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2012/12/16

葉タバコ農家、漢方薬へスイッチ

(8)

テーマ：禁煙・嫌煙・分煙(1840)

カテゴリ：禁煙・嫌煙・分煙

毒から薬の栽培へ。恥じることなく生きていけますね。
タバコで得をするのはタバコマフィアだけ。
税収の３倍と言われる健康被害、医療費、更生支援、そして数知れない喫煙者からの危害・迷惑など、ツケはすべて国民が払います。

　健康志向を背景に、愛媛県西予市野村町の農家が、需要の減った葉タバコに替え、漢方薬の原料となるミシマサイコの栽培に乗り出した。今月１１日には茎から種を取り分けて出荷を準備。高収入が見込まれるとあって、行政も注目している。

　ミシマサイコは本州や四国、九州の日当たりが良好な山野に自生し、秋に小さな黄色の花を咲かせる。生薬となる根には、解熱や鎮痛作用があるとされ、漢方薬の原料となる。健康志向を背景に需要が増える一方で、乱獲のために絶滅が危惧されている。

　栽培を始めたのは、農家で組織する「ＧＦＳ薬草生産組合」（井関隆夫組合長、３４人）。昨年１２月には井関組合長が、大手製薬会社と契約して生産する高知県越知町の農事組合法人「ヒューマンライフ土佐」を訪問。草取りの手間を含めて高齢者でも過剰な負担なく収穫可能で、高収益が見込めることもわかった。

　そこで栽培仲間を募集し、今年１月に１４人で生産組合を設立した。組合名には「未来に向かって進もう」の意味を込めて「ゴーイングフォワード西予（ＧＦＳ）」と冠した。

　３月に譲り受けた種子を４ヘクタールにまき、製薬会社の社員の指導で手入れを続けた。発芽を促すために土をより細やかに耕すこともわかり、秋には花が咲いた。

　今月１１日の種取り作業には県職員が立ち会い、メンバー６人が鎌で茎を刈り取った。黒いごま粒ほどの種子を手にしたメンバーは「出来栄えは上々だ」と喜んだ。刈り取った茎は乾燥して来年１月に、掘り起こした根も２月に出荷する。

　野村地区では、最盛期には農家約８０戸が１３０ヘクタールで葉タバコを栽培。しかし今年は５戸、７ヘクタールに激減し、市も支援に乗り出した。

　ミシマサイコの栽培講習会には約５０人が参加して意欲を示し、自身も葉タバコ栽培から転じた井関組合長は、「薬草は胸を張って栽培できる。生産者を増やして四国一の生薬の里にしたい」と張り切っている。
読売新聞（ヨミドクター） 12月15日(土)10時55分配信（記事）

ちなみに、国内のタバコ生産の減少は、国内需要の減少とは全く関係なく、海外で児童労働で生産されたタバコ葉の方が安いからです。

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たばこ は身体は勿論、心まで蝕みます。

「たばこマフィア」で検索 posted by (C)うなぎ登り
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