内なる光にみちびかれて　～あおば～

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2009年01月09日

倭は　国のまほろば　～気づいてみれば夢見ていたことが～

テーマ：徒然日記(23538)

カテゴリ：旅

七草粥も、とっくに過ぎてしまいましたが、

　あけましておめでとうございます　

　　　今年もよろしくお願いします。

お正月は、夫と一緒に、

大和最古といわれる大神神社。

参道には屋台が並んでいて、とっても賑やか。

大神神社二の鳥居.jpg

このお社、お手水が見慣れた龍ではなく、

玉を抱えた巳さま（蛇）が、口から水を出しておられます。

ご神体は三輪山なので、拝殿のみです。

あまり見かけない造りです。

大神神社の椿.jpg

拝殿横の椿がきれいに咲いていました。

狭井神社へ.jpg

摂社の狭井神社へは、木立の中を歩いていきます。

狭井神社には、ご神水を汲める薬井戸がありました。

いろんなところでお水をいただいていますが、

こちらのお水も、美味しかったですよ。

狭井神社.jpg

さわやかで、気持ち良かったですね

狭井神社のアオキ.JPG

境内のアオキが真っ赤な実をつけています。

もう少し足を伸ばして、大美和の杜の展望台へ。

こちらからは、大和三山と大和平野が一望できます。

大和三山.JPG

＜大和三山を詠んだ万葉歌＞

思ひあまりいたもすべなみ玉たすき畝傍の山に我れ標結ひつ　（『万葉集』/詠人不詳）

耳なしの山のくちなしえてしがな　思ひの色のしたぞめにせん（『万葉集』/詠人不詳）

中央の、平野の中にうずたかくなっている山が、畝傍山。

その右側が、耳成山。

天の香具山は、写真左端なのですが、

後ろの山影に溶け込んでしまって、少し分かりにくいですね。

十代の頃、夢中になって読んだ『宇宙皇子』という小説。

その舞台となった葛城山や大和平野を、一度見てみたいと

あのころ、夢見ていました。

すっかり忘れていたことなのに。

２０年後になって、

思いが叶っていることに、気がつきました。

忘れた頃に、

夢見ていたことが、なにげなく叶っているって

いいですね　 (*^-^*)

《おまけ》

奈良のロウバイ.jpg