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2005年06月03日
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 ここ最近は、いろいろなことが重なった。
 先月末のある日、突然一人の生徒が退会した。その生徒の姉も、コマを一つ減らすことにした。すると、これまで「お宅の塾は最高」と言っていたあるお母様が、いきなり態度を変えて他の塾への移籍を考え始めた。そこへ来て、ある高校3年生が大学受験を早くも断念し、それゆえ塾も辞めるという。せっかく4月から雇い、一年間一人の大学受験生国語を見てもらおうと思っていた講師が、他塾から「月給」で給料をもらえるから、という理由で、夏期講習は出れないという。大学生の一人のアルバイトは、サークルで幹事長を務めている関係から、夏休みには多くの合宿が入ってしまうという。

 一方で、講師への研修は「教科研究会」として、月例になりはじめた。我が塾独自の教育システムも、開発の手を止めることなく続けている。今回は、そのシステムのうち第一弾が、いよいよ公に姿を見せる手前まで来ている。

 数日前急に、携帯にある大物(ここで名前を書くと驚く人もいよう)から連絡が入ったときは、急だったこともあり少々驚いた。でも彼は、4月に我が塾(つまりは我が家でもある)にいきなり訪れたので、まあこういうこともあるだろう。そして作日朝、その大物と、彼の片腕の待つ品川の喫茶店で落ち合った。
 彼らはビジネス関係で、俺に相談したいことがあった。
 「私はあなた達の力になりたいという気持ちはある。でも、今はちょっと時期が悪い。今は所有する小さなビジネスの方に集中したいのです」
 彼らに協力したいとは思うが、例えば日本での代表を務めることになれば、やはり今手がけていることへの代償が大きいだろう。俺には計画がある。しかし、自分にできる範囲内のことであれば、逆によろこんでリーダーとなろう。
 彼らは日本でたくさんの候補者と会っている。彼らが席を立ったあとも、喫茶店に残り、昼まで抱えている文芸作品の添削をした。
 午後は都内西北のとある所で、今度はビジネス界で名を馳せる別な大物を訪問した。俺が開発している我が塾のシステム第一弾の商品化に対して、彼の人生が、何かヒントをもたらしてくれるのではないかと思っての行動だった。氏の一言には経験という裏打ちがあり、一言も無駄がない。じっと耳を傾けた。

 「やはり全てを私一人でやるより、その分野分野で力ある企業と提携して進めたほうが、スピードも速いと思うんですよ」と言った。
 そうこうしているうちに、なんと、その氏の企業と俺のビジネスが、業務提携するという話になったのだった。
 うーん、これは非常に面白い展開になってきたぞ。





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最終更新日  2005年06月21日 00時45分53秒
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