アメリカ帰りのうし(国産)

いよいよプロポーズ!



5m間隔にあるほの暗い街灯に、私たちの影が伸びる。

(なんだか今日は詩的ーーーー(^^♪ )

別のカップルが私たちの横を静かに横切る。

また静かになった私たち。







うし:「どうしたの?急に??」

ボブ:「ちょっとね・・・。」







沈黙。











ぎゅっと抱きしめて

例によって、例のごとくひざまずき、

ボブ:  「ぼくを けっこんする ください。」













当時ボブは日本語を独学で習い始めて2,3週間。

いつか言おうと、辞書を見て言葉を探したに違いないです。

語順があっているかどうか机の上で確かめる彼の姿が浮かびます。

言葉を覚えようと左上を見ながらつぶやいている彼の姿が浮かびます。











彼がそれを言う前にした・考えたであろうすべてのことを思い、

胸が温かくなりました。

もちろん、私の答えは

「はい、いいですよ。」









今思うと、なんて厚かましい返事なんだーーーーーーー!!!!!!と思います(^_^;)

ふんとに今思うと、「何様じゃーーーーー??????」と自分のことながら、笑っています。

そのときはおおのオオマジだったのだけど・・・(^0^;)






つづく

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