カズさんの四方山話、大人のむかし噺

カズさんの四方山話、大人のむかし噺

2014年07月04日
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  きょーの丹波はっ!  とは、今日は言いマセン!

それほど、特別な日だったのデス!


今日は、ちょっと素にもどって!!!

CIMG4775.JPG


 私の学校時代!(報徳学園高校)の剣道部の恩師

濱田隆義先生が、お亡くなりになり、今日が、告別式だったので、行ってきました

 今を去ること、35年前ご縁が合って、入学を許された私は

地元の剣道の先生の『剣道でもして、鍛えてもらえ!』と言われるがままに、

濱田先生の門を叩きました

 そのとき、濱田先生は、



 お前は、田舎の奥から出てきて、右も左も分からんままにここに来た!

今日から、わしを親と思い、先輩たちを兄、中学生たちや、これから出来る後輩たちを弟と思い

 いろんなことを、勉強するんじゃ!』

と、いうお言葉をいただきました

 それから、私の学園生活が始まり、

それこそ!先輩たちから、挨拶の仕方、団体行動

師父たる先生から、箸の上げ下げ、大きな共同浴場に入る時のマナー

 言葉使い!などなど・・・・

  いろいろなことを教えていただきました

そのほかに、先生がしておられた剣道教室のお手伝い

 小さい子供のお世話、中学生の面倒など・・・



 それでも、ずっとご薫陶を頂き 学園生活を遅らせていただきました

私は、数学と言うものが、大の苦手!でよく悪い成績をとって、後ろの太ももを

 竹のムチみたいな棒で、お仕置きされたものです

別に、体罰じゃありませんよ!!!!!

 お仕置きです! てか、モロに呆れておられましたが・・・




そのころ中学生だったり、後から入ってきて後輩となったりした諸君も、

 今では、りっぱな社会人です

喪主を勤められた、ご長男は、私が在学していたころまだほんの坊やでしたが

 すっかり大きくなっておられて、立派にお勤めを果たしておられました

 私が病気をして、『ちょっと、マズイぞ~ 覚悟が要るなぁ!』と観念して

無用な心配をかけるのがイヤで、師父にも、兄弟たちにも、ワザと連絡を絶ちました

 そして、事業からも、剣道修行からも、身を引いたのです

 そして、地元の先生や、大先生、妻子が待つ向こうの世界で、

皆と一緒にゆっくりと濱田先生がおこしになるのをお待ちすることに決めたのですが、

二人の兄弟弟子(先輩、後輩)から知らせを受けた私は、

居ても立ってもいられず!とるものもとりあえず、告別式に行って来たのです

 同期生の『こーちゃん(井上くん)には、

『同期に位、くわしく報せて置け!  なんども、訪ねて行ったんやどっ!』

と、叱られましたけども、(すまん!)

・・・・ 恩師にも、兄弟たちにも、心配かけたくなったんだよ~!


なにせ、一番しちゃいけない! 

『親や、師よりも早く死ぬかも!知れない』

っていう不孝を平気で覚悟!出来るほど、オレは人間ができて居ないのでね?

 許せ!こ~ちゃん!


 仕方がないから、先生には、

 『後になりますが、もうすぐ行くかも分かりません! いったら、不孝を必ずお詫びします』

って、ご霊前にお誓いするしか出来ないですから、そうしておきましたけど・・・


たばこを、くゆらせながらの御小言や、目じりにしわを寄せて楽しそうに笑われる笑顔も、

 なにもかもが、み~んな懐かしい!

  あまたの兄弟子たる先輩方、後輩クンたちの中でも、ひときわできの悪い!手のかかる弟子だった

私が、何も恩返しできないうちに、身罷られた濱田先生のご冥福を祈りましょう

 そして、お許しください!との気持ちもこめて


  ありがとうございました 安らかにおやすみください

 合掌!


















































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最終更新日  2014年07月04日 16時09分12秒
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