2014年01月17日
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娘を奪還する元CIAエージェント!ハイブリッドな一作
No.17 【初心者用】
沈黙の聖戦

BELLY OF THE BEAST


■ 監督 チン・シウトン
■ 出演 :スティーヴン・セガール、バイロン・マン、ヴィンセント・リオッタ



新年も 3週過ぎた所で 今年最初の映画レビューは
まさかの コレ をお見舞い致します(笑)

今年も例によって  月一度の お茶濁し と称する所を
年に12回の 三河湾赤潮 と 過大描写 して参りますので

宜しくお願いします

・・・スティーブン・セガール作品一挙レビュー!

その16回目

それでは今回も始めましょう


-STORY-

元CIA捜査官ジェイクの娘ジェシカが、タイを旅行中、テロリスト組織によって誘拐された。

一味はジェシカと上院議員の娘を人質に取り、1週間以内に仲間全員の釈放を米政府へ要求する。
それを知ったジェイクは自ら娘たちを救い出すため、単独でタイへと向かう。

かつての仲間たちの協力で組織へ接近するジェイクだったが、
やがてこの事件の背後にCIAをも巻き込んだ巨大な陰謀の存在を突き止める…。


-解説-

前回ご紹介した作品を

娘がさわられた元CIAエージェエントを描いた
『96時間』 の2年前に制作された 元祖奪還シリーズの面目躍如な作品という

厚顔無恥 な切り口で評した事は記憶に新しいと思いますが

奇しくも本作も同じプロットで制作され
正に ハイブリッド年度宣言にマッチする ハイブリッドなレビューとなりました



今回セガールが叩きのめすのは 上院議員の娘と共に セガールの娘を誘拐した
悪漢一味です


実は今回初心者向けとしたのも

初めてのアフリカ旅行で テント仕立てのホテルにビクつきながら宿泊し
夜中に猛獣の代わりに現れた マッタリとした巨漢の不思議くんを観察する様な

よりも 観るのは どうでしょう というセガール映画中

香港ワイヤーアクションの第一人者と言われ
手がけた作品が

チャウ・シンチー主演 『少林サッカー』
ジョン・ウー監督作 『男たちの挽歌2』
チャン・イーモウ監督作 『LOVERS』 という

香港映画ファンなら誰もが知る 武術指導者であり
映画監督でもある チン・シウトン が メガホンを取った本作は

餅酒餅おせち餅餅 だった正月休みに腰回りに付いた肉が落ちない
鬼の様な餅太りの親日派な主人公が

巨体にムチ打ちワイヤーで引きずられトロッコで練り歩き
全盛期のキレの良いカンフー部分は スタントマンの吹き替えで乗り切った

全編見応えあるカンフーアクション巨編に仕上がっておりますので

初心者には 思わぬ本格的香港ノワールに胸踊り
プロには 思わぬ肩透かしにもんどり打つ一作という

長年微妙な立ち位置にある作品として知られております(※知られておりません)


又本作は 前回紹介した作品で元CIAの職員を演じた ヴィンセント・リオッタが
タイのクラブのオーナー役を演じており

セガールの元同僚のスンティー役の日本語版吹き替えを
『24 -TWENTY FOUR-』ジャック・バウアーの熱演でお馴染みの

小山(バウワー)力也 氏が担当している事もあり

カンフー、ヴィンセント、バウワー、セガール と
スシロー、ドトール、マクドナルド、びっくりドンキー と

様々な要素が含まれた正に ハイブリッドな一作 と言える内容になっております



10年前、タイの任務で 相棒のバウワーが民間人を誤射した一件以来
CIAを退職したセガールは

クライアントに依頼されたミッションをこなすエージェントして
要人宅に潜入し 極秘データーを回収するなどの 秘密任務に勤しむ日々を送っていました


起業家の邸宅に 警護の眼を盗み忍び込み
忍者の様に2階に ヒュ~ンと飛び移っては

部屋を物色し 目当てのディスクを手に入れ
低い造りの窓から姿を観られない様に スス~ッツっとスライディングをして

行き掛けの駄賃に 冷蔵庫からミネラルウォーターを頂いて去って行く余裕を見せる
華麗なるスパイ活動を見せ付けますが

途中 明らかにスタッフ一同で 浜に打ち上げられたトドでも引きずる様な
不自然なスライディングや

屋根に飛び移った後の鬼の様なドヤ顔のセガールとは
明らかに体格が違う吹き替えのスタントマンなど

ファンであれば 見なかった事にしたい見どころも多く

奈良の西大寺でこの時期行われる鎌倉時代から催されている茶儀
新春大茶盛式で使用される直径30cm以上もある大茶碗になみなみとお茶を点て

ストロー代わりに水道管で一気に吸い上げた後
大茶碗をヘルメットにして頭に被って 境内の大黒柱で叩き割る

鬼の作法を見せ付けるセガール映画にしては

フジパン『大福みたいなホイップアンパン珈琲』の
ホイップから珈琲を分離し

『大福みたいなホイップアンパンだった珈琲』になって
大福はおろか もはやアンパンですら無くなっている程には

難しく無い内容になっております


セガールの娘は 上院議員の娘とタイ旅行に行った先で
アブ・カラフを名乗るイスラム過激派達に拉致され

程なくCIAの職員経由でセガールの知る所となります


単身、苦い経験のあるタイに飛んだセガールでしたが
待ち受ける様に族に襲われます


セガールの関与を阻止する何者かが手を回した感があり 言うなれば

カカオ43%でビターと言い張る 『森永ビターチョコレート』 が
60gから55gに減っていた事を危惧し

『森永カレ・ド・ショコラ<ベネズエラ・ビター>カカオ50%』 を
5g食べればカカオ93%だと、何もかもが間違った手を回した感があり

セガールにベネズエラごと大西洋へ投げ飛ばされる様なものでしょう

実際はワイヤーアクションを多用した本格的カンフーアクションシーンの連続で
悪漢達は いつもより蚊トンボの様に吹っ飛ばされ 腕をへし折られますので

苦いと言うよりは

アメリカのマクドナルド ご当地限定商品の
マックシェイクにホイップを載せマラスキーノ・チェリーを載せる

一口クチにしたとたん南極大陸から火星の果てまで頭のてっぺんが伸びて行きそうな
激しい甘さに例えた方が マッチした場面と言えるでしょう



取り逃がした一味の一人は 北大路欣也似の男に睨まれたとたん
謎の死を遂げる事で 手がかりが途切れてしまいます

セガールはかつて知ったるタイの街で孤独な捜査を強いられ
娘の安否を案じながら 眠れる夜を過ごす

小芝居を演じ

流麗な演出が転じて思わぬ突っ込み所に変貌する
セガール映画名物 『鬼のミラクル』を観る事が出来ます


今はタイの僧侶となったバウワーが
アブ・カラフを取引相手に持つフランスの武器商人の情報を手に入れると共に

セガールへの協力を打診します


ここまでの流れは 本格アクション映画として十分オススメ出来る内容に思いますが
セガール映画【プロ】的には 何か足りない

プールが火事になり 水を撒く様な、

デカ過ぎて汁を全部吸ってしまう
丸亀製麺の うどんのかき揚げの様な、

強烈な台無し感を台無しにする デフレ台無し感 があります


ヴィンセント・リオッタ演じる 元CIAのクラブのオーナー フィッチの店に訪れ
情報集めを試みますが 不発に終わりますが

その後フィッチの言う事を真に受けるなという店のホステスの女性に助言を受け
セガールはその女性に協力を仰ぎ フィッチの事務所の家探しを依頼します

程なくしてフィッチの事務所に アブ・カラフとの取引のファックスが届き
その情報を得たセガール達は

アブ・カラフに繋がる唯一の手がかりを抑えるため
取引が行われるというサンコン駅の貨物置き場へ急行します



銃器を持った手下達が見張りに立つ騒然とした中
アブ・カラフ一掃を目的とするタイ警察の捜査員と鉢合わせし

一党が殺されては 娘の救出の手がかりが途絶えるとして
ココでセガールは タイ警察に銃口を向ける暴挙に出ます


双方相撃つ中にセガールが加わり 修羅場と化し
ポテトの中にチーズが加わり『クラシックフライ with チーズ』と化し

一部ネットで不味いと不評のマクドナルド新商品の様な状態になりますが

チーズにしては 南極で氷の塊をポテトで叩き割る様なセガール映画なので
どちらかと言えば 香港映画で見た事がある場面のオンパレードとなり

セガールに至っては 『男たちの挽歌』の一場面の様に
トロッコに横たわり移動しながら敵を撃ち殺す

華麗なるスタントをこなす 見所を作ります


『男たちの挽歌』の名場面を再現したにしては

青森ねぶたが街を練り歩きながら 殺虫剤でも撒く様に悪漢を駆除する
コートを着ていない 鬼の様なチョウ・ユンファがトロッコに横たわっている

イースターのモアイ像の様な印象があり ファンをホットさせます

この後は将棋顔した将軍とCIAエージェントのきな臭い繋がりや
元CIAのフィッチとの意外な関係など

セガール映画らしからぬ よく出来た陰謀渦まくどんでん返しや
将棋将軍との対決や バウワーとの熱い友情など

男度の高いクライマックスが待っておりますので それを確認なさりたい方は

鑑賞は自己責任でw


★★★ 楽天エンタメナビ レビュー ★★★

カンフー、アクション、ハイブリッドな一作

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最終更新日  2015年04月17日 20時36分45秒
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