ありのままを受け入れよ

ありのままを受け入れよ

Calendar

Profile

ヴェルム

ヴェルム

Favorite Blog

クリアのサイト~自… 天炎さん
kinki☆大塚愛☆LOVE☆O… vうえぽんvさん
暇人ブログ _o儚幻o_さん
我 流 旋 風 Yo-介さん
あぷあ ているず v疾風vさん
我輩は猫である。に… 猫ぴろしさん
Never-Ending World ヴァルムッシュさん
Verweile doch Du bi… v魔王vさん
徒然なるままに… セングレアンさん
The Cat Is Full 猫… 頴神さん
2007.06.24
XML
カテゴリ: 小説(創作)
エリアポイント2と同じく平坦な草原であるエリアポイント3、此処には数多くの飛竜種が必ず訪れる場所とも言われている。そしてエリアポイント2、4、9、10まである為、此処を通るハンターも少ない訳では無い。だが、此処には至って特徴的な物は無い。草食竜のアプトノスが3頭居るだけだ。
「此処にようは無いな…。暇潰しに子猫しかいない9に行ってみるか」

岩と樹木で作られたトンネルのようなエリアポイント9、別名『死と隣り合わせのトンネル』と言われている。視界が悪いうえに左右の幅が狭いので、戦闘するには不向きな場所だと言える。
「此処は本当に狭いな…。取り合えず」
右手をポーチに入れ、閃光玉を握り、そして遠くに投げ飛ばした。閃光玉が着地と同時に一寸の光を放つ!
―――ニャアァァァッッ!!?
奥の方で猫の鳴き声が聞こえた。声がした方に行くと一匹の猫――背中にどんぐりを背負い白い毛並みを持つ猫型モンスター――アイルー。そのアイルーが目を回して倒れている。そっと近寄ってはしゃがんでじっくりと見る。
「…こうやって見ると案外可愛いな、こいつ」
「……ニャ?」

「ありがとニャ、じゃ、さよならニャ」
そう言うとそのアイルーは礼をして、エリアポイント4へ行ってしまった。
「……。後を追ってみるか」

バースはそのアイルーを追っていくと、来た所を次々と戻り、ついにはベースキャンプ地点まで戻ってきてしまった。気づかれないように後を追ってきた。
――コイツは一体何をするんだ?
樹の陰に隠れつつ見ていた。そのアイルーは先程地図や携帯食糧などが入っていた支給品箱を開け、余っていた砥石などを外に捨て、意外な行動を見せた。
「……ハァ!?」
思わず声が出てしまったバース、それもその筈。そのアイルーは余った支給品を捨てると支給品箱の中に入ってしまったのだ。樹の陰から出て、支給品箱の前で立ち止まる。
「……開けて良いんだよな? これ」
そう自分に問いかけると、迷う事無く支給品箱を開けた。にこにこしながら目を閉じているアイルーがいる。バースは一回箱を閉じた。
「……あそこまで満面な笑みだと恐ろしい」

「やめるニャーー! そんな事されたら死んじゃうニャ!!」
「五月蝿いな…」スイッチを切りながら言った。そして腰に吊らした。「お前はそこで何をしている?」
聞くと支給品箱から出てきて、その爪を立てて言った。
「お前じゃないニャ、オイラは有名料理シェフ猫『流石』だニャ! ”ココット村”のギルドで働いてるニャ」
「……”ココット村”? それはどこにあるんだ?」

手招きをしてテントの裏にある小さい洞窟に入っていった。バースもその後を付いて行った。


――時を越えし狩猟者 バース 第二章 完





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.06.24 22:26:58
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Comments

ヴェルム @ Re[1]:関東遠征~4日目~ 下(03/06) しのぶちゃん@関東行くぜふっふぅさん >…
しのぶちゃん@関東行くぜふっふぅ@ Re:関東遠征~4日目~ 下(03/06) 肉くれ← パレード面白そうでうらやまだぜ…
ヴェルム @ Re[1]:関東遠征~4日目~ 上(03/06) 荒らしさん >トリッピィ >トリッピィ >トリッピィ …
荒らし@ Re:関東遠征~4日目~ 上(03/06) トリッピィ トリッピィ トリッピィ  でおk?
ヴェルム @ Re[1]:関東遠征~第3日~(03/05) あかなはやたのわ)。わさたさん >なに食…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: