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玲子12~INSERT~


ぷるんと、アタシの乳房があらわになる。それに、しゃぶりつく。
舌で、ぺろぺろと乳首を舐める。ちゅうっと強く吸い付く。
なんて野蛮なやり方なの!こんなのいや!
それなのに!・・・意識が徐々に、なぶられる乳房に集中する。
慎司の舌での執拗な愛撫に、だんだん夢中になる。
じんっと、アタシの芯がしびれてくる。
慎司はそれを悟ったように、アタシの茂みに指を這わせてくる。
「!」必死になって食い止めようとした。こんなにこうこうと明るい部屋で、こんな仕打ちって、ない。
照明ぐらい落として欲しい。シャワーも浴びてない。恥ずかしすぎる!

ぬるっ、と、指がスリットに食い込む。ああっ!
「いやがってるくせに、もう濡れちゃってるよ。玲子ちゃんったらさ」
そう言って慎司は、アタシの蜜がぺっとりと付いた指を、アタシの鼻先に突きつけて、見せ付ける。
くっつけていた指と指を離すと、つーっと糸を引く。
「やだ、、、やめて、、、」
「ほら、見て」そう言って、その指を自分の口元へ持っていって、舐めた。
ああ!耐えられない!!
「おいしいよ、玲子ちゃん・・・」
今度はアタシのくちびるに擦り付ける。
「自分の味、確かめてみろよ」無理やり口の中へ、指を押し込む。
んんっ!!
「ほら、ほらぁ」
指を噛み切ってやろうかと思うほど悔しいのに、気持ちとは裏腹に舌を使って
慎司の指を舐めてしまうアタシ。そういう女だったの?アタシは・・・
「車の中で、自分からあんなことするぐらいなんだから、そうとうなんだろ?玲子ちゃん」
慎司は薄ら笑いを浮かべて、アタシの片足をひじにひっかけて、ぐいと持ち上げる。
「気持ちよくしてくれよ、玲子ちゃん」
ああ!入る!はいっちゃうぅっ!!
「いいよ、、、けっこうキツいね。」はぁっ・・・そう息を付いた後、慎司はゆっくりと腰を動かし始める。
「はぁ・・・いい、よ、玲子・・・」
入り口付近を、浅めに行ったりきたりする。ああん、もっと、奥まで、きて!
「ほら、言えよ。じゃないと、しっかり入れてやらないよ?」
「んんーー」アタシは、ぐっと口を閉じる。
「もっと欲しいんだろ?欲しいって言えよ」
焦らすように腰を動かしながら、同時に慎司は指でアタシの最も敏感な蕾を刺激してきた。
「はぁっ!あ、ん・・・」だめ、、キモチイイ。ああ、負けそう。
「もっと・・・」小声でつぶやくアタシ。
「もっと、なんだよ」いじわるく慎司が聞く。
「もっと、ちょうだ・・・」
「ちゃんと言えよ」
「もっと、欲しい、の。瀬川さんのが、欲しいの!」
ぐぐっと、力を込めて、慎司が突いてきた。ああ!そうよ、いいっ!!
何度も、何度も、腰を入れて突いてくる。その度に、どんどん波が近づいてくる。
ああ、アタシ、もうすぐ、いっちゃう、、、
知らないうちに、アタシの腰も慎司の動きに合わせて、動いていた。
あ、あ、あ、ん~。い、く、、、、
アタシは少しも逃さないように、全身で快感を受け止める。
背中をそらせて、最後の大波に、乗る。
ああ、いいっ!!
ぎゅっと閉じたまぶたの裏側が、白く光る。頭の中でフラッシュが焚かれたみたいに。

気が付いたら、慎司も果てていた。

「すごく気持ちよかったよ。玲子ちゃん・・・」そう言って慎司は、アタシのこめかみにそっと口づけた。
髪を優しく撫でる。
慎司の身体が離れても、アタシは目をつむったまま、動けないでいた。

カシャッ。
え?何?今の。
目を開けると、慎司がベッドに横たわる私のことを、携帯電話で写真に撮っていた。
「ちょっと!何するのよ!」上体を起こして、思わず叫んだ。
その後なにやら携帯を操作している。
「やめてよ!消して!!」そう言って、慎司の携帯電話を取り上げようと掴みかかった。
「おっと、もう遅いよ。パソコンに送信しちゃった」にこにこして、言う慎司。
この人いったい・・・!

「人質、じゃなくって、モノ質。また楽しもうね、玲子ちゃん」

この男を、甘く見ていた。


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