こころの足跡

こころの足跡

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Child Assault Prevention(こどもへの暴力防止)の略で、
こどもがさまざまな暴力やいじめから自分を守るためのプログラムです。
自分というかけがえのない存在の大切さを教える人権教育の中で、
同時に身の安全を守る方法をワークショップを通して教えていくことを
目的としています。
 安心して、自信を持って、自由に行動することが
みんなの大切な人権であること、
そして自分の気持を表現したり(自分の人権を守る)、
お友達同士で助け合ったり(相手の人権を守る)、
信頼できる人に相談したりして、自分を大切にしようとすすめていきます。
 いじめ、誘拐、性暴力という三つの場面を
ロールプレイ(寸劇)や話し合いをしながら進行します。
いやだと言ってもいい、
離れてもいいし逃げることもできる。
そして誰かに相談する、という選択肢を共通の対処法として、
具体的に自分を守る方法を学びます。
 笑ったり、拍手したり、劇に飛び入り参加する友達や先生に
エールを送ったりして楽しく学んでいきます。
時間は小学生は50分位。就学前のこどもには20分ずつ3日間で行います。
ワークショップが終わった後のトークタイム(30分くらい)では、
相談したいこども達がひとり、またはお友達とやってきて、
悩みや困っている事を私たちに話してくれます。
深刻なケースではネグレクトで児相(児童相談所)に繋いだこともあります。
アザだらけの子もいました。
 こども達は皆、ありのままの自分を認めて欲しい、
受け入れて欲しいと願っています。
自分は愛されている…という自尊感情は何よりも大切です。
生きていく事の基本と言ってもいいのではないでしょうか?
今のこども達は自尊感情が乏しいと感じます。
「ママは私の事なんて好きじゃないんだよ」
「僕なんてだんだんバカになるんだから死んじゃったっていいんだよ」
「100点とらないと怒られるんだ」…
そんなこども達の悲しい叫びをあげたらきりが無いほどです。
これは、言うまでもなくこどもが悪いのではなく、
周りの大人の問題です。
確かに親子でも相性が良い悪いはあります。
育てづらいこどもが居るのも事実です。
でも考えて見て下さい。こどもにも大人と同じようにこころがあるんです。
大人の勝手な感情でひどい言葉をぶつけたり、
暴力をふるったりしていいんでしょうか?
こどもにも一人の人間として接して欲しいと願っています。

 毎日のように虐待で命を落としてしまった悲しいニュースが流れます。
少しでもおかしいな…と感じたら
保健所や児童相談所、市町村役場などに連絡してあげて下さい。
お子さんを救う事と同時に虐待を止められない大人達の救いにもなるのですから…。

 私たちのような活動をする人がいない
「安心した社会」になればいいのに、と願いながら
ワークショップに出かけて行くのです


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