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2007.02.07
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カテゴリ: 数学について
さっきの記事の続き.

もう一度問題を表示しておく.






ただ計算して証明できてもイマイチという感じ.


ということで,この式がどういうものを表しているかを考えてみよう.


いつもは


「言葉で表されたものを式で表せ」


と言ってきたが,これは全く逆の操作.


とりあえずは


「なるほど.そう捉えることも出来るね.」


と軽く捉えてもらえばいいと思っている.






n 人の中からリーダー1人を含む k 人を選ぶ方法は何通りあるか?



この問題を解くために,次の2通りの方法で考えてみる.


(i) n 人から k 人を選んだ後で,その中からリーダー1人を選ぶ.

(ii) n 人からリーダー一人を選んだ後で,残りの n-1 人からリーダー以外の k-1 人を選ぶ.



それぞれの場合の数を考えるんだけど,その際に必要なのが次の「積の法則」.


積の法則



それではそれぞれの方法について.


(i)の方法を考える.

n 人から k 人を選ぶ方法は nCk 通り.

その選んだ k 人からリーダーを1人選ぶ方法は k 通り.

積の法則によって,等式の左辺が得られる.



(ii)の方法を考える.

n 人からリーダー1人を選ぶ方法は n 通り.



積の法則によって,等式の右辺が得られる.



(i)と(ii)は考え方が異なるだけで,


「n 人の中からリーダー1人を含む k 人を選ぶ」


ことに変わりはないので等しいはずである.


ということで等式が成り立つことが証明された.





単なる計算のみの証明だけでは与えられない「なるほど感」を与えられると思う.







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最終更新日  2007.02.07 11:43:41
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