Привет с России

【おろしや亭キンバ師匠と緑の歯磨き粉】



おろしや人は甘いモノが大好きだ。
コーヒーや紅茶に砂糖をドバドバ入れてかき混ぜ、その上小皿に取り分けたジャムやらハチミツを舐めたりパンに塗って食べている。他にもチョコレートだのキャンディーだのプリャーニキと呼ばれるロシア独特の菓子だの色々食べる。練乳に目がない人もまた多い。

だから歯も当然の如く悪くなる。

来日しているおろしや人と話したりして、彼らと少なからず交流のある方なら既に気付いておられるかと思うが、おろしや人は笑うとスゴい。何がスゴいのかというと、それは

前述の通り、甘いモノが大好きな国民なので 歯が所々抜けている 人がいるのだ。

おろしや国には歯医者が無いのか―? いや、ある。でもかなり旧式の治療法だから、日本の歯科医ならちょっと削って後は被せてしまう治療で済む歯もおろしや国の歯医者では「削る」「被せる」という作業を飛び越えて一気に抜歯という所にまで到達するのだ。

こう言ってしまうとおろしや国の歯医者の技術は最低だと言ってしまう事になる。彼らの名誉の為に言っておくが、決して被せてしまう治療を知らない訳ではない。実はちゃんとそういう治療も行なっているのだ。但し、そこはおろしや国、我々を喜ばせてくれる何かスパイスの様なモノが加味されている。

先程述べた通り、来日しているおろしや人を更によく観察してみてほしい。歯の綺麗な人も確かにいるのだが、ハハハー\(*^▽^*)ノと笑うとアレが見えてくる。そう、 チラリと見せる黄金 が。 さり気なくワンポイントにゴールドをあしらったゴージャスなおろしや人。 中には オール金のキンバさん もいる。だからと言って彼らが大富豪なのではない。ただ単に昔から歯に被せるのが金だった、ただそれだけだ。当然の事だがこの金は純度が低い。しかし国民の歯の治療に金を用いるとは、いかにも資源の豊富な国らしいではないか。時々日本人の中にもキンバさんがいるが、おろしや国の物の比ではない。ちなみにЮ者はサシバのおろしや人こそ見た事があるが、部分入れ歯のおろしや人はまだ見た事がナイ。まして総入れ歯のおろしや人なんて…。このように歯に被せる金属の材質や色の違い、そして治療法の違いというモノは実に興味深い。

またおろしや国の歯科医達は何でもかんでも引っこ抜きたがるのだが、削って治療するのはあまり好きではナイのだろうか?ルームメイトが歯医者に何度も通っていたが、毎回帰宅するとボヤいていた。検討違いな場所を削ろうとされたらしい。そっちの方が悪いカラと。正しい場所の治療もかなりいい加減に削っている。……どうやらこれは昔からの歯医者がそうなのであって、最近の若い人が開業した個人経営の歯医者ではまだまし…いや、満足のいく治療が望めるそうだ。その代わり治療費はべらぼうに高いが。先程のルームメイトもその様な新しい歯医者にチェンジしてみて、喜んで帰宅した。歯の土台部分をちゃんと残して悪い部分だけ丁寧に削ってくれ、型を取ってから数日後には金属を被せてもらった。これで一安心。

おろしや国を訪れようとお考えの方は、是非渡航前に歯の治療を済ませておく事をお勧めする。でなければ行った先でキンバさんの仲間入りを果たす事になるかもしれない……。


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【緑の歯磨き粉】

おろしや国を探訪した事のある方なら一度は見聞きした事があるかもしれない。
或いは実際に使った事があるだろうか。
緑色の歯磨き粉 - " Лесной  бальзам " - レスノーイ・バリザム


歯周病対策・予防歯磨き・・・と言えばいいだろうか。
ごく簡単な説明をすると、この歯磨き粉の中に含まれている針葉樹やモミの木から抽出したエキスや樫の木の樹皮などの成分がそれぞれバクテリアを退治して歯と歯茎の元気を取り戻してくれるのだそうだ。

数年前、ルームメイトのヴィクトリヤが市場でコレを売っていた店員に説明を聞き、試しにと買ってきて二人で使ってみた。なかなか良い。それ以来Ю者がウラジオを訪れる際に必ず購入するモノの一つとなっている。ちなみにこのシリーズは2~3種類出ているので、もしロシアに行く機会があれば一度買って試してみる事をオススメする。

それから旅行をするにあたって、もし歯磨き粉を買い忘れたり持って行く事を忘れてしまったら・・・そんな時は "塩" で磨けば良い。昔から歯槽膿漏によく効くと言うし、長く使えば研磨剤の含まれた現代の歯磨き粉よりも歯が白くなっていく。ついでに言えば塩は世界のどの家庭にもあるし、海でも手に入るもの。だから経済的でもあるのだ。塩も無ければ灰を使う事も可能のようだから、物資に困った時は試してみると良いかもしれない。

歯磨き粉


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