞したひろみさんが会場で出迎えてくれて、
しばらくはとどまっていましたが、とにかく寒い。
同じく入賞したクリさんのゴールを見届けて、ひとまずはお風呂へ直行。
その後、次々と知り合いがゴール。
のまダッシュさんは見事サブテン。走歴1年半でこの快挙は大金星ものです。
青梅高水で70Lのザックを背負って走っていた山系の人も、発見。
ひろみさんラン友のMさきちゃんともご挨拶。
雁坂峠の山の中でお会いした以来のことでした。
こうして、長い1日を終えました。





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Last updated  2008.05.20 16:49:57
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