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昼間取り上げた極東証券ですが、他社とPER及び収益内訳の比較をしてみました。ほとんどの会社がPBR>1ですので、資産面での割安性は勘案しないことにします。前年度実績を元にすると、PER20倍未満は5社しかなく、AKIさんの指摘通り同業他社と比較して割安です。 もちろん高PERに評価されている会社はそれなりの理由があり、特にイートレード証券をはじめとするネット証券はネット証券取引人口の増加により口座数・預かり資産残高・手数料収入はうなぎ上りです。それに引き換え極東証券は対面販売に特化しており、口座数は法人個人の合計で2002年9月32500→2005年9月36000と僅かにしか増えていません(注:グラフからの読み取りなので多少誤差があるかもしれません)。しかも、トレーディング損益の占める割合が43%と光世証券についで2位。松井証券の社長が『中小証券の中にはトレーディング損益が収益に占める割合が半分近くになるようなところがあるようだが、そういうところは証券会社の看板を下ろしたほうが良い』などと言ったそうですね(笑)。それに対し、極東証券の社長も負けずに『自己資本規制比率の高さを自慢するような会社があるようだが、要するに客にはリスクを取らせて自分はリスクをとらないと言っているようなものだ』と対抗しています。 社長同士のイヤミの言い合いはさておき、この口座数の増加の少ない理由はネット取引に参入していないこともありますが、会社の方針で休眠口座を作らないという理由が大きいようです。口座数が増加すれば当然システム負担も増加します。当然それにかかる設備投資や費用もバカにならないわけで、無駄な費用負担を生み出す休眠口座を解約させているそうです。その結果、口座は僅かしか増えていないのにもかかわらず、なんと預かり資産はこの間ほぼ倍に増えているのです。 また、割安な市場評価の理由としてトレーディング損益の占める割合が高いので市況に左右されやすい収益構造と認識されているのかもしれません。しかし、このトレーディング収益の約半分は債券の仕入れ/販売のスプレッドであり、債券販売を安定的に伸ばしている極東証券にとってむしろ安定収益源といえます。加えて、債券販売というのは株式市況が軟調な時にはむしろ伸びるわけで、逆に受入手数料のほうが市況に左右されやすいともいえます。比較表の右に*がついている会社は2003年に損失を出している会社です。トレーディング収益がほとんどない東京東海証券でさえ赤字です。ほとんどの証券会社が赤字を出している中、極東証券は僅かながら黒字でした。 同業他社の中でも安定した収益基盤に加え、AKIさんのブログで詳しく解説されていますが同業他社にはない不動産証券化ビジネスに取り組んでいます。こちらの利益は急進しているばかりでなく、子会社であるFEインベストを設立し、今まで外部に流出していたキャッシュの流入を狙っているようです。 同業他社比較で安定した収益基盤、不動産証券化ビジネスの急拡大による利益の増大期待、なんといっても同業他社比較で低PER(やっぱりこれですが)なので、ここしばらくのトレンドで見ますと少々株価的に高くはなってしまっていますが、少々ポートフォリオに組み入れてみました。
Dec 29, 2005
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総括といっても、まあ大したことも書けないのですが……。 最大の反省点は、ハッキリいって無駄な売買が多かったような気がします。株式投資の戦略として薄利確定は悪いとは思いませんが、フェアバリューまでこらえ切れなかった投資も多かったです。もちろん、どんなに優れた投資家でも狙って天井で売るなどという芸当は出来ないでしょうし、売った後急騰なんていくらでもあると思います。ただ、『良い決算の割りに反応薄いな~。何かあるのかな?わからないから売って様子を見るか』という株価を見た行動はよろしくなかったですね。『調べたのなら自信を持ってホールドすべき』という事例が多すぎました。サトー商会に負けるわけですorz。 今年は資産バリュー、低PER&高キャップレートを中心とした銘柄でポートフォリオを組み、回転で稼いだような年でした。今後は割安成長株、成長株投資ももっととりいれたいですし、、それによって高いパフォーマンスを上げられるようになりたいと思っていますが、成長をベースにした投資は当然ながらリターンも大きい分リスクも高いので、あせらずじっくりと取り組んでいきたいです。しばらくは原信のような『成長性の割りに低PERなものが見直される』ような投資ができたらいいと思っています。 どこかでみたのですが、成長株投資を実践し成功されている方が「『低PBR→低PER→割安成長→成長』のステップを踏むと良い」と記述していたと記憶しています。この考え方を是非パクろうと思います。 資金を作るという面では、バリュー投資を始めてからのこの1年半は結構いけたと思います。生活や趣味を犠牲にすることなく楽しく節約に取り組めたのがよかったです。まだまだ資金が小さいので、資金追加の効果は絶大ですから、当分は投資資金作りに励むつもりです。 生活やポートフォリオを振り返ってどこか落ち着かないものを感じたら、それはきっとどこかが間違っているのだと思います。来年も仕事・私生活・株式投資をバランスよくやっていきたいです。 ところで、多分今年最後の買い付けになると思いますが、AKIさんのブログに影響されて極東証券を少し買ってみました。以下、簡単な買い理由ですが、詳しくは12月28日の日記をご覧ください(AKIさん無断リンクすみません)。・トレーディング損益が純営業収益の44%を占めているが、このうち半分はリテール及び法人向けの債券のスプレッド(仕入れ値と販売価格の差額)であり、この部分は安定収益源と考えられる。現在はハンガリー・メキシコ・南アフリカ通貨建ての債券などの取り扱いが好調であり、年々拡大しているようだ。自己部門によるトレーディング収益は20~25%程度と考えられる。・対面販売に特化している理由は、ネット証券はシステム投資と保守の負担が重く、手数料の引き下げ圧力が高い上に、システムダウン時の観客流出の可能性が高いことと、銀行預金・郵便貯金など保守的な運用をしてきた個人・法人観客にターゲットを絞って手堅く手数料を稼ぐビジネスモデルを目指しているため。手数料収入の安定性が高いと考えられる。・不動産証券化部門が売上・利益ともに急進しているが、そのプロセス中外部に流出していたキャッシュを取りこぼさないように子会社(FEインベスト)を平成17年9月2日に設立。下半期及び来年度以降はその収益も連結加算される。・証券会社ゆえ、当然証券市況に左右されるリスクはあるが、同業他社と比較し低PERであり、リスクは比較的小さい。「やっぱり最後は低PERかよ!」って感じですが……。
Dec 29, 2005
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ジェイコム株で儲けた話が報道されて以後、職場で『株をやってみたい』『株って儲かるんですか?』といった質問が増えてきました。来年にはついに一人先輩が口座を開きそうな雰囲気です。「元手を最低でも200万以上、ファンダメンタルに基づいて銘柄選択をし、分散投資に徹して相乗平均年20%を目標とすることで長期的な視野で資産作りをする」という説明して、きちんと最初から最後まで聞いてくださいました。職場で2人目です。 私がバリュー投資を始めるきっかけとなった例の職場の後輩と昨日飲みました。初めて昨年コンサートに誘ってくれたお陰で今年投資が上手くいった話をしたら、「え~、わたしが立川さんの役に立てたんですか?それは良かった!でも、株は私には難しそうですからいいや……。」とあっさり。うーん、一番伝えたいのになぁ。でも、話を聞いたら決して年収の高いとはいえない我が職場で平均以上に貯めているようで、一安心。 バリュー投資は自分から自発的にやってみようと思わない限り上手くいかないと思っているので、そのうちにやってみたいと声をかけてくるのを気長に待っています。 ところで最近、いつも思い出す言葉があります。多分角山さんのサイトのコラムに掲載されていたのではないかと思うのですが……これくらいのスタンスが実はいいのかなと最近思っています。『相場とは、ダラダラつきあうものだと思っています。続けていれば、きっと良いことがあります。』で、やっぱりこれですよね。フリーページに掲載されている「私の投資法」はいつも素晴らしいなと思ってしまいます。(管理人さん無断リンクすみません)
Dec 28, 2005
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今日はヒマだったので思わず板を見てしまいました。昨日の反動でしょうか、サンクスジャパンが寄り直後に高値をつけたあと軟調に推移しています。今日は丸誠の株価が比較的堅調でトータルではマイポートフォリオを押し上げています。(27日前場終値ベースの話で、夕方にはどうなっているかわかりませんが) 2434丸誠は買ってから全く動かしていません。一株あたりの現金相当資産665円の株を664円で購入し、一度ネガティブなニュースがあったものの業績は好調で株価も700円~900円をふらふらですから、事業価値としては35円から235円で評価されているのと同じだと思い、ストップ高をつけたこともありましたがまったく手をつけませんでした。さすがにストップ高をつけた後700円を割るところまで下がった時には『失敗したかな~』とか思いましたが、今思えば買い増せなかった自分の勇気のなさが恨めしいです(笑)。 自分の経験だと、目先下がりそうだからといって売った後買い戻せたためしがないんですよね。だとすれば、まだまだ安いなと感じるのであれば値動きを理由に売る必要もないのかなと。もちろん、短期トレードが器用に出来る人なら別ですが(笑)、私の場合は上手くいったためしがないし、結局ホールドして良かった(あるいは、売らなきゃ良かったorz涙)の方が多いような気がするので、サンクスジャパンも放置しています。何より、まだ安いですし。 ところで、こなつさんのところで持ち家に関する話が出ていましたので私も一口。 私の実家は、私が幼少の頃父が借地に家を建てました。私が就職して数年経過してから、その土地を父と共同で地主さんから買い取りました。そのローンの返済に2003年12月まで明け暮れていたわけです。私は独身ですが、現在の職場は実家からやや離れているのでアパートを借りています。 都内なのでそれなりに家賃がかかります。当然中古でもマンションを買ったほうがよいかなと考えたこともありました。新築は異様に高いですし、リフォームした中古の方が逆に安心できるかなと。 ただ、不動産は株と違って間違ったからといって簡単に損きり出来ません。賃貸であれば選択を失敗した時に僅かな損失で済みます。もちろん持ち家の良さもありますし、投資で億万長者になればやはりマンションあるいは一戸建てを購入するのもアリだと思います。 家族をお持ちの投資家さんから聞いたのですが、ずっと借家暮らしでバリュー投資を続け、数千万になったところで一部を売って頭金にして家を買ったそうです。ローン負担も少なく、投資も継続でき、持ち家のメリットも十分満喫できるとの事。家族も投資で得た利益で頭金を作ったことを知っていますから、ご主人が投資を続けたことを本当に感謝しているそうです。いい事尽くめですね。こんな感じが理想的だと思っています。 固定資産を持つリスクもありますが、家賃高騰のリスクもないわけではないので、どちらが良いかは一概にいえないでしょうね。ただ、30年ローンを組まないと家をもてない状況はやはり異常だと思うので、今は投資に資金を振り向けたいと思います。
Dec 27, 2005
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今日は本当は代休だったのですが、先日仕事でつまらないミスをしてしまい、その穴埋めのためやむなく出勤することになりました。なさけないやら恥ずかしいやらすごすごと帰ってくると、なんと眠れる森のサンクスジャパンが急騰してました。「やったぜ!サンクスJPNのお陰で、マイパフォーマンスは年初来xxx%達成だ!バフェットにあやかって愛飲しているコカコーラも、今日は350ml缶ではなく奮発してペットボトルにしようかな?」 仕事で凹んでいただけに、株価の急騰を大喜びし浮かれていたのです……が……ふと嫌な予感がしておそるおそるあるものを見てみました。9996サトー商会 保有数 100株 (買値)949.5円→(現在値)2030円 +113.8% はぁー予感的中。調査時間ほぼゼロ、純粋に優待狙いのサトー商会にやっぱり負けています……ま、別にいいんですけどね。
Dec 26, 2005
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2004年6月に我が職場の後輩にとあるコンサートに誘われ、会場に早くついてしまったので併設された書店に寄ったところ、バフェットの本を見つけて購入し、その日の晩に『バフェット』で検索をかけて『どりぽんふぁんど』にたどりついたのが私とバリュー投資の出会いでした……ここまでは昨日の日記と一緒です。 そのあと当然すぐに問題に突き当たります。なにせ前の年に住宅ローンを繰り上げ返済したものですから、当然貯金も大してありません。本当に株式投資資金作りからのスタートでした。 とりあえずやったことといえば『不用品を次々叩き売る』『余計な支出を削る』この2点。家計簿が今まで続かなかった私も給与をもらう数日前から予算を立ててその範囲で生活する習慣をつけ、保険など月々かかる費用を徹底的に見直しました。 でも、あまり苦痛は感じませんでした。不要な我慢や無理をしませんでしたし、気が付くことを少し改善すればかなりの節約になることもわかりました。いらないものをたくさん持っていたこともわかりましたし、案外どうでも良いことにお金を使っていることもわかりました。節約を楽しめた最高のパターンだったと思います。 ご承知の通り、昨年の自分の成績はマイナス15%でした。記録を見ると、当初資金に毎月お金を追加するものの、毎月追加したお金以上に含み損が発生していたんです(笑)。美樹工業、サンユー建設でやられた当時、『今後何十年と続ける投資の授業料だと思えば大したことないや』と割り切れた自分が今は不思議な気がします。 今年もあとわずかですが、来年も別に何も変わらずに投資を続けて行こうと思っています。今年の相場が異常だったとか、来年以降は難しい相場になるとか、自分にはもっと後にならなくてはわからないと思いますので、リラックスしてあまり難しくない投資を心掛けたいですね。
Dec 26, 2005
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2004年6月に我が職場の後輩にとあるコンサートに誘われ、会場に早くついてしまったので併設された書店に寄ったところ、バフェットの本を見つけて購入し、その日の晩に『バフェット』で検索をかけて『どりぽんふぁんど』にたどりついたのが私とバリュー投資の出会いでした。 今年は私もその後輩も独身で且つイブに過ごす相手もいなかったので、ささやかにパーティーをする予定だったのですが、なーんと後輩が風邪でダウン。イブは完全にヒマになってしまいました。 さてさて、投資の話に戻ります。私は残念なことにマーケットタイミングでいうと非常にもったいないことをしています。もし株式投資を再開するのが1年でも早かったら、そしてそのときにバリュー投資に気付いていたら……なんてことを昨年の今頃は結構考えたものです。でも、仕方ないです。一昨年まで住宅ローンの返済にしか頭がまわらなかったのですから。まだ良かったのが2003年12月までコツコツと累積投資をしていたお陰でローンの繰上げ返済代金が出来てしまったことと、株式投資に抵抗がなかったことくらい。 とはいえ、株式投資を始めることとバリュー投資に出会うことだけで、実はものすごく運のいいことだと思いませんか?大部分の人は株式投資をギャンブルと思い、そしてせっかく株式投資を始めても本当にギャンブルのようにかかわって退場させられてしまうのですから。 『株式投資を始め、バリュー投資に出会い、資産を大きく賭けられた』ことを素直に喜んでしまうと気持ちが楽です。とはいっても、株式投資で大儲けした人の話を聞くとやっぱり羨ましいですね(笑)。
Dec 25, 2005
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昨年バリュー投資を始めてからはキャップレートとかポールソンキンの真のPERといった考え方、いわゆる『買収バリュー』という考え方が自分にシックリ合うような気がしていました。ところが、どう考えても2つと同じ会社はないわけであり、単純に数値だけで決めるわけにもいかないということになり、『ファンダに基づく投資ではあるが割と何でもアリ』な状態になりつつあります。 とはいっても3766システムズデザインや9029ヒガシ21、7548サンクスジャパンのように買収バリューや低PERがやはり基幹になっており、その他にアセットIもアセットMなどと比較し成長率の割りに低PERであることが買いの理由になっています。おそらく自分は低評価なものが見直されるのが好きなんでしょうね。 そして、見直される過程で少しずつ売りあがり、まだ見直されていないものを買い増しあるいは新規買いしていくようにしています。 最近投資を考えている銘柄が2つほどあるのですが、全く性格が異なるのです。大型株と小型株、有名&無名、コモディティ&トールゲート……でも、どちらもいいなと思っています。共通点は投資単位が大きいので買いに躊躇していることだけです(笑)。 最近は市場の過熱振りを心配するサイトやブログを多く見ますけど、個別で見ればまだまだ魅力的な銘柄はあると思います。しかしながら、8月初頭にポートフォリオの時価が毎日劇下げした時はさすがに動揺しましたので、相場全体の調整を平常心で受け止められる自信があるかと聞かれれば『無理です』と答えるでしょう。 でも、それでよいと思っています。 自分の資産なのですから、増減すれば気持ちに影響しないわけがありません。でも、それを人と比べたり、その結果必要のない行動に出なければいいと思っています。こういうことをブログで書くのは、自分がかつて『株価で行動してしまった』苦い思い出と反省があるからに他なりませんけど(笑)。
Dec 24, 2005
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個人投資家は(自分で企業するなど特別な場合を除くと)企業に投資する手段が株式市場で株券を購入するしかありません。しかも、その価格が毎日のように更新されその企業の業績と関係ない材料や要因によって動き、ご丁寧にネット証券会社の画面で自分の資産の市場評価額がどれだけ動いたかを把握できてしまうのですから、『株価を気にしないで長期保有』というのがどれだけ難しいかは今更私が言うところではありません。 実際私も急騰すれば『儲け損ねる』ことを恐れて小さな利益で売ってしまい、その後の大きな利益を逃したことなど何度もありますし、今年一年の売買を振り返っても無駄なことを沢山しています。しかも、白状してしまいますがその無駄な売買は珍しくザラ場を見たばっかりにしてしまった売買だったことも多いですね。 多くのベテラン個人投資家さんが短視眼的になることへの警告を発しているのは、発している方々も自分自身にその可能性を感じているからだと思います。最近優待バリュー投資を見直した理由の一つには、優待目当てで持ち続けることは当然長期の投資スタンスになり、短視眼的になりにくくなる(→結果として負けにくくなるとmikimaruさんは指摘しています)と思うからです。 そんな私でも今年は毎月の資金追加とそこそこのパフォーマンスのお陰でバリュー投資を始めて一年半で当初金額の6倍になっていました。当然増加分のほとんどが資金追加の賜物ですが、『(1)資金追加(2)利回り(3)運用期間』のそれぞれを少しずつ伸ばし、投資を地味に長く続けていきたいです。 先日2746アインメディカルシステムズに電話し、「(1)4Qは大きな支出を伴う出店や移転はない予定(2)長期処方が浸透し年末年始の駆け込み需要も少なくなり通年の売上の波は徐々に平準化している」などを確認しました。目先だけを見ても3Qまでの進捗はいいですし、長期的に見ても薬価改定は逆に追い風になっていくのではと想像しています(Yasuakiさんのブログを参考にさせていただきました。ありがとうございます)。 少し話がそれますが、石坂さんのサイトの日記で、ミスターマーケットのことを『市場くん』と訳していたのはちょっと笑いました。
Dec 23, 2005
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本日、ポートフォリオを見ると、9996サトー商会 949円→1935円 +104%』と表示されているのです。あれ、いつのまにかこんなに上がっているとは……。 実はサトー商会、優待のお米を目当てに親孝行ファンドで最低単元しか買っていなかったんです。購入時にPER10倍前後でしたので、下値不安も少ないし、配当もまあまあだし、唯一の純然たる優待銘柄投資でした。当然分析や調査にかけた時間は限りなくゼロに近いです。 しかし、この一年で2倍以上になるまで持ち続けた銘柄って、この『サトー商会』だけ!だったんです。しかも、+104%って、vis2004:立川一&親孝行ファンドの総合成績より高いじゃないですか!うーん、完璧な敗北です。 自分がかつては否定していた優待狙い投資が全保有株&ここ1年の運用成績に勝っているとは思わず、しかもほとんど調べもせずに買った銘柄だけに複雑な心境でした。自分がこれを当てたのはもちろんマグレだと思いますが、優待バリュー株投資の底力を思い知りました。 今更ですが2746アインメディカルを今日寄り付きで少し買ってみました。最低単元が大きいので買い増しは微妙ですが、3Qまでの進捗が良いことと昨年度は4Qで結構積み上げているので悪いことにはならないような気がします。
Dec 20, 2005
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今日は仕事でシステム管理関係の講習会に出席するために都内に出向きました。とあるオフィスの一角を利用しての講習会だったのですが、会場では突然携帯を取り上げられ、地下室に連れて行かれ、程よい広さはあるものの窓の全くない事務室で参加者全員パソコンに向かっておりました。 いやーどんなに明るくても広くても、窓のない部屋は非常に圧迫感ですね。こんなところで毎日働いていたらそれこそノイローゼになりそうです。それとも毎日いれば慣れてしまうんでしょうか。いつも働いているところが一応窓のある職場でよかったです。 ブログで健康の話を掲載したら、mikimaru71さんはご自分のブログに健康@優待銘柄を掲載してくれ(「立川のブログを見たから」とはどこにも書いていませんが)、また医師を志す学生の投資家の方からも大変貴重な内容のメールを頂きました。 今日は本当にブログを再開して良かったと思いました。とても嬉しかったので、以前はほとんどなかった投資に直接関係ない話もアップしていこうかと思います。最近ポートフォリオに長期保有スタンスの銘柄も増えてきたので、投資の話題が少ないこともありますけど(笑)。
Dec 19, 2005
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ここしばらく日記が滞っていたのは三星食品が決算発表翌日に劇下げしたショックで立ち直れなかったわけでも、実はアインファーマシーズホルダーだったからでもなく、週末に職場の宿直が連続してあったことと、先日生まれて初めて電車内で貧血&強力な脱力感に襲われ日記の更新どころではなかったからです。仕事上の愚痴をここでこぼすつもりはありませんが、ここしばらく努力の成果がお釈迦になることが続き、いくら自分で自分の士気を高めるのにも限界があったようで、体はやはり正直だったというところでしょう(笑)。 以前ストレスのない投資を心掛けたいようなことを書きましたが、何はともあれやはり自分の体が最優先ですね。私は比較的自分の興味深いことを仕事に持てて幸せな方だとは思いますが、どんなに好きな仕事でも付き合い方を誤ると自分の体を損ねかねませんので、仕事も投資もリラックスして取り組めるいい距離で付き合いたいものです。以前からの方針「仕事と家族を大事にしながら」に「自分」も追加します。
Dec 18, 2005
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売上高+6.6%、営業利益+6.0%、経常利益+10.1%、当期純利益+25.8%と好調でした。平成20年度到達目標としている「シュガーレス・キャンディのトップ・メーカーになる」「年商100億、売上高当期純利益率10%」の達成は着々と進んでいる感じです。 しかしながら、平成18年度の業績予想は前回同様謙虚な数字です。売上微増・利益微減となっておりますが、いかにもキャンディが売れそうな昨今の寒さに加えて、売上微増なのに何故わざわざ生産増強のため相生第二工場を来年2月に稼動させる必要があるのでしょうか?(^.^) しかも、純利益微減の予想なのに何故前年度20円→平成17年度30円→来年度予定40円と増配するのでしょうか?(^.^) 以前にも平成17年度10月期の予想があまりに控えめだと思ったので、IRに訊ねた時、「上場して間もないのに株主様を裏切るわけにはいきませんから、確実なセンで予想を出させていただいています。」のお答え。今回も控えめと見ました。財務も益々よくなっています(株主資本比率54%→61%)ので、当然ホールドします。 ところで、本日9318JBの投資先である小杉産業の3Q決算も発表されていますが、いつもバリュー投資家好みの銘柄の決算ばかり見ていたのでクラクラしました。僅かな営業利益が支払利息+新株発行費用で経常損失、資産売却特別利益で大幅黒字って……。
Dec 14, 2005
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シチエはまだ持っているので、相変わらず毎月チェックしてます。 今期はまだ出店ゼロで売上はほぼ横ばい、ゲオとの提携で多少利益率が改善したと思ったら3Qで社債発行費用はかかるし出店費用はかかるし、今年の決算は会社予想通りに落ち着きそうですね。いよいよ川崎出店ですので遊びに行こうかと思っています。
Dec 12, 2005
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ここ数日寝込んでしまい、誤発注騒ぎなど全く知りませんでした。 投資スタイルに関していろいろとブログに話題にしている人が多いようなので、私も乗ってみます。 以前から私のブログをごらんになっている方はご存知の通り、ここ一年は資産バリュー、買収バリューを中心にポートフォリオを組み、株価が見直されてきたら割安なものに乗り換えたり、業績が良好なのにもかかわらずあまり株価が上がっていなかった亜細亜証券印刷や原信などに投資し、そこそこのパフォーマンスでした(現在、vis2004ファンド+親孝行ファンドの総合成績は年初来88.8%)。 ところが、今年は不動産流動化関連の株価が業績とともに大きく見直され、ブログを持っている投資家さんの中には資産を数倍に膨らませた方も多いと思います。私自身もタナベ経営を購入した時にその旨をブログに書いたところ、ゲストの方からダヴィンチやフージャースを奨められ、当時は理解できなかったため購入に至りませんでした。そして最近では原信を1700円前後、亜細亜証券を同じく1700円前後で手放しています。 早くから成長株投資を心掛けていればもっとパフォーマンスが上げられたかも知れませんし、現在のスタンスでも売りタイミングをもう少し工夫すれば3桁のパフォーマンスを得られたかもしれません。でも、私は大満足です。PER10倍そこそこだった亜細亜証券印刷(898円から買っていました)や年50%成長なのにPER13倍程度だった原信のように「なんでこんな値段で放置されているのだろう」という頃に買い、実態や成長性も織り込んだ株価(これは人によって適正数値が異なると思いますが……)に見直される過程をとれれば十分です。それでも50%~100%近くの売買益をとれたのですから。自分が安心できて株式投資が楽しめるスタンスが最高だと思います。 「うーん、もう少し持って置けば!」なんて話をしたらある投資家の人にずばり指摘されました。「そういう時って、株価しか見てないでしょ?」 ほぼフルインベストだった以前に比べるとキャッシュポジションは膨らみましたが、最近は9029ヒガシトゥエンティワン、9318JB、3121アセットI、3766システムズデザインなどを買いました。いずれもまだまだ見直される余地があるように思っているので、先が楽しみです。ヒガシ21はビル内デリバリーという新規事業が物流業界でも注目されているようなので、もう少し調べてみようと思っています。 最近巡回したブログの中に優待のあるバリュー銘柄に投資されている方のブログを見ました。依然は「優待なんて……」と思っていたのですが、楽しめる上に底値も堅く、業績向上で値上がり益も見込める3度美味しい良い投資法だなと思いました。親孝行ファンドにはすぐにでも取り入れたいなと思っています。
Dec 10, 2005
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最近はどんどん株式投資ブログが増え続け、中にはとんでもない優れた投資家の方がもの凄く濃い内容のものを書かれているのでビックリしますね。毎日のようにあーだこーだと日記を書いていた頃を思い出すとちょっと恥ずかしい気もしますが、更新停止中もいろいろな方から声をかけていただいたり、なかには心配してくださったかたもおり大変恐縮です。 私は相変わらず投資も仕事も元気で続けています。お陰さまで両親から預かった分は+50%、自分の資金はおおよそ倍になり、昨年ダメダメ(通年のパフォーマンス=マイナス15%)だったことを考えると本当に幸運でした。 まだまだ資金は小さいので少ない所得の中から少しずつ貯蓄し、投資に振り向けている状態ですが、最近は趣味も再開し、株以外の交友範囲も広がつつあります。といっても相変わらず下宿には決算短信が積み重なっていますが(笑)。 自分が最初にバリュー投資を知るきっかけになった方の教えはやはり影響が大きいようで、相変わらず「過去数年分の決算短信を並べ、疑問点はIRに聞き、何故儲かっているのかを考える」を繰り返しています。投資における定性判断は「業界人でも難しいのに一個人投資家に何ができるのか?」という考え方もあるかもしれませんし、現実に定量面だけを見て素晴らしい成果を出されている投資家の方も多くいます。しかし、ささやかな知識と想像力でも働かせて考え、間違っていたらどこが間違っていたのかを再度考えることが投資に限らず大切だと思っています。その結果「やはり定量判断に尽きる」という結論に至ったのならばそれでよいと思います。私はまだそこまでたどり着いていませんので、もう少し試行錯誤して見たいと思います。
Dec 5, 2005
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