かつて星飛雄馬は魔球の魔性に左腕を破壊され引退した。

しかし、彼は右投手としてカムバック！

『大リーグボール右1号』を開発し大活躍したのだった。

しかし、その魔球も左門や花形に持ち打ち込まれ、新しい魔球を見つけると言うような終わり方だった。

その後、続編に星飛雄馬は登場したものの、巨人軍から投手としての契約をしないと言う言渡しをされ…

「2軍監督にしてほしい」と言う申し入れをする。

若手選手を育てる立場になりたいと言うことだったのだが、そこで星飛雄馬の物語は終ってしまった。

しかし、投手としての契約をしないという長嶋監督の気持ちもわかる。

星飛雄馬の性格からすると、『魔球で自滅も覚悟！』となるのは目に見えている。

「いくら巨人軍とはいえ、一人の男の両腕を奪うわけにはいかない」のである。

自滅覚悟の魔球人生はご勘弁！という事だろう。

壊れるまで野球をやった。

一度やってしまったのだからもう『右の本格派』で生きてほしい。と願った長嶋監督の想いとは別に

星飛雄馬は『また』魔球を開発したのである。

ありがたい、ありがたいが…。

彼の人生を思えば、自滅覚悟でやらせられんのである。

そして星飛雄馬は2軍監督となって若手をしごくのだった。

それからはどうなったのだろう？

普通に考えると、長嶋監督の退陣と共に2軍監督を辞任？

となれば、消える魔球教えてって若手投手もいるだろうか？

もし巨人2軍選手の育成が結果を出していれば、球団から慰留をと声がかかることも。

ウーン？

星飛雄馬は、どっちの道に進んだのでしょうかねぇ？