マジン・ゴー！な日々

はい、佐藤健主演：るろうに剣心 京都大火編　観てまいりました。

面白かったですよ。

原作は皆さんご存知だと思うので、比較になってしまうのですが

私はいい具合に適当に忘れておりますので、丁度よかった（笑）

今回は気の抜けた部分の剣心があまり出ないので、いつもの落差をあまり感じませんが

格好いい剣心＝佐藤健を存分に堪能できると思います。

しかし、主演の佐藤健・・・見れば見るほど剣心だなこいつ。って思っちゃいました（笑）

どうみても、顔立ちや体つきまで剣心だよなぁって（笑）

いい意味で役者：佐藤健の魂が篭った一作となりましたねぇ。

ま、細かいこといえば色々あるんでしょうけど・・・勢いでバーっと展開するテンポは相変わらずです。

主演の佐藤健が『「あ～壁、走りてえ～」とか「あ～屋根、走りてぇ～」とか言ってた』とヒロイン役の武井咲が言っていました。

『何言ってるんだろう、この人？』ってのが、彼女の感想だったらしいですが（笑）

武井咲さん、それが男の子ってもんなんですよ（笑）

たとえロープワークでも不可能が可能になったわけですから、もっとやってみたいってぇのが男心ってことなんですけどね（笑）

そんなシーンもありで、相変わらずの加速装置で剣術振るう剣心や、今回はそれに対等の戦いを挑む者も現れたりと見どころ満載でしょう。

芝居がクサくない？とか、演出がちょっとアレじゃない？とかもういいんですよ。

だって・・・元々漫画だもん（笑）

これだけ立派な時代劇をヒットさせてくれて、時代劇ファンとしてもありがたい限り。

架空の時代劇だとお思いでしょうが、元々時代劇そのものが全て架空の嘘と言い切っていいわけですから、剣心も立派な時代劇ですよ。

あと、一人だけ気になってた人物がいたんですけど・・・ 藤原竜也が志々雄真実を演じてるんですけど

藤原竜也って、童顔じゃないですか？目もクリッとして可愛い感じになって志々雄真実を演じるにあたってどうなの？って思ってたんですけどね。

あそこまで全部隠れてたら、もうわかりません（笑）

気にしなくてもいいかも？

単純に原作版の感じと実写の役者の好みだけでしょうかね（笑）

さてさて、９月公開の後編『 伝説の最期編

時代劇というと、いつも同じ撮影所でいつも同じく用意されている着物の格好の人たちが既にパターンが出来上がっているカツラかぶってお決まりの刀を持ってチャンバラしてるイメージが強いんですよね。

だから映画で時代劇やってもテレビで見てる感触が残ってしまい、折角の映画観てる感が損してる気分になるんですけど

この剣心は元々が漫画であり、明治という設定や、主人公がチョンマゲスタイルでもなく、ヒロインも日本髪をゆっていませんし、あまり固定のカツラでキャストがズラ乗っけてる感を出しておらず

『ああ、時代劇！時代劇ィィでゴザァ～～ル～～～！』 と言う部分がありませんので、このオリジナルな世界観と、チャンバラ世界を楽しめるでしょう。

『時代劇あぁ時代劇！チョーン！』な世界観が苦手って人でも十分いけるですよ。

過去の古い見飽きられた時代劇からの進化として、近年色々な作品が出ております。

このるろうに剣心も、新しい時代劇の一つとして時代劇文化を継承して欲しいもんですね。

いい意味で、時代劇が娯楽番組としてテレビに復活できる要素をJINやるろうに剣心は証明してくれてる気もしています。

若い世代にも、かび臭い『嗚呼、時代ァィィ劇エキィィィィ・・・！！』 ではない新しい時代劇を娯楽として見てもらいたいもんですなぁ。

・・・と、テーマから外れてきたということは本日これまでと言う事（笑）

ではまた～～～。

（´∀｀）ノ”

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