ウラシマのあしあと

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2007年06月05日
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カテゴリ: 健康
万が一入院した時のことを考えて、姉宅から一番近い大学医学部附属のJ病院へ。
道中、姉が病院へ電話してくれた。一般外来は午前中だけで、救急しか方法がないらしい。
救急に電話がつながると、電話口の医師が本人と話したいと言ったのか、後部座席で横たわる私に電話が廻ってきた。

「いつから痛みますか?」
「他の病院で『虫垂炎』って言われたの?」
「妊娠の可能性は?」

聞かれたことには、明確にちゃんと答えなくちゃ、と、きちんと答え、電話を切ると運転席の姉から

「なぁに~?ゆきちゃん、がっかり~」

という声が。え??がっかりって何が?



姉はホントにがっかりした様子。えええぇ~????がっかりなのぉ??

病院に到着し、車を降りると姉が「車椅子持ってこようか?」と言ってくれた。確かに魅力的だったけど、「重病です」って言ってるみたいでなんだか恥ずかしい。救急車も呼べなかったくらいですから。
「大丈夫、歩いていく」と例のおばあちゃん歩きで歩き始めた。
すると、
「手続きを先にしておく(初診だから時間がかかるらしい)からゆっくりおいで」
と姉は先に行ってしまった。
こうなると、車椅子よりもっと恥ずかしい。だって、嫁入り前の女子が一人で、買い物カートを押すおばあちゃんみたいな歩きでひょこひょこ歩いてるんだもん。私を遠回りによける通行人が視界に入る。でも仕方ない。進まなきゃ。かなり心細さを感じながら、建物沿いによたよたと進んだ。

救急部は、幸いなことに入口すぐ右手にあった。部屋に入る寸前に、姉は私の方に振り向き

「いい?演技よ演技!ここからが本番よ!」

と気合入れ。確か、姉は高校時代は演劇部・・・でも、安心してお姉ちゃん、演技に関係なく私十分痛いからさぁ

「じゃ、初診の手続きしてきてください。患者さんはこちらへ。5番のベットへ行きましょう」と手をとり案内してくれた。

「やった、横になれる・・・」と5番のブース番号を目で追いながら近づいていく、と、
「あれ?ベットがない・・・!」

 ○×▲□◎§∴*%∴¥※▽↓号泣

5番ブースの中には、医療機器だけで、ベットスペースはもぬけの殻。移動式だからどっかに運ばれちゃったんだろうな。期待感が大きかっただけに、絶望すら感じてしまいそうな状況。

「ベットを持ってくるので、ここで待っててください」と私の手を離す。
えええぇ~????ここ、どこもつかむところないんですけどぉ~号泣
前のめりになったまま、立ちんぼで待たされ、ベットが届いた時には、自らなだれ込むように横になった。

はじめに診察に来たのは、見るからに若いお医者さん。研修医かな?(以後、研修医)
問診の後、お腹の痛む場所と状況を確認する。
「ここ?」「こっちは?」とお腹のあちこちを押しながら聞くけど、もう既に全体的に痛く感じてて、お腹も張ってる気がするし、「どこがどこよりどれくらい痛いか?」なんて聞かれても冷静に判断できません!よくわかんないままに答えるしかない。

検査着に着替え、続いては研修医による採血と点滴針入れ。
点滴針はプラスチックの管で、体内には3cmくらい入ってたかな。挿す時には、管の中に針が入っていて、管が挿入されたら針を抜くらしい。初めての点滴
これが、痛い!
献血経験20回を超える私も驚く痛さでびっくり!しかも、2回場所を変えて挿された。
そりゃそうでしょ、1度目に挿された手首近くなんて、すんごい痛かったぞ!今まで刺された注射の中で一番痛かったぞ!後で見たら、床に血がぽたぽた落ちてたし!
「点滴(針の注入)はもうこれで終わりです」
と研修医はさわやかに言ってたけど・・・、もう十分です

続いて、車椅子に乗せられ、CT検査とレントゲン撮影へ。
検査着を着て、点滴をしながら車椅子で検査場へ。救急部のすぐ前のソファに姉の姿が見えた。かなり重病人みたいなこの状況で、どんな顔をすればいいのかわからず、確か・・・力なく手を振ったような、気がする。

そのうえ、あまりの状況に自分でも驚きすぎて、一瞬腹痛を感じなくなってしまった。

「やばい!こんなことになって、お腹痛くなくなっちゃった!!!びっくり

マジで焦りました。あんなに痛かったのに、ホントに一瞬消えちゃったんだもん!
もちろん、すぐに戻ってきたけど・・・。

CT検査も初めてで、どこで目を開けたらいいのか、閉じたらいいのかわかんなくて、横になたままずっと目をつぶってました。初めてだから、もうちょっと様子を見たかったけどなぁ。

また救急部へ戻り、5番ベットへ。
次に現れたのは、30歳前半っぽい医師。この医師に会ったのはこの時1回っきり。一体誰だったんだろう。
「はい、ごめんね」
と言いながら、研修医と同じように痛みの確認をする。

「ちょっと立って」やっとの思いで体を起こす。
「かかとで立ってみてくれる?」え?かかとで?
「あ、間違えちゃった。つま先、つま先」おいおい、間違えないでよ~ 痛いのよ~
「はい、ドスンってかかと落として」痛っ!!!
「あ~、痛みが響くのね」・・・

かなり荒っぽい診察だわ 気をつけなくちゃ。

心電図をとった後、部屋を移動され、待合室にいた姉を呼んでくれた。
再び、研修医登場。今度は、婦人科系を疑う質問をして、退場。

そして、また新しい医師(30代半ばくらい?)が登場。
ただ、初めて&唯一、名乗った医師。外科のK医師。
これまでの医師と同様に診察する。

ふうぅ、大学病院って大変だわ。
既に3人の男性にお腹を見られ、触られ・・・
脳裏に浮かんだのは
「あ、フツーのパンツはいてきちゃった」
はいていたのは、かわいくもなんでもない、黒地のパンツ。
ただただ、ズボンをはく時にバックラインが見えないようにするパンツ。
しかも、お腹は痛く張っていて腹筋がきかないため、検査着をめくられてもお腹を引っ込めて見せることもできない。
あぁぁ、色気もへったくれもないな。こりゃ。
私の呟きを聞いて姉は
「だめじゃ~ん!勝負パンツはいてこなきゃ!バックプリントとかもいいかな
2度目のダメだしをしながら、大盛り上がり・・・

再び、K医師登場。
検査結果と触診の結果、ほぼ盲腸に間違いないだろうと。かといって、すぐに切らなきゃいけない!というレベルまではまだ達していないから選択権が与えられた。
盲腸だった場合(開腹しないと真相はわからないらしい)の選択肢は2つ。

その1:手術
その2:薬で痛みを散らす。但し、数日かけても散らせない場合あり。
    散らせたとしても、高い確率で1年以内に再発。

「どうします?」と聞かれたけど、私の意志は決まってた。
「切っちゃってください」

だってねぇ、いつまた再発するかわかんないとか、散らせるかもわからないなら、一番確実な方法で一抜けした方がいいでしょ。

「わかりました」と言って、K医師退場。

その時、何を思ったか、それまで様子を見ていた姉が突然言い放った。

「先生!妹は昔から痛みに強くて、その妹が痛いって言ってるってことは、相当痛いんです!なのでよろしくお願いします!」

えええぇ~???
30歳半ばになってこんな状態で、姉にこんなこと言われて、一体どんな顔すればいいのかわからないのと驚きで先生と姉を交互に見ちゃった。
先生も、当然ながらびっくりしたようで

「・・・お姉さんは?」
「いや、私はぜんぜんダメです!!!」
「そうですか、わかりました。じゃ」

K医師、本当に退場。
なんだったんだろう、あの会話は・・・。姉は昔から思ったことをきちんと言葉にできる人。
小学校6年の時、祖父の葬儀の時には、閉棺に「やだ!閉めないで!」と叫び、火葬の時には「焼いたらかわいそう!」と泣き叫び、涙を誘っていた。
すごいなぁ、健在だ。

続いて、また新しい医師(40代後半?)登場。
どうやら、K医師の上司のよう。
4人目の登場に思わず、笑っちゃった。
「ごめんね、何度も」と言われ、私も黙ってお腹を見せる。
そして、
「じゃ、手術するかどうかは、Kと相談して決めます」と、退場。

いよいよゴールが近づいてきたかな?

その後、K医師再々登場。手術の決定を告げられた。
「今、15:53です。なんと、16:15の手術開始が決まりました」

ええええっっ~~????

今日、一番の驚きの中、手術準備が始まった。
不調に気づいて、既に16時間。





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Last updated  2007年06月10日 12時27分06秒
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