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2004/10/21
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カテゴリ: 企業情報システム
企業情報システムの構築に参画していると、二者(もしくは数者)択一の場面に遭遇することは多い。それが上流フェーズであればその選択が後々まで影響を及ぼすことになるので、安易な判断は許されない。そんな場合に出会った時に、心がけていることを書いてみたい。

以下のポイントがある。
・評価軸を決める
・評価軸に沿って客観的な事実を集める
・自分ひとりで判断しない。関係者全員に判断してもらう

例えば、OSをWindowsにするかLinuxにするかを迷ったとする。個人的にはLinuxにしたいとかいう願望を持っていたとしても、それはいったん心の奥底にしまう。

評価軸としては、
・価格
・事例

・将来性
・業務への適用度
などが考えられる。それぞれの評価軸に対して、客観的な事実を収集し、Windows、Linuxに対して、マルバツをつけていく。こうして出来上がった評価シートによって、総合ポイントでWindowsが良いのか、Linuxが良いのかが判断できる。どうしてもLinuxがよければLinuxが有利になる判断軸を追加していけばよい。最後に出来上がった評価資料を関係者で確認し、全員で決定する。

このような方法をとることによって以下のメリットがある。
・個人的な思い入れによるミスチョイスを防ぐ
・責任を分散することができる

二つ目のメリットが重要である。例えばLinuxを選択したとしても、リスクはいろいろと存在する。関係者に評価内容を知らせることによって、そのリスクを認識してもらうことをが可能になる。何か問題が起こったときに、そんなことは聞いていない、自分でなんとかしろ、と言われることを避けることができる。

実はこんなことを考えた理由は、 「町長を説得してLinuxを導入」 という記事を読んだからである。

この記事のように個人の思い入れ(のように見える)でLinuxを決定した場合、何か問題が起これば、個人が批判の矢面に立たされる可能性が高い。また、実際の選考に関して、冷静かつ客観的な評価を行ったのかも疑問が残る。

何かを選択するときは、人のせいにできる材料を探しておくこと、これはとても重要だと思っている。一見後ろ向きの考えのようだが、客観的な評価を行う、リスクを関係者に知らせる、という大きな効果があるからである。





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Last updated  2004/10/21 11:46:59 AM
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