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2025.09.10
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カテゴリ: 手塚治虫




その昔、漫画の神様と呼ばれた天才漫画家「手塚治虫」がいました。

彼の大ヒット連発により、漫画はよりメジャーへと進化しました。


そして、彼に憧れた少年たちが次々と漫画家を目指し上京。


東京は一躍漫画の大都会となったのでした。


手塚治虫御大の成功は、同時に罪もあります。

天才型であるがゆえに、彼は何でも描いた。

そして、それに続く漫画家たちも「何でも描けなければいけない」と本人たちも思ったし

編集部もそう思ったハズ。


もちろん見ている読者も皆そう思ったに違いない。

しかし…漫画家は万能ではない。

得意な分野しか描けないと言う人の方が本来は多い。

「誰でも『何でも』描けるわけではない」と。

それに気がついたのか?否か?

編集部は漫画家の独占契約を始める時代になります。

他の編集社に漫画家を独占されないために、先に独占契約を結びます。


結果、漫画家たちは手塚治虫の呪縛から離れることができた。

なんでも描かなくて良いと言う事になります。

描けるものをひたすら描けば良い。

人気があるものはどんどん続ければ良い。



しかして時代は、テレビのアニメに合わせて終わる必要はなくなった。

テレビは1年で終わるが、漫画は3年5年続いても良い時代が来たのだ。


アニメと雑誌は別媒体。

編集部もそう気がついたようだ。


逆に週刊誌のみの人は週刊誌ばかり。

月刊誌の人は月刊誌のみ。

と言う形も起こるワケです。


そして漫画形は、同じ作品を延々と描く事になると。

「たまに月刊誌で別のものを書かせてほしい」と編集部に言う人もいるが、「週刊誌が忙しくてなかなか手が回らない」などという話も聞く。


はたして、現代の漫画家は…『手塚治虫の呪縛』から

本当に抜け出したのだろうか?



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最終更新日  2025.09.10 16:30:05
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