機動戦士ガンダムと、続編の機動戦士Ζガンダム。

ですが、根本的にこの2つはちょっと違うと思うのです。

初めて登場した機動戦士ガンダムの、『初めて』はガンダムにはない。

もう先の「ガンダムがあった」からです。

テレビに出てきたモビルスーツが、背中にだけ噴射機を乗せて飛び回る。

背中の噴射機だけの、そのまま宇宙でも十分！と言う無理な設定がΖガンダムにはないのです。

当然、ガンダムの後の視聴者が「あのまま宇宙で飛び回ってるって･･･おかしいよな」と

視聴者もわかってくるからですね。

でΖガンダムの世界では、肩や脚に噴射口を増やしたワケで。

世界観をよりリアルに入れ替えたのですが、これも見ている人には問題ないのです。

ガンダム放送から、Ζガンダムまで6年も間が開いたことで視聴者が6年分知識も考え方も育ったワケです。

背中の噴射機だけで3倍速いと言った『設定』が、Ζガンダムにはないワケですよね。

ガンダムより、リアル系に進化した番組がΖガンダムだったワケですから。

あの当時、機動戦士ガンダムが『映画』にまでなって人気を得たのに

ガンダムの続編が出てこなかったのが残念だった私にとっては

6年後のΖガンダム開始はとても嬉しかった。

実は、待たされていた6年の月日が？

視聴者の成熟を果たしてくれていた。

とも言えると思うのです。

当時の社長が「会社の経営が苦しいので新作のガンダムを作ってくれないか？」と富野監督に言ったのが

『やっと』、Ζガンダムと言う続編になったのです。

つまり？

待たせた6年と裏の経営が視聴者の成熟とも相まって、Ζガンダムを楽しませた！

と、今になって･･･いえるのだと思います。

当時、ガンダムの再開を待っていた人たちに

6年は長かったですね(笑)

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