スタートレックに登場したミスタースポック。

バルカン人と言う異星人なのだが、実は母親が地球人。

彼はバルカンと地球のハーフだった。

だが、彼自身がバルカン人としての生き方を選択しているため、奇妙な宇宙人に見える。

バルカン人とは、感情を廃し、論理的に物事を思考する種族である。

したがって、スポックも論理的な生き方をしているのだ。

初めは感情がないのかと思っていたが、実はスポックも感情を持っており

地球人より「強い感情を持った種族である」と言うことが後にわかる。

過去に強い感情のままに行動していた種族で、感情が彼らの絶滅の危機戦争まで引き起こしていた。

このままでは種族が絶滅すると言うことで、「感情を廃した論理的な生き方をしよう」と言う人物が現れ

そこからバルカンは変わったと言う。

あのままバルカンが突き進んでいたら、クリンゴンと同じ戦士の道へと進んだのかもしれない。

それ以上の『ロミュランを超えた殺戮の種族』だった可能性もあったワケですね。

スタートレックの終わったその後に、スター・ウォーズのヒットがアリ。

スタートレック映画が作られるようになります。

またミスタースポックが登場。

相変わらずの人気だった。

そしてその物語でわかったのが、やはりバルカンと言う種族は感情を持ちながら

感情を排除すると言う生き方をしているのだと言うこと。

ミスタースポックは、地球人としての生き方とバルカン人としての生き方の両方を探りながら生きると言う

自分自身の存在を探す人物でもあった。

映画の中でも、それとなくバルカンであり、地球人であり

と言う部分を探し続ける彼の存在と言うものも描かれています。

表面的な論理的なスポックだけではなく、バルカンであり、地球人でもあると言う彼の生き方と言うものに注目して

もう一度ミスタースポックを見直してみるのはいかがでしょう。

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