
夢を語ると言っても将来の夢ではありません。今朝方の夢。夢をほとんど見ない、また、見たようだけれど覚えていないという人はけっこう多いですが、われわれ夫婦は暇なのか変わっているのか、毎度おたがいに見た夢を教え合います。
それはさておき、高校時代わたしは 夢日記 をつけていました。経験ある方もおられるのでは? 経験の無い方にお教えしますが、その行為は 不思議な未知への扉を開く危険な遊びです 。もちろん初めのうちは私もそんなことは知りませんでした。普通の日記のつもりでメモ程度に書いていただけです。
書き始めて一週間もしないうちに夢にある変化が現れました。 すべての輪郭がくっきり、色も鮮明に見えるようになってきた のです。
そして一ヶ月もしないうちに、奇妙なことが起こり始めました。何かというと、 夢の中で今見ているものを夢だと認識できるようになった のです。夢の中で、「これは夢なんだから怖くない」とか、「もうそろそろ覚めてもいいんじゃない」と意識している自分がどこかにいるのです。また、友だちが数人集まっているような夢では「田中と山本と佐藤と、そっちは誰、ちょっとこっち向いてよ、メモしとくから」なんて記者よろしく手帳につけたりなんかしているのです。
これぐらいなら「面白い体験」で済んでしまいそうですが、数ヶ月たつともっと大変なことが起こって来ました。いわゆる 夢遊病 。酔っ払いが自分の言動を後で思い出せないように、覚えの無い行為の名残が目の前に現れるのです。例えば、夜食など食べた記憶は全く無いのに、朝起きてみるとその残骸が机の上にあったり…。そうしてもっと厄介なことに、 夢と現実の境界がぼけ出した のです。ある日電車を待っている時、これは夢だから飛び込んでも大丈夫と頭の中で誰かが囁くのです。もうすぐ目が覚めるから、と誘惑するんです。もちろん誘いに乗って飛び込んでいたら、今これを書いている私は存在していないわけです。
高校の倫理・社会(心理学のようなことも習いました)の先生に相談したら、即刻夢日記をやめるように言われました。自分の意識の底にある 潜在意識を乱すと精神に変調を来たす のだそうです。
他愛も無い夢の話を家族と喋るぐらいにしておかないと、神経科のお世話になっちゃいますよという教訓的なお話でした。
今日の画像は最上いなりの土鈴
PR
Calendar
Comments
Freepage List
Keyword Search