MY THOUGHTS

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September 25, 2006
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カテゴリ: 日々の徒然



自分だけ一人勝ちする競争に

違和感をいだいていました。


事業は競争かということを考えて

以前、こんな日記を書いたことがあります。

(http://plaza.rakuten.co.jp/vacancesvacances/diary/200506040000/)

競争は自分とするものだという本質はあると思います。

そして最近は、大概にして「共存共栄」を行動規範としていいます。


とはいえ、ライバルがいて燃えることがあります。

ライバルのお陰で、成長スピードが加速することがあります。



だから、一概に競争を否定するつもりもありません。


業界を考える、国を考える、世界を考える。

こんなことをしたいと思ったとき

こんな未来を創りたいと思ったとき

より広い視野を持つと

「競争」も「共存」も”ツール”になるのではないでしょうか。


私達のDNAが知っている

恐らく、向かうべき最終目的は

地球環境と社会の持続的繁栄。

そこへの道のりに

競争が必要なときは使えばいい。




勝つこと自体が目的ではありません。

共存が全てにおいていいかというと

共倒れだってあるかもしれません。


・・・そんなことを考えていたら

なんともタイムリーな記事を目にしました。




企業買収価値のランキングです。


トヨタが一位。

二位が日産。

四位がホンダ。


それぞれ、昨年と比べて大きく価値を伸ばしています。

自動車業界が日本経済を引っ張っています。


エコカーに注力したトヨタ。

業界を牽引し、

そして、今では他の追随を許さないリーディングカンパニー。


2002年に日産にハイブリッド技術の提供をすることで、提携をはじめました。

しかし、同じく昨日の新聞に、その技術提携を解消するニュースも出ていました。

日産も独自のハイブリッド技術を持つ方向にシフトし

トヨタもライバルとの技術提携の必要性に関しては

ハイブリッド市場の成熟度合いから

目的達成と見たのでしょう。


トヨタがエコカー「競争」で実用化に抜きん出て牽引した。

他社への技術提携で「共存」戦略に出て、業界を伸長させた。

そして、また「競争」へと戻っていく。

プリウスの来年度の売上目標を5割増しにして、

他を一気に引き離すつもりのようです。


実際にはもっと複雑で高尚な戦略がからまっているのだと思います。


ただ、競争や共存だけに囚われるのではなく

より広い視野で未来を創造しようとしたとき

競争も共存ただのも「ツール」となり

他を圧倒して凌駕する大きな波となって、

地球環境の持続的発展と自らの成長を実現させる。

そんな好例を見る気がしました。。


相手を打ち負かすための競争ではなくて

より早いスピードで価値を生み出すためのツールとしての「競争」。

もたれあって楽をするための共存ではなくて

共に繁栄してより大きな影響を生み出すためのツールとしての「共存」。


つまるところ、より大きなスケールで想いを持った人が

未来を創る夢先案内人となるのかもしれません。


そして、そんな未来創りの原点は

いかに生きるかをきちんと見つめ続け、

昨日の自分と競争していく、

ダメな自分と共存していく、

そんな一人一人の中にあるような気がします。



日々是精進… 



みんなで素敵な未来を創りたい。













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Last updated  September 25, 2006 09:21:43 AM コメント(4) | コメントを書く
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