カズさんの四方山話、大人のむかし噺

カズさんの四方山話、大人のむかし噺

2015年05月06日
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夜桜.JPG


 今宵は、建御雷神(たけみかづちのかみ)という神様のお話♪
この神様は、伊邪那岐(いざなぎ)の神様と伊邪那美(いざなみ)の大神様が国生みをなさったとき、火神軻遇突智(かぐつち)の首を切り落とした際、十束剣「天之尾羽張(アメノオハバリ)」の根元についた血が岩に飛び散って生まれた三神の一柱であるそうでございます

 この経緯は、別の折に触れるとして・・・
要するに、母神様、伊邪那美(いざなみ)様から生まれたとき、母神様に大怪我をさせたことを父神様がお怒りになられて、首をちょん切られた時にお生まれになった神様なんでございますな♪
 それでも、高天原におわしまして、かの大国主の神様の国譲りの折、高天原側のお使者として、天の鳥船に乗って出雲にお越しなったのでございます♪
 念のために申しておきますと、この天の鳥船と言うのも、神様なのでございますよ♪

このとき、大国主様側の交渉役に立ったのが、建御名方神(タケミナカタ)の神様! よく似たお名前でございましょう?
 別の神様なんでございますよ

建御雷神(たけみかづちのかみ)様は鹿島神社のご祭神、建御名方神(タケミナカタ)の神様は諏訪神社のご祭神♪

手を握り合っての力比べでございますが、この建御雷神(たけみかづちのかみ)様、手が剣になったり、氷になったりで、勝負は、建御雷神(たけみかづちのかみ)様の勝ち!
 この勝負は、お相撲の起源とされておりますな♪

 この建御雷神(たけみかづちのかみ)様、天照大神様のお言いつけで、出雲に来て、伊耶佐小浜(いざさのおはま)に降り立ったワケなんでございますが、そのときも結構イカツイ、パフォーマンスなんでございまして、十束の剣を波に立ててその上に胡坐をかいて座り、国譲りを大国主様に迫ったと言うから・・・
 この建御雷神(たけみかづちのかみ)様と経津主神(ふつぬしのかみ)様は関係も深いとされていて、対で表されることも多く軍神として、讃えられており、今でも各種の武道場にはお祭されている事が多いのでございますな♪
 経津主神(ふつぬしのかみ)様は、香取神社のご祭神でございますが、何故か、日本書紀にはご登場あらせられますが、古事記にはお姿をお見せになりません!

 古代の神様でも、この日の本おいては、力比べまでで殺し合いのシーンが出てこないのはなんとも平和的でよろしゅうございますな♪
まぁ、残虐なシーンもあるらしゅうございますがな♪
 この私が、あまりそういうのは好まないのでございましてな♪
 後々、次代が下がれば、否応無く、小碓の命(ヤマトタケルノミコト)の時は出てきますしな♪

っと、この建御雷神(たけみかづちのかみ)様、神武天皇様の東征の時も助太刀に出てお見えになりますよ♪


 ちとやり方が、いーじーでございますがな♪

神話と言うのは、面白うございましょ?

  このようなたくさんの天津の神様と国津の神様がおわしましてな♪
 日本人はそのいずれかの神様の、ご子孫と言うのが、この翁のつぶやきの前提でございますよ♪
  どなた様も、今宵も更けてまいりました♪


   では、また・・・・





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最終更新日  2015年05月06日 18時45分40秒
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