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2006年08月19日
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カテゴリ: 映画
 先日話題の「ゲド戦記」を観た。なにが話題かって、ブログで検索すると批判的な意見が圧倒的に多い。ジブリ作品にとっては大変珍しい現象だ。

 鑑賞した結果は、残念ながら大方の評判を裏付けるような印象しかもてなかった。自分にとって最も衝撃的だったのは、昼間部で展開がまどろっこしいために睡魔に襲われ、10分ほど寝てしまったこと。

 私は、つまらない(脚本が平板な)映画を観ると 途端に眠くなる癖がある 。今までジブリ作品でそんな状態になったことは一度もなかったので、その方が衝撃だった。ようするに今までのジブリ作品にあるドラマティックなストーリー展開がない。映画の前半30分でドラマの帰結が分ってしまうのだ。

 TVCMでは盛んに「 命を大切にしない奴は大嫌いだ! 」という台詞を流している。これは主人公の男の子が剣で悪人をなぎ倒すことを咎める言葉なのだが、その主人公は 冒頭で父親を殺してしまう 。しかし驚くべき事に、この重大な事件が映画の中では究明されず、主人公は最後まで大して葛藤せず映画は終わってしまう。 映画を象徴する大事な言葉が全く無消化に終わっている作品を私は初めて見た。

 「ゲド戦記」は長い長い物語であり、今回の映画はその中間部を映像化したものだというが、原作では「親殺し」はないとのこと。ということは宮崎吾朗監督はそこに大きな意味を持たせるためにあえて作品に挿入したはずだが、それが後半で全く処理されていないのは何故なのか。

 問題は他にも多数ある。映画の題名である「ゲド戦記」のゲドは今回の映画の主人公ではない。何故そうなのかという説明もない。更に原作を読んでいないと意味が分らない箇所が多すぎる。

イマジネーションは父親の比ではなく 、退屈で凡庸な演出が続き、絵もどことなく荒くなっていて盛上がらない。

 例のCMで使われている歌をうたう新人の子を重要な役回りに起用しているが、これが感情移入が出来ていなくて(素人だから当然だが) とにかく下手 。なぜ役者や声優を使わないのだろう。

 何よりも残念なのは、ジブリの(というよりも宮崎駿の)大胆なコマ割り(映画で云えばカメラワーク)がなく、従来の作品には必ずあった ハッとするようなシーンが全くないこと 。その点、改めて父親・宮崎駿の天才を再認識させられた。



 ジブリも大きくなりすぎたのかもしれない。「もののけ姫」までは宮崎駿の個人会社みたいなもので、「 仕事がなければ休めばいい 」というこのご時世に珍しく職人的な会社だった。ところが「もののけ姫」以降、ジブリ美術館を開館し、毎年大型作品を発表するようになった。

 アニメの制作現場は過酷で、アニメーターの賃金は低い。非常に高度な技術を要求されているのに多くの人手と手間暇が要求されるため、第一線で働く若手の賃金は低く、過酷な労働環境だ。

 その中で良心的な作品を提供するためには、資金力の豊富なジブリが安定的な経営を続けていくことが日本のアニメ界のためには必要だろう。それは分るのだが、今回のような作品を「ジブリブランド」で大キャンペーンを展開していったのでは、やがて客は離れてしまうのではないか。

 宮崎駿は嫌がっているだろうが、「ジブリ」はかのディズニーのように、多くの日本の親子にとって「信頼のブランド」になってしまった。この無形の「信頼」と多額の初期投資回収のため「商業的成功」を義務づけられたジレンマが、今後ジブリ作品をつまらなくしていくのではないかと危惧している。

 原作が長大なための映像化の難しさは理解できるが、それでも作品の評価はその上映時間内で判断される宿命を負っている。原作を読まなければ内容が分らない映画は、作品としては失敗作だ。そういう意味で今回の「ゲド戦記」は ジブリ初の壮大な失敗作だと思う



 今回の作品を観て、宮崎駿は引退を撤回し、次回作の構想を練り始めたらしい。それが危機感によるものかどうかは分らないが、私としてはもう一作「 ナウシカ 」の完結編か「 紅の豚 」のような彼本来の軽快なアクションを楽しめる作品をもう一本、作って欲しいと思っているのだが・・・




理屈抜きに楽しめる傑作です!
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最終更新日  2006年08月19日 17時02分24秒
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