2013年09月21日
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Robert Fripp
Robert Fripp (Wikipedia)
日本生まれの音楽ジャンル
Progressive Rock
プログレッシブ・ロック
を聴いてみましょう!
第13回 【中級編】
秋の夜長の大作特集3

King Crimson
『Starless』

(1974)


さて今回も まだまだ暑い日が続く夏が過ぎようとする秋先に
暑さが再びぶり返すかの 永遠の不人気企画

コードネーム 『魚』 こと
『プログレッシブ・ロック』 特集 第13回 【中級編】 その3 をお送りします


今回はプログレの最右翼 キング・クリムゾンの名曲
『スターレス』 をご紹介します

なんか怖いタイトルですが めげずに お聴き頂ければ
『あれ?これって 昔の歌謡曲じゃん~』 と感じる事と思います


それでは、順番に聴いて行きましょう♪



△▼ △▼ △▼
King Crimson - Starless (1974)​
キング・クリムゾン - スターレス
12分16秒

収録アルバム『レッド』​

Robert Fripp 2
Robert Fripp (Wikipedia)


● ロバート・フリップ - Guitar & Mellotron
● ジョン・ウェットン - Bass & Vocal
● ビル・ブラッフォード - Drums & Percussions

ゲスト

● デヴィッド・クロス - Violin
● メル・コリンズ - Soprano Sax
● イアン・マクドナルド - Alto Sax
● ロビン・ミラー - Oboe
● マーク・チャリグ - Cornet
● リチャードパーマージェイムス - lyrics


前回のイエスが善玉 だとしたら コチラは 悪玉 という呼び名が相応しい
ギターのロバート・フィリップ率いる キング・クリムゾンの

第2期クリムゾン解散前のアルバムから
ラストを飾る 本曲を ご紹介します


何はともあれ、鑑賞してみますと分かりますが

エイジア の ジョン・ウェットン が唄う
メランコリックな陰鬱としたメロディーに
真っ暗闇の中に 星が一つ 輝いているような印象の
ストリングスの音が美しく響く

何処かで聴いたような耳に残るメロディーの
音楽の様に感じるかもしれません

これが発表された70年代の日本の音楽界は
音楽に対しての認識がまだまだ浅く

洋楽でヒット曲があれば直ぐ様日本の音楽に取り入れ
時には「パクリ」すら当たり前な風潮だった事で

マイナー調の流行歌がヒットしていた日本の歌謡界には
この「演歌調」とも言える本曲は日本人の感性に
ピッタリな所があり

本曲の要素は様々な形で
日本の音楽の中に還元されて行ったと言えます


という訳で、曲調が「暗い」という事を除けば、
前回紹介した イエスや ELP と比べて
日本人には馴染み安い音楽と言えるのかもしれません



さて、本曲は大きく分けると 4つのパートで構成されており


■1. 唄 がメインの バラードパート

■2. ギターがパターンを繰り返して徐々に盛り上がっていく
インストゥルメンタル・パート

■3. 激しいベースパターンをバックに
ホーン・セクションがジャズ系のアドリブ展開の
インター・プレイ・パート

■4. 怒涛のクライマックス の エンディングパート

で出来ています

本曲は前作『暗黒の世界』の時にジョン・ウェットンが作った楽曲で
フィリップとブラッフォードが嫌った事で一旦は収録が流れましたが

『レッド』制作時に
再三に渡る歌詞の変更とブラッフォード考案のインストパートを加えて
12分の演奏時間の大作となって復活します

本アルバムでクリムゾンが解散となる事に加えて
折しもプログレッシブ・ロックがニュー・ウェイヴのムーブメントによって
下火となる時期と重なった事からも

本曲の暗く叙情的な印象は図らずも
消えゆくプログレッシブ・ロックへの
「鎮魂歌」という様相を呈するものとなりました。


今までのクリムゾンなら曲名の次に 『インクルーディング』 と入れて
それぞれのパートに 名前を付け

エピタフ
including (a)理由なき行進 (b)明日又明日

クリムゾン・キングの宮殿
including (a)帰って来た魔女 (b)あやつり人形の踊り


という様に
なんとも仰々しいプログレ的な感じで曲の内訳をする所ですが

この表記はリーダーの ロバート・フィリップ が考案したもので

そういう特別感を出すための演出の他に

アルバム収録曲数も契約に入っていた
当時のレコード契約をクリアする為の苦肉の策として

こうして細かく曲を分けて「誤魔化した」というのが
本当の理由だったそうです

今回それをしていないのは、これまでの実績と
なが~い曲がロックファンに浸透したから
という事でしょう


△▼ △▼ △▼

このアルバムには他にも 印象的でラウドな表題曲が収録されております

King Crimson - Red (1974)​
キング・クリムゾン - レッド

King Crimson - Dour Festival 2003 (01)
(Wikipedia)


バンドがレッドゾーンに入って存続不能寸前という
非常に緊張感ある演奏が全てを物語っている様なナンバーで

一部では「余力で作られたメタルナンバー」と揶揄されながら
この時期のクリムゾンが到達した
荒々しさの中に構成美を感じる
非常に完成度の高いナンバーだと言えます


ではここで例によって、まったく興味の無い事を承知で
稀代のメンバー・チェンジ・バンドとしてはあの「レインボー」と肩を並べる

バンドの人事遍歴をご紹介します
​第1期 1作目1968


1968『クリムゾン・キングの宮殿』

メンバー
ロバート・フィリップ (Guitar)
グレッグ・レイク (Vocal & Bass)
イアン・マクドナルド (Keyboard, Saxphone, Mellotron,
Woodwind & Backing)
マイケル・ジャイルズ (Drums, percussion & Backing Vocal)
ピート・シンフィールド (Words and illumination, lyrics)


以前紹介しましたEL&Pの グレッグ・レイク が在籍した
クリムゾンの歴史中、最初の黄金期のラインナップとなります

マルチミュージシャンの イアン・マクドナルド の存在感を
アピールしたかったのか
レコードの表記にメンバーの使用楽器がやたら記入されるのが
このバンドの特徴でした

最後に書かれた ピート・シンフィールド はバンドの作詞家で
通常ならメンバー表記はしないのですが

ライブにも同行して照明を担当し
曲に合わせた 「ライトショウ」 を演出する事から

「illumination」 という謎めいた表記で
楽器を演奏しないメンバーとして名を連ねております

この様なメンバー紹介一つ取ってみても
あのビートルズの『アビーロード』を
チャートから引きずり下ろしたという触れ込みで
他のバンドとは別格を演出する様な

歴史に残るアルバムを制作したバンドゆえの
「プログレ的」アプローチだったと言えます。

第1期 2作目 1970

1970『ポセイドンのめざめ』

ロバート・フリップ - ギター、メロトロン
グレッグ・レイク - ボーカル
ゴードン・ハスケル - ボーカル
メル・コリンズ - サックス、フルート
マイケル・ジャイルズ - ドラムス
ピーター・ジャイルズ - ベース
キース・ティペット - ピアノ
ピート・シンフィールド - 作詞

本作は「第1期」としておりますが

実際には2作目の「ポセイドン」制作前に
ロバート・フィリップ、ピート・シンフィールド以外
メンバーは脱退しているので、

本来なら本作のメンバーは
2期のラインナップと言うべき所を

便宜上 フィリップとシンフィールド在籍時を
第一期としておりますのであしからず・・・



新たに キャメル のサックス奏者だった メル・コリンズ
ボーカルに ゴードン・ハスケル を起用しておりますが

既に脱退した イアン・マクドナルド 作の楽曲や
グレッグ・レイク マイケル・ジャイルズ の参加により
前作のサウンドを踏襲した内容となりました

この時ロバート・フィリップの頭にあったのは
世間が望む クリムゾンサウンドの再現 であり

前作とかぶる様な内容を敢えて狙った様な
その為の「セッション」という性質が強いアルバムでもありました

その為ロイヤリティーの問題でボーカルの ゴードン・ハスケル
後に軽く揉める事にもなるのでした


第1期 3作目 1970年

1970『リザード』

メンバー
ロバート・フリップ (Gu)
メル・コリンズ (Sax、Flute) 加入
ゴードン・ハスケル (Vocal & Bass) セッション?---脱退
アンディ・マカロック (Dr) 加入---脱退
ピート・シンフィールド (illumination, lyrics)

ゲスト
ジョン・アンダーソン(イエス) (Vo)
キース・ティペット - ピアノ、エレクトリックピアノ
マーク・チャリグ - コルネット
ニック・エヴァンス - トロンボーン
ロビン・ミラー - オーボエ、コーラングレ

リーダーのロバート・フィリップとピート・シンフィールド以外は
全員脱退した事で新メンバーを募り
「ポセイドン」で既にメンバーだったメル・コリンズ、
ゴードン・ハスケルに加え
前のバンドとの契約で前回合流出来なかった アンディ・マカロック
正式参加となった他

前回も参加した前衛ピアニストの キース・ティペット に加えて
キース・ティペットバンドのホーンセクションの参加により
メル・コリンズをフィーチャーしたホーン系ジャズ・ロックな面が
大きくなります

イエス ジョン・アンダーソン の参加は
ロバート・フィリップがイエスに誘われた事をきっかけに
実現したとされております

割りと知られた話ですが、
映画版 『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙編』 の挿入歌
『ビギニング』 は

ジョン・アンダーソンが唄う 『​ リザード ​』 にそっくりで
キング・クリムゾンの影響が当時のアニソンに見られるのも
興味深いものがあります


第1期 4作目 1971

1971『アイランズ』

ロバート・フリップ (Gu)
メル・コリンズ (Sax、Flute)---脱退---キャメル
ボズ・バレル (Vocal & Bass) 加入---脱退---バッド・カンパニー
イアン・ウォーレス (Dr) 加入---脱退
ピート・シンフィールド (illumination, lyrics)---脱退

キース・ティペット - ピアノ
マーク・チャリグ - コルネット
ハリー・ミラー - ダブルベース
ロビン・ミラー - オーボエ
ポーリナ・ルーカス - ソプラノ・ボーカル

前作『リザード』のツアー前に
ゴードン・ハスケル アンディ・マカロック の脱退に遭い

急遽ボーカル、ベースのボズ・バレル、ドラムのイアン・ウォーレスを
新メンバーに迎えて
当初の計画より半年遅れてツアーが決行されます

本作はその合間を縫う様に制作された為か
ワンコードでジャムセッションを重ねた
ジャズ・ロックサウンドがメインとなり

「リザード」同様の大人数でのセッションでありながら
肉厚のシンフォニックサウンドは鳴りを潜めて
前作までは存在していたクリムゾンサウンドは消失し

代わりに隙間を感じる程の緩急の大きなサウンドで
巨大なダイナミズムに向かって雪崩落ちていく様な

フィリップが言う所の「反動で思いつくままに制作された」と述べる通り
激情を叩きつける様なロックサウンドになっている所が

大きな特徴と言えます

しかし本作のリリース後ピート・シンフィールドが解雇され
他のメンバーとの対立からバンドは解散となり

フィリップ、シンフィールドのユニットでもあった前期クリムゾンは
これで消滅します


​​​
第2期 1作目 1973

1973『太陽と旋律』


ロバート・フリップ (Guitar, Mellotron, Devices & Electric piano)
ジョン・ウェットン (Vocal, Bass & Piano) 加入---UK---エイジア
ビル・ブラッフォード (Drums) 加入---UK---復帰
デヴィッド・クロス (Violin, Viola, Flute) 加入---脱退
ジェイミー・ミューア (Percussions) 加入---脱退---出家!!!

契約が残っていた「アイランズ」でのメンバーとのツアーを最期に
解散を決めたフィリップでしたが

『危機』制作中脱退を決めたイエスのドラマー
ビル・ブラッフォード を引き抜き
旧友の ジョン・ウェットン をボーカル・ベースに迎えて
クリムゾン再結成をします

アルバムごとにメンバーを変えながらも
シンフォニックなジャズ・ロックサウンドを継続させてきた
クリムゾンでしたが

ロックでは余り耳にしないバイオリンを導入して
「アイランズ」で片鱗を見せた緩急ある即興演奏を発展させた
静と動のあるヘビーロックなアプローチで新たなサウンドを拡げて

新生クリムゾンを立ち上げます

その一作目となった『太陽と戦慄』では
構成されたパートを各メンバーでコラージュをする様に
楽曲を組み上げる実験的な方法で
これまでに無い全編に緊張感溢れる演奏が聴かれる様になり

一般的なキングクリムゾンのイメージとなるサウンドが
本作で確立される事になりますが

ここでパーカッションのジェイミー・ミューアの脱退に遭い
その後も一作ごとにメンバーが脱退するクリムゾンの歴史は
繰り返されるのでした

因みに脱退理由は「仏門入り」という
70年代らしい謎めいた理由もプログレ的と言えますw


第2期2作目

1974『暗黒の世界』

続く『暗黒の世界』では、ツアー先で録音された
ライブ特有の空気感でのインタープレイを
更にスタジオで手を加えて仕上げる
ハイブリッドな手法で制作された異色作となりました

ここでもデヴィッド・クロスの脱退に遭い
遂にクリムゾンはトリオとなるのでした


第2期 3作目

1974『レッド』

そして アルバム 『レッド』 では
脱退した デヴィッド・クロス に加え
メル・コリンズ、イアン・マクドナルド の旧メンバーのゲスト参加で

有終の美を飾るかの様にバンドは解散します

​​​


第3期 1981-1984

『ディシプリン』

『ビート』

『スリー・オブ・ア・パーフェクト・ペアー』


● ロバート・フリップ (Guitar)
● エイドリアン・ブリュー (GuitarVocal)
● トニー・レヴィン (Bass & Stick Bass)
● ビル・ブラッフォード (Drums) 復帰


しかし、何故か 80年に入って
『クリムゾンと名乗るとお金が儲かるから』 という理由で
ロバート・フィリップはクリムゾンを復活させます

ここではヘビーロックなアプローチを捨て
ツインギターで ニューウェーブ系アプローチの 楽曲を
制作していきます



キング・クリムゾンは誰のプレイにも似ていない
唯一無ニ のサウンドを持つバンドであり

叙情的なメロディーから ラウドな作品までカバーする
天才ミュージシャンロバート・フィリップのユニットでもあり

ロバート・フィリップの独特の感性が時代に投影された
その時代の「暗黒」の面を見る様な

今で言う「世界系」で「ダークファンタジー」なサウンドが特徴の
バンドだと言えます

それに加えてロバート・フィリップが描く
エンタテインメント性を常に考慮し
その為には時には人を切る事も辞さない冷徹な面を持つ
「商売人」という側面を持つ

ユニークな音楽ユニットでもあります

リーダーのロバート・フィリップはヘビーなギターサウンドを演奏しながら
学者の様な面持ちの静かな佇まいで終始椅子に座って演奏する所から
ロックファンの中では「教授」の異名で語られる事があり

様々な語録を持ちそのどれもが 難しい単語を多用するという
稀代の変人としても通っておりますが

インタビューなどを見ておりますと傾倒している事柄なども
精神世界を思わせる言動が多いことから

エヴァンゲリオンの監督 庵野秀明 と通じる所があり

激しくメンバーチェンジを繰り返すのも、音楽性の問題からと言うよりは
庵野監督同様に 己を知るという身を削る様な探究心が
そうさせる様な印象があります

そうして考えてみますと

フィリップの小難しい言葉遣いも「世界系」の世界観を体感させる様に
クリムゾンのギタリストを演じて周りを愉しませようとする

音楽同様にエンタテイメントを常に考えたゆえの
リップサービスの一貫という事なのかもしれません



△▼ △▼ △▼

というわけで いかがでしたでしょうか。

次回は 『ジェネシス』 をご紹介する予定です

次回も最後まで鑑賞出来ますでしょうか ごきげんよう。


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最終更新日  2023年04月28日 11時35分08秒
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