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放虫問題について

unadonnバナー <放虫問題について>

『最初はまあいいやって感じでした。「だって、もうにげちゃったんだから、どうしようもないよ」って、だれでも思うことでしょう?』


私もそう思ったかもしれません。
普通に飼育していて成虫が脱走するのは、よくあることです。
野外で飼育する場合、私は飼育ビンやケースを断熱材を貼った衣装ケースに入れて管理していますが、たまに、衣装ケースの隅みで脱走した成虫を見つけることがあります。


衣装ケースが無ければ野に放たれています。
野に放たれた虫はどうするでしょう。

dr

たとえば♂アンテ君。
彼は餌を求めて飛翔します。光のある所へ、ながい旅をするかもしれません。
そこで♀国産オオクワビノちゃんと出会い。子孫が生まれたとします。
その子は日本の自然環境に適した子でしょうか。アンテ君は日本の冬には耐えられず、死んでゆくでしょう。
そしてその子も、やはり幼虫のまま死んでしまうかもしれません。つまりビノちゃんのケースではビノちゃんからの子孫は死滅することになるのです。
この様に、交配により子孫を残せなくなるケースもあるでしょう。


たとえば♀クルビちゃん。
彼女も放浪の末、国産オオクワビノ君と出会い。子孫がうまれたとします。彼らはもしかしたら死滅せず、交配を繰り返し、あるエリアを独占する勢力になるかもしれません。
そうした時、我が日本のカブクワ達は対抗できるでしょうか。
子孫を残すことが出来た強靭な種は、弱い在来種を駆逐し、自分の王国を築こうとします。昆虫におけるブラックバスの出現です。
この様に、ある特定の種がそのエリアで勢力が強大になり、生態系を壊していくケースもあるでしょう。


私の住む静岡県は隣県に日本最大級のオオクワ産地(山梨県)を控えていながら、自然のオオクワを見ることがなく、なかなか身近に感じることがありません。
しかし採集先駆者の方々のご苦労により、確かに少数ではありますがオオクワの生息が確認されてきました。


そのような稀少な虫が放虫によって絶えてしまうことは、稀少な虫の飼育者として素直に耐えられないのです。許せないのです。
こんな私的で狭い理由でもいいじゃありませんか。


外産昆虫が飼えなくなるという理由で、法律の規制に反対する人もいるでしょう。
それで、「放虫はやめよう」って叫んだとします。それもアリですよね。
飼えなくなるっていう理由が「放虫による生態系の破壊」に起因しているなら、それを阻止しようとする力として大変ありがたいんじゃないかって私は思います。(かく言う私も外産飼ってますが)


そんな、放虫ストップ!!の考え方に賛同頂ける方は、
下↓の「日本古来の自然や生物を守るために!!『飼育者・販売業者さまへのお願い』(まるち●様管理HP)」をクリックいただき、内容をお読み下さい。ぜひぜひおねがいします。

日本古来の自然や生物を守るために!!



文書ベタなんで、分かりにくい表現とかここって変って思ったら遠慮せずにご指摘ください。よろしくお願いいたします。

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