クラシック音楽は素敵だ!!

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マーラー:交響曲全集

<私家版・マーラー交響曲全集>


(1860~1911)


チェコスロバキアに生まれ、ウイーンで音楽を学び、19世紀末の爛熟した世相と本人の厭世観がないまぜになった独特の交響曲を9曲書いた。(大地の歌・未完の第10番を除く)ここ20年ほどで世界的に受け入れられるようになり、山のようなCDがショップにならんでいる。
初心者の方は、まず5番あたりから始めてみましょう。 第四楽章アダージェット だけでも聴いてみてください!

グスタフ・マーラーの交響曲全集を、私のコレクションの中から独断と偏見で選んだCDで構成してみました。どうしても一枚に絞り込めない曲は2枚呈示し、理由も書きました。CD番号は購入当時のものですが、殆どが廉価盤となって今でも手に入るものばかりです。マーラー好きな方は一つの考え方として、初心者の方はCD購入のご参考にしていただければ幸いです。

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<交響曲第一番「巨人」>



マーラー:交響曲第1番≪巨人≫

C.アバド指揮:ベルリン・フィル(89年録音) 

11曲あるマーラーの交響曲山脈の劈頭を飾る、1889年、29歳の時の作品。当初は5楽章(花の章付)であったが現在は4楽章で演奏される。このアバドの録音は、彼がカラヤンの後を継いでベルリン・フィルを掌握し終えた頃の録音。明るく伸びやかで、非常にすがすがしい演奏である。BPOの機能も全開で、緩急の付け方がまた素晴らしい。同コンビのマーラーチクルスは90年代マーラー演奏史における輝かしい業績の一つだ。





マーラー:交響曲第1番≪巨人≫(「花の章」付き)

小澤征爾指揮:ボストン交響楽団(87録音)

「巨人」はベストを選ぶのが非常に難しい。全体の構成を優先するのか、終楽章の爆発的な推進力を取るのか、いつも悩んでしまう。前述のアバドが前者なら、今から17年前の小澤のこの力演は後者。もちろん終楽章以外も文句なく良いのだが、終楽章のエネルギーの解放が理屈ぬきに素晴らしく、そのパワーに思わず酔ってしまいそうだ。いつも思うのだが、小澤は後期ロマン派から現代曲が最も得意なのだと感じる。まぁベートーヴェンは他の人で聴けばいいか・・・珍しい「花の章」付。





<交響曲第二番「復活」>





【送料無料】全音ポケットスコア マーラー:交響曲第2番「復活」ハ短調




マーラー:交響曲第2番「復活」

Z.メータ指揮:ウイーン・フィル(75年録音) DECCA440 615-2

 1895年初演。75年の録音だがとにかく録音が素晴らしい!もちろん最初はレコードで聴いたのだが、あまりの美音に本当に驚いた記憶がある。きちんとしたオーディオシステムを持っている人なら、絶対にレコードで聴いた方が良いと思う。演奏はメータ若かりし頃、野心に燃えていたアグレッシヴな感情そのままを叩き付けたような躍動感にあふれた名演。近年のこの人は三大テノールの随伴者になってしまったが・・・今の姿からは想像できないが、この録音は信じられないほど完成度が高い。






バーンスタイン/マーラー:交響曲第2番

L.バーンスタイン指揮NYP(87年録音)

バーンスタイン二度目の全集の一つ。まさに入魂、もはや病的ともいえる入れ込みようで、骨太で巨大なスケールの演奏を展開する。尋常でないのは最終楽章。独唱パートを限界までひっぱり、人間業を超えた歌唱を要求している。よくぞここまで声が続くものだ、と驚いた記憶がある。このような演奏を最後まで真剣に聴くと、聴きてまでもが完全に消耗してしまうからコワイ。そういう体験をしてみたい方にはお勧めの一枚。バーンスタインという巨人の、恐ろしいまでの意志の力を体験できる。





<交響曲第三番>





G.ベルティーニ指揮:ケルン放送交響楽団 85年録音 TOSHIBA TOCE-6315-16

1902年初演。CDによっては「朝の歌」という副題がついているものもあるが、正直言ってそんな可愛らしい副題とは似ても似つかぬ巨大交響曲だ。なにせ演奏に二時間以上かかり、一時「最長交響曲」としてギネスブックに載っていたという逸話さえあるシロモノ。6楽章構成で聴き所は両端楽章。特に第一楽章冒頭のホルン8本による夜明けの表現は最初から聴く者を圧倒する。ベルティーニ盤は85年当時抜群の録音と、明晰で過度な思い入れのないスッキリとした演奏が非常に新鮮だった。この頃バーンスタインの呪縛に捕われていた私は「こんな演奏もあったのか?」と目が覚める思いだった。




最近の録音でお勧め盤です!
マーラー:交響曲第3番
マーラー:交響曲第3番



<交響曲第四番>


マーラー:交響曲第4番「大いなる歓びへの賛歌」
マーラー:交響曲第4番「大いなる歓びへの賛歌」
E.インバル指揮/フランクフルト放送交響楽団 (85年録音)DENON COCO-70404

1901年初演。生まれて初めて聴いたマーラー作品はこの曲だったが(学生の頃)、その時は全く理解できなかった。このインパル盤を聴いてようやく好きになれた。
第一楽章の冒頭、鈴が鳴ってフルートが導入を演奏すると、それまでの三曲の大型交響曲に慣れた(疲れた?)耳には何とも言えず安堵感が広がる。この冒頭のテンポが非常に気になるのは私だけだろうか。そして第四楽章。弦によって紡ぎ出される甘美な旋律は、次の第五番「アダージェット」を予感させるに十分な美しさだ。インパルは特にこの楽章が素晴らしい。




<交響曲第五番>



マーラー:交響曲第5番

G.シノーポリ指揮:フィルハーモニア管弦楽団 (85年録音)

1904年初演。あちこちで書いているが、シノーポリの来日マーラーチクルスは本当に素晴らしかった。その勢いがそのまま封じ込めたかのような演奏がこのCD。全体を通じて非常に分析的な、メリハリのはっきりした演奏だがアダージェットはなかなか耽美的。終楽章の突進力も素晴らしいの一言。



【10/21発売】マーラー:交響曲第5番/カラヤン/BPO

H.V.カラヤン指揮:ベルリン・フィル(73年録音)DG F66G 50024/25

このカラヤンのアルバムの選定理由はただ一つ、「アダージェット」の素晴らしさに尽きる。とはいっても、これは完全に主観的な問題なのだが、この楽章は病的な耽美さで演奏して欲しい私にはこれがピッタリ。なにせベルリン・フィルの弦楽パートが寸分の狂いもなく分厚い音のタペストリーを紡ぐのだから、完璧を通り越して凄みがあるのだ。もっとも、これはかなり好き嫌いが分かれる解釈だと思う。
全体的には、ベルリン・フィルの分厚い音が聴く者を圧倒するが、演奏様式としてはもう古くなってしまった感は否めない。




【送料無料】マーラー:交響曲第5番 / ラトル

S.ラトル指揮:ベルリン・フィル(2002年録音)
新時代のマーラー演奏の登場を告げたラトル盤も紹介しておこう。BPO音楽監督就任披露演奏会の記録。それまでの様々な演奏とは一線を画し、BPOの機能は全開、さらにマーラーの音楽に潜む複雑で屈折した感情を鮮明にあぶりだし聴くものに見せつけた、新しい体験に満ちた演奏。どちらかというとあっさりめに聴こえるが、注意して聴くと非常に面白い。DVDも秀逸。



マーラー:交響曲第5番 / ラトル

※同じ演奏のDVD盤です。ラトルの指揮は懇切丁寧、観ても楽しめます!





<交響曲第六番「悲劇的」>



マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」&交響曲第9番ニ長調/バーンスタイン(レナード)[HybridCD]

L.バーンスタイン指揮:ニューヨーク・フィル(67年録音)SONY 60208AC

1906年初演。題名は「悲劇的」だが、この頃マーラーの私生活は幸せそのものだった。あくまで一つの空想物語の題名、ということで命名されたが、やがてそれが現実となってしまう、という話は置いておいて、この「悲劇的」。初めて最後まで聴いたときは凍り付くくらい驚いた。なにせ物語の主人公は終楽章で、三度もハンマーで叩きのめされて死んでしまうのだ。なんて不吉な音楽なのだろう。その恐ろしい音楽を徹底的に荒々しくやってのけたのがこのバーンスタイン盤。もう67年にこんな演奏を繰り広げていたとは・・・頭が下がる。



マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
E.インバル指揮:フランクフルト放送交響楽団(86年録音)DENON COCO-70475

6番の醍醐味はなんと言っても最終楽章、いかに無慈悲に三度ハンマーを叩きおろすか、という点にある(と思う)。そうした特異な解釈点でこのインバル盤は迫力満点。冷徹でがっちりした構成力で聴くものを最終楽章まで引っ張り、恐ろしいまでの力でハンマーを振り下ろすのだ!いやマジで怖いのなんの・・インバルがハンマー持って立ってたら、誰だって怖いですよねぇ。


2005年に発売された、とにかく美しいマーラー!
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」

諸説ある二楽章と三楽章の順番を逆にし、第二楽章の耽美的美しさを徹底的に磨き抜いた恐るべき美音。一聴の価値ありです!



<交響曲第七番「夜の歌」>



【エンタメ1023】マーラー:交響曲第7番/テンシュテット/LPO

C.テンシュテット指揮:ロンドン・フィル(93年録音)東芝 TOCE-9878/79

1908年初演。暗く厭世的な「悲劇的」の後で、演奏時間は長いものの室内楽的な響きをも取り込んだ特異な交響曲。表題が暗示するように自然界の夜の風景をゆっくりと語りかけてくる不思議な曲だ。なにせ中間楽章では鉄琴、ギター、マンドリンまで登場して賑やかな限りだ。だが最終楽章は夜が明けて太陽が力強くその姿を現し、世界を隅々まで照らし出す。強烈なティンパニの音色が印象的だ。87年に癌によりLPOの首席指揮者を離れたテンシュテットが、93年に遺した力演の記録。これが病に蝕まれた人間の技とは到底思えない、堂々として隙がない、素晴らしい演奏だ。




アバドの新マーラーチクルスの一枚も素晴らしい

【送料無料】マーラー:交響曲第7番 / アバド

C.アバド指揮:ベルリン・フィル




<交響曲第八番「千人の交響曲」>




G.ベルティーニ指揮:ケルン放送交響楽団(91年録音)東芝 07777 5484625

1910年の初演時、歌手858人、オケ171人の合計1029人が演奏したおかげで付いた表題が「千人の交響曲」。メンゲルベルクに宛てた手紙に「宇宙の鳴動を表現した」と述べたとおり、音楽史上最も巨大な規模を誇り、その響きはまさに管弦楽が長き歴史の上に到達した、宇宙的な広がりを体感させる。ただし残念ながら中間部分のソリスト独唱等はキリスト教徒でない者にはなじみにくいと思う。それらのマイナス要素を一気に吹き飛ばすのが最終楽章。音楽の持つ巨大なエネルギーが蒼穹の空に向かって奔流のように放射され、聴き終えた後はしばし忘我の境地に至る。人間業を遥かに超えた作品といえよう。ベルティーニ盤はサントリーホールでのライブ録音という条件もあいまって、見事に興奮と高揚の司祭役を務めている。録音も優秀。




21世紀のマーラーです!

マーラー:交響曲第8番 千人の交響曲

S.ラトル指揮/バーミンガム市交響楽団



<交響曲 「大地の歌」>



マーラー:交響曲≪大地の歌≫ リュッケルトの詩による3つの歌曲

B.ワルター指揮:ウィーン・フィル(52年録音)DECCA 

1908年作曲。親友のワルターに「この曲を聴いたら自殺者が出るのではないか」と語った逸話はあまりにも有名で、確かに内容は暗く厭世的。李白や孟浩然の詩をテキストに陰影の濃い管弦楽を添えた本作品はひょっとするとマーラーの最高傑作かもしれない。ディースカウに全てを歌わせたバーンスタイン盤も捨てがたいが、ここでは第一楽章で、「生は暗く、死もまた暗い!」と絶叫する、今にも死んでしまいそうなパツアークの声が印象的なワルター盤を推したい。その一見頼りない声が、終楽章「告別」において驚くべき説得力を持って、聴くものを永遠の桃源郷に誘うのである。




このバーンスタイン盤も素晴らしい!

【エンタメ1023】【高音質SHM-CD】マーラー:交響曲「大地の歌」 /バーンスタイン

L.バーンスタイン指揮:WPO/キング/ディースカウ



<交響曲第9番>




マーラー:交響曲第9番

H.V.カラヤン指揮:ベルリン・フィル(82年録音) 

1909年作曲。マーラーの生前に完成された最後の交響曲。全体的に死への恐怖と諦観が交錯し、最終楽章もアダージョで終わるのだが、テーマの深遠さと構造の複雑さにおいて、おそらく全交響曲の頂点に立つ作品といっても過言ではないだろう。
カラヤンには79年のスタジオ収録盤もあり、これはオケの機能全開、徹頭徹尾磨き抜いた美演だった。対するこの82年録音はライブということもあり、第四楽章において珍しくカラヤンがその心情を吐露し、異例とも言えるほどの耽美的な表現を展開した稀有な名演。




税込\2000以上のご購入で全国送料無料!!※代引き手数料を除くマーラー:交響曲第9番■バーンス...

L.バーンスタイン指揮:コンセルトヘボウ管弦楽団(85年録音)DG 419 208-2

三種類あるレニーの録音中最後の記録。最初のNYPとの録音は全曲で79分51秒だったのに対し、遂にこの演奏では88分39秒に達し、しかも最終楽章は29分38秒もかけており、全体で約10分も遅くなっている。(ちなみにワルターは最終楽章を18分で演奏している)この演奏はもはや演奏常識というものを遥かに超越し、あたかもレニー自身の遺言をゆっくりと読み上げるかのようだ。こんな演奏をさせられる楽団員も大変だが、聴くほうも消耗しつくしてしまう恐ろしい演奏である。



マーラー:交響曲第9番,第10番

レニー伝説のBPO一期一会。この演奏を聴いてカラヤンはまだ録音していなかった第9をやる気になった、と云われています。これも素晴らしい!



【エンタメ1023】【輸入盤】マーラー:交響曲第9番/クーベリック

R.クーベリック指揮:バイエルン放送交響楽団(75年録音) AUDITE 95.471

最後にもう一枚だけ、異色の演奏を。75年、なんと来日した折の東京文化会館での録音。前者二人の演奏がライブとはいえ複数日の演奏をつなぎ合わせ、磨きをかけた録音であるのに対し、これは75年6月4日の一発録り。天才クーベリック、一期一会の名演。全曲を通じて驚くべき緊張度を保ち、カラヤンやバーンスタインとは明らかに異なる視点で美しい音楽を造り上げている。終楽章は22分と中庸を得ており、高度なテクニックに支えられたその演奏からは、前記二人の演奏から得られる説得力とは質の違う、純音楽的な感動を与えてくれる名演である。






<交響曲第10番>



マーラー:交響曲 第10番[クック版]

S.ラトル指揮:ベルリン・フィル(99年録音)EMI 72435 5697226

1910年作曲開始、作者死亡の為未完。大地の歌と第九で歌われた死への恐怖や諦観が今一度、より深い形で登場する。死の恐怖~生への憧れ~アルマ(妻)への断ちがたい思い~現世での全ての事象への容認が五楽章に渡って語られる。最終的には仏教的悟りの世界に近づくのか、と思わせる恐ろしげな内容である。
マーラーが生前ほぼ完成していたのは第一楽章と第三楽章だけで、残りは略式総譜によるスケッチが出来上がっていた為、後にそれらを補筆する形で全五楽章の交響曲として完成した。ただし、バーンスタインやブーレーズらはこれらを演奏していない。
ラトルのこの演奏は、あまりの弦楽パートの透明度の高さ、音の美しさ、そして深い作品への共鳴度において現在同曲演奏の最高峰だろう。この演奏を聴いた時、とんでもない指揮者だと心底驚いていたら、僅か三年後にBPOの音楽監督に登りつめてしまった。その卓越した才能による新しい全集を心待ちにしているのは私だけではないだろう。。









<マーラーを知る為の推薦図書プラスα>


吉田秀和作曲家論集(1)
吉田秀和作曲家論集(1)

 ブルックナーとセットになっている評論集。マーラーを語るとき、どうしても避けて通れない、示唆に溢れた作曲家論です。


MAHLER DISCOGRAPHY by P.FULOP THE CAPLAN FOUNDATION 

PENGUIN社から出ているのですが、1995年までに発売されている1168枚のマーラー・アルバムを全て網羅、収録日時・場所、指揮者別の演奏時間詳細まで情報満載です。巻末にはニューリリースのための白紙ページがあり、自分で書き込んでくださいというのですから笑ってしまいます。







<カラー版作曲の生涯・マーラー>船山隆  新潮文庫

文庫本と侮るなかれ、じつに詳細なマーラー図鑑。生い立ちから各作品の解説、全生涯を時系列に解説。小澤征爾、朝比奈隆、山田一雄氏らのマーラーに対するコメントも載っていて興味深い。




グスタフ・マーラー
グスタフ・マーラー 失われた無限を求めて ド・ラ・グランジュ著 草思社

「明晰な苦行者の精神に導かれて光の極北に達して以降、音楽家マーラーは可視と不可視の風景系の全体を観想するようになる。彼はそれを取り込み、具現化し、私たちに復元して見せるのである」
マーラー研究の第一人者、グランジュが30年に及ぶマーラー研究の成果の中からそのエッセンスを編集したマーラー論集。思わずページをめくってしまう内容は示唆に富み、深い感動を与えてくれる。



マーラーの交響曲(音楽書)

こだわり派のための名曲徹底分析 マーラーの交響曲   金子建志著   音楽之友社

1・3・6・7・9・10番についての非常に詳細な解説と、様々な指揮者の録音を分析。CDを聴く際には大変参考になる。続巻も出ている。


楽天には2巻があります
マーラーの交響曲(2)
マーラーの交響曲(2)

とにかくマーラーを悩ませた「絶対的ニンフ」の肖像
アルマ・マーラー新装版
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