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最近いじめによる自殺が多すぎる.
本当に残念なことだと思う.
解決するためにいじめている生徒やいじめを黙認している生徒を隔離するという話があるみたいだけど,それでは何の解決にもならないと思う.
その生徒達を隔離したらクラスからはいじめられている本人以外誰もいなくなるんじゃないかと・・・
隔離したところで,学校外でいじめが続くことは容易に想像できる.
もっと根本的に解決をしないと意味がない.
じゃあどうするのがいいのか?
僕の経験を元に話を進めていくことにする.
前にも書いたが,中2になるときに和歌山から鹿児島の中学校へ転校した.
かなり大きい学校と聞いているがどれくらい大きい学校なんだろうか?
方言は理解できるだろうか?
友達はすぐ出来るだろうか?
など色々な不安があった.
実際学校が始まると,方言が理解できず会話がスムーズに出来ないこともあってかなり苦労した.
授業中に先生が話している言葉が分からないのが一番きつかった.
それでも一生懸命,少しでも多く方言を理解するよう頑張った.
最初に仲良くなった子が色々教えてくれた.
家も僕の家と学校の間にあったため,一緒に学校に通って分からないことを色々教えてくれた.
この言葉はこういう意味だとか,校則はこうだとか本当に色々教えてくれた.
しかし,1ヶ月位でその子の態度が変わっていった.
いつしか僕はいじめの対象になっていた.
何故そうなったのかは分からない.
何事にも一生懸命する性格だったので,結構目立つ存在だったとは思う.
あと今も身長は低いが,その当時の身長は140cmくらいだったと思う.
これは中2にしてはかなり低い方だ.
一度親が心配してホルモン検査のために数日間入院したこともあった.
検査の結果はホルモンには異常なしとのことだった.
身長が伸びない原因は推測だが,小学生のときに筋肉をつけすぎたからかもしれないと言われた記憶がある.小学生のときに水泳をしていて,スイミングスクールの選手コースにいて毎日すごい距離を泳いでいた.
事実,身長は一番低いのに誰も僕に腕相撲で勝てなかった.
それくらい筋肉がついていては骨も伸びにくいのではないか?ということだった.
話がそれてしまった・・・
目立ったことと身長が低いことくらいしか,僕の中ではいじめられる原因が分からなかった.
具体的にどういういじめかというと,徹底した無視がメインでたまに蹴られるといった暴力だった.
しかし,いじめる側も考えていて顔などすぐにバレルような場所には手を出してこなかった.
何よりショックだったのは,最初に仲良くなった奴がいじめのリーダー格だったことだ.
「なんでいじめるの?僕が何をした?何が気に入らないの?」
そう聞きたかった.でも聞けなかった.
そんな余裕などなかった.
いじめられる前は普通にしゃべっていた子まで無視をするようになった.
気付けばクラスのほとんどの奴からいじめを受けていた.
僕と話をしてくれる人はほんの数人しかいなかった.
休み時間になると,僕と一緒にいてくれた.
クラスの外に連れ出して他のところで休憩時間を一緒に過ごしてくれた.
しかし,いつまでこの状態が続くのか・・・
1年後に転校することは決まっていたが,それまでずっとこの状態なのか?
「そんなの誰かに相談すればいいやん!」
こういう言葉をよく耳にする.
しかし,実際にいじめられた人間にはよく分かる.
絶対無理だということが・・・
助けて欲しくても,最初の言葉が出てこないのだ.
本当に死にたくなったこともあった.
それくらい毎日が嫌だった.
することと言えば勉強することしかなくなる.
余計なことは考えないようにするには,勉強をして日常生活以外のことに頭を働かせて誤魔化すしかなかった.
でも,寝て起きればまた嫌な朝がやってくる.
この気持ちはいじめられた人しかわからないだろう.
学校に行きたくない.
しかし親が厳しかったため,そんなことは絶対言えなかった.
嫌でも嫌なそぶりは見せず行くしかなかった.
楽しい学校生活を送っているように見せるしかなかった.
親に心配をかけたくなかった.
でもそんなある日,かばんが妙に汚れているのを親が少し変に思ったのか僕に聞いてきた.
母「何かあったんか?」
僕「何もない」
母「ほんとに何もないんか?」
僕「何もないって言うてるやろ!」
母「あぁそうかい!なら何も言わんわ!」
僕は自分の部屋に行って勉強し始めた.
本当は言いたかった.
「いじめられている」
って.でも言えなかった.
言えない理由が分からないが,とにかく言えなかった.
勉強し始めてから2時間くらい経ってから,母が僕の部屋に来た.
そして優しい言葉でこう言った.
母「トシ・・いじめられてるんか?」
僕「・・・」
母「いじめられてるんやろ?」
この一言で僕は泣いてしまった.
そしてすべて話した.
時間は0時をすでに過ぎていたが,母は担任(女の先生)に電話をした.
「これで助かる」
とは全く思わなかった.むしろ逆だった.
話したことによっていじめがさらに加速することを恐れたため,いじめていた人の名前を中々言うことができなかった.
しかし,担任は絶対そうならないようにすると断言した.
(実際には担任がこの発言をするまでに少し時間がかかってます.あまりにノラリクラリととぼけた事を言っていたため,親がキレてしまい電話で怒鳴ったことで担任も問題解決へ向けて真剣に考えるようになり,この発言に至りました.)
どういう風に解決するつもりかを聞くと,僕が納得出来るものだった.
だから僕は僕をいじめていた人全員の名前を担任に告げた.
どういう解決法だったか?
次の日の放課後,僕をいじめていた人を全員残した.
僕が黒板に向かって前の方に座り,いじめていた人は全員教室の後ろ側に黒板の方を向いて座るという形になった.
そして僕の横には担任が座って,僕の前には椅子が1脚おいている.
ここに一人一人座ってもらって1対1で話し合いをした.
基本的に担任は話を聞くだけだ.
僕といじめていた人との1対1の話し合いだ.
1対1の話し合いで弱音なんて吐いてられない.
正々堂々と話をした.
誰と話をするかという順番も僕が決めた.
まずは最も重要な質問から・・・
「何故僕をいじめるのか?」
この質問に対してきちんとした理由を答えられる人はいなかった.
ほとんどの奴が
「なんとなく」
「○○もやっているから」
と答えた.
一人一人とちゃんと話をして,担任の前で今後一切いじめをしないと誓った上で僕と握手をして帰っていく.
それを一人一人していった.
どれだけ時間がかかったかは分からない.
30人くらいいたのでかなりかかったと思う.
最後の一人は言うまでもなく,最初に仲良くなった人でもある,いじめのリーダー格だ.
結局,彼も僕をいじめた理由は「わからない・なんとなく」ということだった.
初めは僕の身長が低いため,可愛がってたつもりだったのが,知らない間にいじめに変わっていたということだった.
最後にはちゃんと今までのことを謝ってくれた.
そして・・・
「これからは俺がトシを守る!」
とまで言ってくれた.
帰る途中で彼は何度も何度も今までのことを謝ってくれた.
謝ってくれたことも嬉しかったが,それ以上にまた最初の頃のように楽しく話せて遊べる仲間に戻れたことが本当に嬉しかった.
それ以来,一切いじめはなくなった.
一番初めの頃のようにみんなと普通に話をすることが出来る状態になった.
いじめの発端ってほんとに些細なことから大きくなっていくのだと思う.
僕が行った解決法がすべての人に合うとは限らない.
しかし,いじめている人を隔離することによる解決はあり得ない.
また,いじめられている人以外で,例えば先生といじめている人達だけで話をしても絶対解決は出来ない.
いじめている人といじめられている人と直接会話することによってのみ,解決出来る.
その際に親や先生は基本的に口を出してはいけない.
会話が止まったときのみ,手助けをする.
こういう方法が良いのではないだろうか?
ただし,いじめが起きているということが明らかにならない限り,解決も何もない.
巷ではいじめられている人へ「誰でも良いから相談しましょう!」と言っているが,あれではダメだ.
いじめられている人の親に強く言いたい!厳しい言葉ではあるが,
我が子のことくらいしっかり見て,いじめられていることに気付け!
親でさえ気付けないのに,どうやって周りの人間が気付くのか?
毎日見てるんだから,ほんの少しの誰も気付かないような変化にも気付くべき.
以上が僕の考えですが,これは☆toshi☆という一個人の考えであり,これで現在起こっているすべてのいじめが解決するとは思っていません.
実際にいじめられていた人がこうやって解決したという一例を挙げたかっただけです.
33333 2007.02.25
自分へ 2007.02.23
メールが送信できない理由 2007.02.19