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September 21, 2007
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カテゴリ: 日々あれこれ
9月21日に、だんなと一緒に珍しいコンサートに行ってきました。大手町の日経ホールで行われた カテリーナ・ショット&ニカ・シロコラッド ~魅惑のデュオ、超絶技巧への誘い というタイトルのコンサートです。

左がヴァイオリニストのカテリーナ・ショット。右がピアニストのニカ・シロコラッドです。


カテリーナ・ショット&ニカ・シロコラッド


どんなコンサートなのか、パンフレットから引用しますね。


往年の名ヴァイオリニスト、レオニード・コーガンの系譜を引き、2005年日本デビュー・リサイタルでは3日間でチケットを完売させた、切れ味の鋭さと新鮮な解釈が魅力のカテリーナ。

そして多くの美術館に作品が収蔵されている天才女流画家にして、昨年日本デビュー公演で驚異の技巧と透明なリリシズムで世界最難曲を演奏して注目を集めたピアニスト、ニカによる共演。

めくるめく火花の飛び交う、ロシア超絶技巧の世界。



ねっ、なんだか凄そうな感じのコンサートですよね。期待度十分


席は、前から5番目。舞台の上では、ピアノの調律が行われているところでした。


日経ホール


さて、今夜の演奏曲は......


サラサーテ: カルメン幻想曲 作品25


フィニッシー:イングリッシュ・カントリー・チューンズより
          (6. 愛の芽 7. マイ・ボニー・ボーイ8. さあ、ドラムを叩いて横笛を鳴らせ)
チャイコフスキー(クライスラー編): アンダンテ・カンタービレ
          ~弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 作品11
ショスタコーヴィッチ: ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品134



黒いトップに銀色のロングスカート姿のカテリーナ・ショットに続いて、シックな黒のドレスを着たニカ・シロコラッドが登場しました。ニカさんは、タレントのベッキーにちょっと似ている、かわいらしい感じの方でした。


1曲目の <カルメン幻想曲>

カテリーナさんのヴァイオリン演奏はとってもパワフル。指使いを見ていると目が回りそうです。さすがは、 超絶技巧 そして、ニカさんは、首を振りながらピアノを演奏しています。パパパンパンパンと口ずさみながら楽しそうに弾いていました。

でも、ヴァイオリンの音色がイマイチ......。というのも、ちょうど1週間前に <千住 真理子「アンコール・コンサート」> で、あの名器ストラディヴァリウス・デュランティの音色を聞いたばかりだったので、どうしても比較してしまうんですよ。もちろん、カテリーナさんもプロだからいいヴァイオリンを持っているのでしょうが、デュランティが出すあの澄んだ高音と深い低音と比べてしまうとねぇ~。例えていうなら、普通のコシヒカリと魚沼のコシヒカリぐらいの違いでしょうか.......


さて、今回の目玉は、イギリス音楽史上もっとも超絶な作品といわれている、フィニッシーの <イングリッシュ・カントリー・チューンズ> の演奏です。これはもちろん、ニカさんの独奏。そして、今まで後ろに控えていた「譜めくり」の人もいません。というのも、あまりの壮絶さに譜めくりのタイミングが追いつかないからなんでしょうね。で、どんなに超絶な作品かというと.....。

だんなが、あるサイトを見つけてきたので、 楽譜 演奏 をご覧ください。で、楽譜を見てビックリ


さすがに、 超絶技巧 ばかりだと疲れますね。チャイコフスキーの <アンダンテ・カンタービレ> を聴いてホッとしたのは、私だけではないと思います。でも、せっかくの美しい曲も、音響が悪いせいで今ひとつ気持ちが曲に集中できないんですよねぇ~。というのも、会場の日経ホールは「講演用」のホールだから、音響が全然良くないんですよ。そもそも、講演用のホールで、コンサートをやるっていうのは無理がありますよね。演奏する人も聴衆もかわいそう。日経さん、ちょっと考えたほうが良いのではしみじみ、音響の良いホールで聴きたかったなぁ~と、思った瞬間でした。


アンコールの拍手の時に、ちょっとしたハプニングが。ニカさんは、感極まったようで顔が真っ赤でした。きっと、ツアー初日で受け入れてもらえるのか、緊張していたんでしょうね。一度、舞台の袖に引っ込んでから、再登場したのはカテリーナさんだけ。何度も袖の方を見るカテリーナさんですが、ニカさんは出てこれません。再度の拍手でようやく出てきたニカさんでした。

<イングリッシュ・カントリー・チューンズ> から1曲。そして、カテリーナさん&ニカさんの演奏で、もう1曲。これは、ゆったりとした綺麗なメロディーの曲でした。なんだか、アンコール曲の方が気持ちよさそうに弾いている感じがしましたね。この二人だとどうしても 超絶技巧 の入った曲ばかりリクエストされるのでしょうけれど、本当はそれ以外の曲も聴いてもらいたいのではないのかな。


もし、また二人の演奏を聴く機会があったら、次は絶対に音響の良いホールで聴きたいと、強く思いながら帰ったのでした

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Last updated  October 4, 2007 02:19:10 PM
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