人生が豊かになるビジョントレーニング

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2007年01月26日
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この物語は短所を長所に、という話と少し関連するかもしれません。


★小さな物語(作者不明 菅原裕子訳)★

インドのある水くみ人足は、2つの壷を持っていました。
天秤棒のはしに、それぞれのツボをさげ、首のうしろで天秤棒を左右にかけて、彼は
水を運びます。

その壷の一つには、ひびが入っています。
もう一つの完璧な壷が、小川からご主人さまの家まで一滴の水もこぼさないのに、ひ
び割れ壷は、人足が水をいっぱい入れてくれても、ご主人さまの家に着くころには半


完璧な壷は、いつも自分を誇りに思っていました。
なぜなら、彼が作られたその本来の目的を、彼は常に達成することができたからで
す。
そして、ひび割れ壷は、いつも自分を恥じていました。
なぜなら、彼は、半分しか達成することができなかったからです。

二年が過ぎ、すっかりみじめになっていたひび割れ壷は、ある日、川のほとりで水く
み人足に話しかけました。
「私は自分が恥ずかしい。そして、あなたにすまないと思っている。」
「なぜそんな風に思うの?」水くみ人足は言いました。
「なにを恥じてるの?」
「この2年間、私はこのひびのせいで、あなたのご主人さまの家まで水を半分しか運

われることがない。私は、それがつらいんだ。」
壷は言いました。
水くみ人足は、ひび割れ壷を気の毒に思い、そして言いました。
「これからご主人さまの家に帰る途中、道端に咲いているきれいな花を見てごら
ん。」


く咲き誇る道端の花に気づきました。
花は本当に美しく、壷はちょっと元気になった気がしましたが、ご主人さまの家に着
くころには、また水を半分漏らしてしまった自分を恥じて、水くみ人足にあやまりま
した。
すると、彼は言ったのです。
「道端の花に気づいたかい? 花が君の側にしか咲いていないのに気づいたかい? 
僕は、君からこぼれ落ちる水に気づいて、君が通る側に花の種をまいたんだ。そして
君は毎日、僕たちが小川から帰るときに水をまいてくれた。この2年間、僕はご主人
さまの食卓に花を欠かしたことがない。君があるがままの君じゃなかったら、ご主人
さまはこの美しさで家を飾ることはできなかったんだよ。」







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最終更新日  2007年01月26日 11時26分04秒
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