チイサナシアワセ

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東日本大震災だって

(4)

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2006.12.19

ｴﾉｷとﾋﾟーﾏﾝのﾍﾞｰｺﾝ巻き。
ﾆﾗ玉。
ｽﾅｯﾌﾟえんどう入りちくわ。
ｵｸﾗのｺﾞﾏ和え（冷食）
ﾌﾟﾁﾄﾏﾄ。

ｺﾞﾏ塩､ﾐﾆ焼きｻﾊﾞ､梅干し
　　　　　　　　　　乗せご飯。

今日から普通通り？に動き出したって感じかなぁ・・・
昨日は旦那と息子の病院で一日潰れてしまった。

日曜日、いつもの様に旦那と険悪になった。
何をするでもなく、ただ無駄な一日を一言の会話も無くﾀﾞﾗﾀﾞﾗと過ごしてた。
それでも、ｸﾘｽﾏｽも近くて息子のﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄの件もある事だし、
出掛けたりする話をしてくるんじゃないかと思い、
その沈黙に我慢してず～っと家にいたｹﾄﾞ…
とうとう夜になってしまったから、乾かない洗濯物に乾燥機をかけに私だけｺｲﾝﾗﾝﾄﾞﾘｰへ。
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ用意して黙って行った。

ｺｲﾝﾗﾝﾄﾞﾘｰへついたら、先客の為使えなくて少し待ってた。
その間旦那へ
『傷つける方は、楽でいいよね』
と、一言だけﾒｰﾙした。

電話も無し。
反応が・・・無い。
ある訳無いか・・・

ﾑｶﾑｶしながらも、いつもの事だと自分に言い聞かせて、
空いた乾燥機へ洗濯物を突っ込み、

もうそろそろ終わりそうな時、友人から電話があり20分位話し込んで電話を切ると、
旦那からﾒｰﾙが来ていた。

『事故ったからすぐ来て。息子ｹｶﾞしてる。ﾖｰｸの直ぐ裏。』

目の前が真っ暗になった。
状況が掴めない。
急いで電話をして訊いてみるけど、
旦那もﾋﾞｯｸﾘしているらしく、自分でも状況が掴めてない感じで全然話が分からない。

とりあえず救急車に乗っているって事と、
搬送先はまだ未定という情報だけ分かったから、
急いで家に戻り、必要になりそうなﾓﾉをﾊﾞｯｸにつめて、
現場に向かった。
電話は直ぐに切られてしまうし・・・
ｼﾞｯとして居られなかった。

涙がどんどん出て、息子が居なくなったら生きて行けないとか思って。
怖い思いをしたんだろうと思うと張り裂けそうで。
気がつくとﾎﾞｰｯとしてて、危うく自分も事故りそうになった。

現場に着くと、救急車はまだそこにいて、
覘くと首を固定されて横たわった息子の姿が・・・
半分悲鳴。

ﾄﾞｱを開けて貰い、息子を見る。
声を掛ける。
見ていられなかった。
直ぐﾄﾞｱが閉められ、私は泣いた。

雪が降って来てた・・・

事故は交差点での車同士の事故で、想像してたのは、
息子がﾁｮﾛﾁｮﾛしているうちに轢かれたのかと思っていたので、
まだﾏｼだった。

ｹｶﾞも、衝突の瞬間に車中で転げて目の周辺をぶつけて擦り剥いた感じで終わっていたし。

それでも、旦那と息子だけが先に病院へ搬送されて行く中で、
事故処理の個人で呼んだﾚｯｶｰが到着するのを待ってなくちゃいけなかったのは、
その時はまだｹｶﾞの状態も詳しく分からない状態だったし、
ずーっと泣けて、本当辛かった。

昨日は事故直後に搬送された病院が午前中。
午後は違う外科へ。

結果、旦那（見た目何とも無しの打撲）が全治2週間。
息子が1週間。

全く、生きた心地がしなかった（涙
旦那はどうでも、もう息子の事しか頭になかったし（汗

連絡もくれないで勝手な事して！
とか、
結局こんな事しかしやがらない!!
とか、
もう色んな旦那憎らしい！って言葉が次から次へと頭をよぎったｹﾄﾞ、
全てが済んで帰る車の中、
旦那が泣いてた・・・

私は言葉を呑み込んで、
息子は
『ﾄｯﾄちゃん、泣かなくてもいいんだよ』
って言ってた。

擦り剥いた顔で。

無事だった事が、幸せな事だね。

そして子供は本当に・・・

大切なタカラモノ。

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