うなぎの独り言

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2005.12.01

10/29/05

カテゴリ：カテゴリ未分類

今日はすごくいい天気だった。
空気が肌に心地いい。
急に公園に行きたくなった。
お茶と本を持って公園に行った。

今読んでる本は First Person Plural
多重人格障害の人の話。
英語の本を読むのは久しぶり。
こないだ古着屋さんで買ったのだ。２ドル。
読み進んでいくと、間にレシートが挟まってた。

公園はがらんとしてて、左手にはゴルフコースが広がってる。
木の真下にあるベンチに座って本を読む。
ちょっと離れた所には子供の遊び場。
滑り台とうんていがひっついたみたいなのがある。
ちょっと滑り台したくなる。
でも子供がいるので我慢。

しばらく本に没頭していると、足下に上からなんか落ちてきた。
見ると木の実の殻。
それからしばらく落ちてくる落ちてくる。本にも私の頭にも。
どうもリスが真上で食事中。
たまに殻をちゃんとむいて、何口かかじった跡のある

まずかったのか、それとも手元がくるったのか。
もしうっかり落としたなら、結構ショックやったりするんかな。
落とした瞬間のリスのぼーっとした顔を思い浮かべると
ちょっと笑ける。

一体どこにいるんやろう、とベンチから腰を上げて

木の枝は重なりあってて、わさわさと揺れ、その中に
いるはずのリスはなかなか見つけられない。
よーく目をこらすと、いた。
小さいのがあっちいったりこっちいったり。

気付いたら口が開いてた。

子供はいつの間にかいなくなってて、そのかわり私の座ってた
ベンチからちょっと離れたベンチに結構歳のいった
男の人と女の人。
何かえらい親密な雰囲気で話し込んでる。
と思ったら、いきなり濃厚なキスを始めた。

私はまだリスを見ていて中途半端に上を向いてた頭と
開いてた口を元にもどしてベンチに座って本に戻る。
滑り台したいな～。と思った。

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