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恐竜境に果てぬ第1章第1節その1


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恐竜境に果てぬ第1章第2節その1


恐竜境に果てぬ第1章第2節その2


恐竜境に果てぬ第1章第2節その3


恐竜境に果てぬ第1章第3節その1


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2025.01.01
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カテゴリ: 音楽

年末ギリギリ楽譜作成懐かしのテレビドラマ主題歌 もうれつ先生の歌』
​楽譜掲載(ユコタン音楽シリーズ) ​​ ​​

2024/12/28 開始

村松「もしもし」

夕子「やっぱり風邪みたい ?

村松「看護師さんが最後にみえた時は 6 3 分と極めて低かった。俺にしては低いから、霊体が見えるかもなんてね」

夕子「病みかかりにしては口が達者ね。あたしを恐がらせたいんだよね」

村松「いや、食事はまずまずだけど、例の本」

夕子「コラ。今何んて言った。れいはれいでも雨冠 ( あめかんむり ) の『霊の本』よね」

村松「ホントに読むの中断しちまった。体調が良くないと、この手の本は読みたくなくなるみたい」



夕子「そう。仕方ないわね、残念だけど。でもあなた昔から風邪の類いでは長患いしない体質だった気が・・。でも、何十年も経ったからね」

村松「仰せの通りにございます。インフルだと別だけど、人から移されない限り、発症したことはない、家族全員がまず重い症状にはならなかった」

夕子「お父さんが自衛隊勤務休んだの、記憶では一度きりって聞いた気が・・」

村松「うん。親父は健康というより頑丈だった。それについては評価してる。あ、それでね、形を変えてしまって申し訳ないんだけど」

夕子「移してもいいから来たらって言ったら  ? 

村松「愚かなことを。あえて言うけど、この年取ってきたなくなった口で、・・」

夕子「あたしと濃厚な・・・、いやねえ恥ずかしくて言えなくなっちゃった」

村松「ごめんよ。あとは遠回しに言うよ。特にね、夕子の魅力に触れながら」

夕子「照れる。もう老婆なのよ」

村松「何を言うか。夕子の整った顔のその最も美しいのは」

夕子「やめてえ  ! 

村松「やめるものか。お前ね、男が女と顔を急接近させる時に、どんな感情を爆発させんとしているか、お前は女だから余りわからないだろうけどな、いいか、ここで俺はお前がカタログモデルをやった時の完成写真を久しぶりにあけてみたよ。もう一度断っとくけどね、まず美形でなければならない。ただし、ある程度整ってれば、標準的でも女の人はかなり素晴らしいものだ。いやさ、普通に人間でさえあれば、もはや言うこと無し、または余り無し」

夕子「スゴい変化ね。根本はやっぱりあなたが『好色』人間っていうことかしら」

村松「さすが夕子だ。ダてに女をやっていなかったね」

夕子「それ、ほめてるの・・」

村松「まあ、それで俺みたいに鼻に高さがほとんどない男は悲惨なものだけど、それでも顔を急接近させると、極めて近い顔は、詳細が余り見えない。ところがいよいよ核心に迫るが、唇は眼前に拝める」

夕子「唇う  ?  へえー。そういう見方もあるのかぁ」

村松「ものを食べる器官くらいしか思わなかったか」

夕子「何を言うとるか、おぬしは。会話にも使うし、陸上やってた時は苦しい息をついついしてしまったよ。でも、ね、続けて」

村松「特に高校生の時の夕子は顔全体が整ってるから、当然唇が見事にきれいだった。しかも程よくツヤがあって、このツヤに拙者は急激に誘われたのよ。それで触れる瞬間、どうかするとお前の唇が軽くひらくことがあってな、その時歯並びのいい白い歯がキラリと光った日には、もうこのひと時が終れば、もう夕飯何んて一食ぐらい抜いてもいいと思ったね。普段通りの夕飯は抜いて、その代わりお前の、もっと言えば美少女高校生の唇を堪能出来れば何んと幸せかと」

夕子「スゴいね。でもそれもあなたが人一倍好色人間だったからということあるよね」

村松「うーむ、まあ反論する気はないけどね、これだけは男でなければ、少なくとも女の全部は理解出来ないだろうね。女は割とさめていられるから」

夕子「ねえ、一つ質問だけど」

村松「ああ、何」

夕子「今回は音楽よね。今の会話が関係するのよね」

村松「いや、それが会話が進んじゃって、本題との乖離がかなり」

夕子「ズバリ歌  ?  懐かしいドラマなんかの」

村松「うん。もうれつ先生っていう漫画のドラマ化の時の主題歌」

夕子「おバカさん  !  テーマがまるっきり違うじゃないの。今からまともな会話して、それをあなたが脚色しなさいよ」

村松「これコジツケだけどユコタン音楽シリーズだよ。夕子が主役なの。でさ、ここで一刀両断のけさがけで、赤裸々ムードにしといてさ、それでいきなりもうれつ先生に入るの」

夕子「もうおこるのも疲れた。で、正直わたしそのもうれつ先生っての、知らない」

村松「それで当然。俺でさえ、テレビドラマで見たことないもの」

夕子「何んで知ってるの・・」

村松「兄弟で取ってた月刊誌『少年』連載でさ、それで少し調べたら、テレビドラマは 1960 年昭和 35 6 月からのようで、当時我が家は富士宮 ( ふじのみや ) 市にあってね、テレビに映る民放は実に静岡放送 SBS だけ。で、この昭和 35 年の夏休み中に御殿場に引っ越したんだけど、テレビ事情なんて情報源もない時代だから、放映中だったらしいけど、知らぬまに終わってさ」




夕子「話題がようやくまともになって来たわ。なーるほど。そういう見逃し多かったの  ? 

村松「うん。七色仮面は終わってから引っ越したから、放映してたことも知らぬまま。でも、すぐに夏休み中に連日再放送してくれたからね。あ、それで当時は UHF はなくて、御殿場なんか全局東京キー局の電波そのまま流してたからね。つまり VHF 。コマーシャルは面白かったよ。王貞治選手がオッソロシイ棒読みで『自由ヶ丘亀屋万年堂のナボナはお菓子のホームラン王です』ってセリフ言うんだけど、俺たち子供でさえ、見事な一本調子だと思ったものね。この話自由にさせてもらうと、もうれつ先生入る前に、ほかの漫画やドラマのことばっか延々としゃべるよ」

夕子「そう言われてみるとそうねえ。あなたの話のタメが凄い感じするもの」

村松「じゃ打ち切ってもうれつ先生に行っちゃいますか」





夕子「ええ ! それもスゴいわね。それどんな漫画  ? 

村松「資料送るね」

夕子「ふうーん。もうれつ先生。初めてかなぁ。あの早速だけど、歌を教えて」

村松「あの、決して変な意味ではなくて、この歌ようやくここへ来て You Tube にアップしてくれた人がいてね、それ知らせるから聴いてみてくれる  ? 

――もうれつ先生の歌――

夕子「・・・  ?  ああ、聴いたことあるような気が・・。何故だろ」

村松「俺がだみ声で歌ったかも知れない」

夕子「あたしの勘違いかな。ま、家 ( うち ) の兄は世代が異なるから情報源にならないし。 聴かせていただいて、こんなこと言っては失礼かも知れないけど、上高田少年合唱団の歌詞が聴き取りにくい。せめてワンコーラスだけでも・・え  ? 

村松「うっかりしててごめん。失くしかかった付録が見つかったんで、一番は確認出来る」

夕子「あ  !  そうだ。あなたが保管しておいた『少年探偵手帳』だ。これの最後のページのほうに・・・」

夕子「あ、メール来た。なるほど、謎は解けたわ」









――もう一度視聴タイム――

夕子「優しいようで、むずかしい歌ね。あなたわかる  ? 

村松「試すね。苦手だから夕子に頼んでるのに」

夕子「誤解しないで。嫌味や文句じゃないの。この手の歌って、改めてみるとね、伸ばすところと同じ拍子のとこが、微妙に現われるのよ」

村松「ほお。単なる子供向け番組の主題歌を、レベルアップさせたなあ」

夕子「でもね、やっぱり名曲ってのはあるのよ」

村松「ほお」

夕子「例えばね、『月光仮面は誰でしょう』。これ、今初めて話すけどね、あなたは、かなり正確に歌ったのよ。それで質問だけど、どうやって正しい歌い方を覚えたの  ? 

村松「ひたすら聴いて覚えたのかな。別の例で言うとね、あの古関裕而氏の『若鷲の歌』についてね、これねえ、人物が間違ったら、つまり人違いだと、まことに申し訳ないんだけど、思い切ってキダタローさんと言っとくよ。彼が「徹子の部屋」に出て、流行歌手が唱歌や軍歌を歌ってレコード出すのが目立つけど、売れっ子のせいか、歌を軽くみて、軽視していい気になって歌ってるのが目障り、いや耳障りだって言ってね、美空ひばりが若鷲の歌歌った話をしてさ」

夕子「面白そう」

村松「夕子は歌を大事に扱うから聞く資格充分あるよ。でね、『♪きょうも飛ぶとーぶ』ってとこを美空ひばりはあの、ハ長調を基準にした音階で言うけどね『シーラシーラシドミミ』が正しいメロディーだけど、美空ひばりは『シーラシーラシドレミ』って歌ってる。これは作曲者侮辱だとハッキリ言って、美空ひばりの LP 投げ捨てるようにテーブルに置いたんだ」









作者は当時を知る世代には周知と言える寺田ヒロオ氏。のちの「巨人の星」のような、精神・根性などとは描かず、ほのぼのしたムードの中に、ごく自然にもうれつ流柔道の凄さを描いたあたりは、まさしく寺田ヒロオ氏の真骨頂。


夕子「わかるわ。じゃあ正しく歌ってる人のって」

村松「霧島昇さんは見事に歌ってる。ま、ついでに言うと、藤山一郎さんも実に歌詞をていねいに歌うお手本みたいな歌手だ。今の歌手を悪く言う年配者も、こんなことを言いたい気持ちもあるんじゃないかってね。ついでに決して嫌いじゃないグループのこと話題にするね。いきものがかりの『ありがとう』ってヒット曲」

夕子「わかった、かも」

村松「夕子の意見ならピタリでも異なっても、参考意見になるから、聞かせて」

夕子「『♪青空も泣きぞらも』ってとこかな」

村松「当たりッ。彼らの言いたいことはわかる。だけど、意味が通じると判断したら何んでも使うってのは、日本語への冒涜だ」

・・・やや時間経過・・・

村松「前言撤回。俺は三つ子の魂百までを地でゆくバカ者だ」

夕子「あけましておめでとう」

村松「あけましておめでとう。夕子、からだ・・だいじょうぶ・・」

夕子「大丈夫。ありがとうね。もちろんあとでまた一寝入りするけど、たった今息子と話したばかり」

村松「あ、ケータイにショートメールあった。俺、これも出来ないままだからね」

夕子「いいわよ。あの子起きてるはずだから、かけてみれば」

――時間経過ややあり――

村松「俺、夕子の楽譜掲載しちまうよ。新年早々の第一弾」



もうれつ先生の歌楽譜






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最終更新日  2025.01.01 07:43:27
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