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2010年01月09日
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カテゴリ: クラシック
 ミューザ川崎シンフォニーホール  14:00~
 1階

 モーツァルト:「フィガロの結婚」~ 序曲 / "恋とはどんなものかしら" /
        "自分で自分がわからない" / 行進曲 /
        "スザンナは来ないわ ~ 幸せな思い出は何処へ"
        交響曲第28番ハ長調 K.200
 ランナー:お気に入りポルカ
 J.シュトラウスI世:ギャロップ「幸運の女神」
 J.シュトラウスII世:皇帝円舞曲

           ポルカ・フランセーズ「クラップフェンの森にて」
 オッフェンバッハ:「月世界旅行」~ ポルカ
 レハール:フラスキータのセレナード
 J.シュトラウスII世:ワルツ「春の声」 / トリッチ・トラッチ・ポルカ
 <アンコール>
 ペーター:レンツサーカスの思い出
 レハール:「メリー・ウィドー」~ ヴィリアの歌
 ペーター:レンツサーカスの思い出(スペシャルバージョン)

 ソプラノ:エヴァ・リンド
 コルソ・ウィーン
 指揮:アルフォンス・エガー


 よくある格安券が出たからとはいえ、珍しく一階席で聞きに行ったのは、エヴァ・リンドが出ているからであります。

 エヴァ・リンド。Lind なので、濁らないと思うんですけどね。今はどのくらい知られているんでしょうか。1980年代末から1990年代初めに、結構いい声の、軽めの、コロラトューラというよりスーブレットと言った方がいいソプラノでした。Philipsに録音があって、結構良かったんですが、そのままローカルに埋もれていったらしいソプラノです。
http://www.eva-lind.at/

 まさか今更日本に来るとは。でも、みなとみらいとかはいいんだけどプログラムがプログラムだしなぁ.....と思っていたのですが、ミューザの公演が格安、しかもモーツァルトメインのプログラム。これなら!と思って買ったのでした。

 前半はモーツァルト。「フィガロ」から何曲かと、交響曲28番。

 これが結構いいのです。ミューザの一階席、ってことは普通のホールなら一階センター前の方、で聞いていたので、全体としてどうかというのは測りかねる面はありますが、正直、多分声量は厳しいと思います。上の方は聞こえにくかったろうな、とは思います。ですが、いい声です。透明感のある、ヴィヴラートが殆ど掛からない、綺麗な声。
 最初のケルビーノの二曲は、声量はともあれまずまず聞けるじゃないか、という感じでしたが、前半3曲目の伯爵夫人のアリアで全開。素晴らしい!声量が厳しかろう、というのはありますし、一部表現上ここはもうちょっと堪えて....という所も無くはない。でも、全体として、とてもよく歌えている。これがこの日一番の聞き物。
 確かに、これでオペラ全曲をやるのはかなり厳しいでしょう。でも、エヴァ・リント、いいなぁ、と思ったのは、声量が厳しいとして、張り上げて無理に出したりせずに、無いなりにきちんと歌として丁寧に歌っている所。正直言って、ケルビーノのアリアとか、歌曲を聞いているようで、それはそれで問題ありと言えばありだけど、とても音楽として真っ当だな、と思ったのです。リート・リサイタルとかやらないのかな。やればやったで聞きに行くと思うんですが。
 一階席あたりのお客さんで、エヴァ・リントを聞きに来た、というお客はいたのでしょうか。正直勿体無いくらい。

 コルソ・ウィーンは、ウィーン・フィル及びその他のウィーンの各楽団の団員で構成されているそうで、まぁ、どんなもんでしょう、という感じではありますが、悪くないと思います。弦で10人くらい、総勢でも25人に満たないのですが、このくらいの人数がいると、それなりに音に厚みが出てきます。別にウィーン・フィルのトップ奏者が居るとかいうことではないですが、それでアンサンブルが乱れてるとかいうことでもないですし。
 演奏自体は、まぁ、地味に普通に上手い、という感じでしょうか。という風に感じさせるけれど、目立った傷も無く、相応に歌いつつ、普通に聞き流せてしまう=引っ掛かる所も無く、格別不自然な起伏を感じさせることも無く、ごく自然体、というのは、実は音楽としてかなりいいということではないのかと。

 後半はウィンナ・ワルツの類い。ええ、まぁ、いい演奏でした。てか、前半で十分盛り上がってしまったので、後は、まぁ......
 団員の遊び度が段々上がっていくのがまぁ面白かったかな、と。「クラップフェンの森にて」とか。「春の声」はエヴァ・リントの歌付き。
 後半の聞き物はむしろアンコールだったかな。「メリー・ウィドー」のアリアは勿論エヴァ・リント。これもなかなか堂に入っていて良かったです。前後半にアンコール、合計6曲歌ってくれたので満足です。
 ペーターの「レンツサーカスの思い出」は、ティンパニ奏者が木琴で超絶技巧を聞かせるという趣向。強烈な高速トレモロの連続で、なかなか面白かったのだけれど、3曲目での再演は各楽器奏者も張り合って妙技を披露するというオマケ付き。

 明日・明後日(10、11日)とオペラシティで公演があります。明日は今日と同じプログラムで、明後日はモーツァルトの代わりにミュージカルだのルロイ・アンダーソンだのが入るプログラム。行くなら、エヴァ・リントのモーツァルトが聞ける明日でしょう。ってこの時間に言われても困るか....






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最終更新日  2010年01月10日 01時51分50秒
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