あなたがくれた刹那の時間

あなたがくれた刹那の時間

まさかの妊娠


姫も保育園になれ私も少し自分の時間もできてきた。
パパのお店も仕事の依頼が多く夫婦二人での経営が難しくなり
アルバイトもいれていた。
私も含め3人でフル回転して働いて、働いても働いても
仕事が次々にやってきて終わらない。
忙しくて目が回りそうなそんな時期だった。

私は自分の体型の変化に気がついた。
「すごい太ってきた」
ジーンズのボタンもお腹引っ込めないととまらない。
え?もしかしてこれって妊娠?
姫のときのことを思い出したのだ。
普通妊婦は8キロ増くらいまでにおさえるように言われる。
私は20キロ太ったのだ。
体重計にのると7キロ増!!!
そういえば最後の生理いつだっけ??
思い出せないくらいだ。

あわてて病院にいった。
もう6ヶ月になる少し手前だった。
お医者さんから言われた。
「今時珍しいですね~。こんなに気がつかない人いないですよ。
 今は、検査薬とかあるからご自分で調べる方も多いですし」

一応聞いてみた。
「あの~戌の日の腹帯は・・・・・・」
「そんなのとっくに過ぎてますよ!!」

姫のまだ妊娠が確定できない段階からの長い長い妊婦生活とは
打って変わって妊婦生活は、短かった(笑)

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: