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帰ってきたウルトラマンは多分大変だったろう。
なぜなら、ウルトラマンと言うバラエティー色豊かな第一作目と
ウルトラセブンは、それより少し視聴率の必要性の高い作品となった。
帰ってきたウルトラマンは、その両方を引き継がねばいけなかった。
しかも引き継ぐだけではなく、自分の番組らしさも出さなければいけない。
中学生位が見られるようなストーリーがありながら、ウルトラマンらしいバラエティーさも持ち合わせねばならない。
それでいて、自分の番組らしさと言うものも大となると振り幅が大きすぎる。
途中で隊長の交代などもあり、帰ってきたウルトラマンはかなり振り幅の大きい作品になった気がする。
それが良かったのか?悪かったのか?
ウルトラマンやウルトラセブンのファン層が離れ、ウルトラマンAは
どんどん子供向けにならざるをえなくなったとか?
ウルトラマンタロウは、幼児向けにシフトしていった。
正直タロウあたりまで来ると、初代ウルトラマンの面影がほとんどなくなったような気がして
がっかりしたのを覚えている。
(同時の子供たちには、大いにタロウが受けていたのは否定しない)。
時が経ち、ウルトラマンに慣れていた世代というのが番組に変化をもたらしたのも事実だ。
が、ウルトラマンらしさを失って欲しくないと言うのも老婆心的にあったのも事実ですね。
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