うずらの卵

2008.12.30
XML
カテゴリ: 登山記録
12月28日

<アルパイン友の会>
メンバー:H郎・T生・チョッパー・T子・M子・Oちゃん(ツレ)・うずみん

クリスマス後、いきなり日本海側は大雪に見舞われた。
当然、比良山も少しは積雪があるに違いない。
雪が降ったら、武奈ヶ岳へ登ろうと密かに決めていた。
気がついたらその計画が アルパイン友の会 の山行になっていて、
言い出しっぺの私がリーダーをやることになり、7人のメンバーが集結。


雪があるのはわかっていたので、たとえ武奈ヶ岳へ登れなくても、
少しでも雪の中を歩けるならそれでいいや。
と、最初から撤退は意識するも、中止するつもりはなかった。

がしかし、、

湖西道路の終点からイン谷へ向う道路がすでに雪で埋もれていた。
これは正直想定外。
というか、こんなことは初めてでビックリした。


hira081228-01.jpg
駐車場ではない。湖西道路の終点がこのありさま。


道路の脇に車を止め、イン谷まで歩いて行くことになった。
30分近くかかっただろうか?
気温が高いせいか、雪ではなく雨が降り始めた。
トイレのある駐車スペースで、カッパを装着。


行けるとこまで行ってみることにする。


hira081228-02.jpg


ダケ道との分岐の大山口からは、堰堤越えのアップダウンが幾度か続きややしんどい。
雨がだんだんひどくなってきて少しムードが暗くなる。
この雨も高度を上げればきっと雪になると信じ、気を取り直して先へ進む。


hira081228-03.jpg


青ガレまでやってきた。

これは何が何でも登りたい!
金糞峠まで、とりあえず行ってみよう。


hira081228-04.jpg
雪で埋まる青ガレ


とにかく急登。しんどいけどこれは楽しい。
雪がある方が歩きやすい気がした。


hira081228-05.jpg


気がつけば雨はやみ、振り返ればうっすらと琵琶湖方面が見えるほどにガスが取れてきた。
何人か下りてくる人とすれ違うが、雪が深くて途中で引き返してきたという。
念のためワカンは持ってきたが、私達は時間的に無理だろう。


hira081228-06.jpg


狭くV字型になった最後の急登を頑張れば金糞峠へ到着。
もう12時。3時間近くかかってしまった。
金糞峠は風がビュンビュンと寒いので、休憩せずに奥ノ深谷出合へと向う。

八雲へ向う沢沿いの道はトレースがない。
足を踏み入れると、スッポリと膝上まで埋もれた。
今日の行程はここまで。ゆっくりお昼ご飯を食べることにする。
しんしんと身体が冷えてくるが、やはり皆で囲むお昼の時間は楽しい。

私は、沢の流れるこの森が大好きなので十分満足!
いつかテントで泊まりたいと思うが、ツレが夜は不気味だと言うのでまだ実現していない。


hira081228-07.jpg


昼食後、また同じ道で下山。
H郎さんとチョッパーさんがワカンをはくというので、
私もせっかくワカンを持ってきたので後に続き道のない斜面を下ってみる。
2人は楽しそうにしてるけど、私は必死!
湿雪が重くてめちゃくちゃしんどかった。

下りは早くあっと言う間。

結果的には撤退ってことになるけど、今年中に雪の中を歩けて大満足。
リーダーとしては、目的を達成できてないので少々不完全燃焼気味ではあるけれど(笑)

雪がたくさんあるうちに、もう1回チャレンジしてみたい。
次回は、雪が深い沢沿いを避けて、尾根を辿るってのはどうだろうか?
もう少し早めに出発しなくちゃいけないな。
なんて実現するかどうかわからないけど、機会があればまた計画したい。

というわけで、今年は比良で始まり、比良で終わった。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.12.30 22:44:32
コメント(16) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: